あの薩長同盟が、閑散とした廊下で、
桂さん、西郷さん、坂本龍馬の三人だけで結ばれたとは知らなかったよ！
＜文＞
若様の子守歌が孟子ですか
今でいうディズニー英語ですね
パタリロ殿下は経済本の朗読が子守歌だったけど
「孟子を暗唱できるアタシ」アピールに見えるわ、末期だ
独眼竜正宗では、勉強は男の守役が担ってたんだけど、
長州の毛利さまでは、女の守役にすべてを任せるんですか、そうですか
小姓をつける話を聞いて、顔を顰めている文ちゃん
戦が始まる不安かと思ったけど、
銀姫の乳母が戦を不安がってたら「何この人」って顔してるから
自分以外が若に仕えるのが嫌なのかな
奥で噂のお客人・高杉と対等に話せる私アピール
幼名で呼ばれるくらい仲良しなのって、見せたかった？
でも、政治的話の場に、若は連れてこないのがマナーじゃない？
そもそも女が政治に口出ししないのがルールじゃ？
参加するにしても、せめて、政治の話が終わってから、お茶とお菓子で和やかになってからでしょ
文がいないところでは、重要な話が進められない大河ルールが辛いね
殿たちの前でも充分不遜でしたが、
長州を復権させて、生き延びるための高杉の策に対し
「仲間が死んだことを忘れたの！？」って
彼らを犬死ににしないために、頑張ってんじゃん
それとも、寅兄と久坂は志途中で死んだのに、
なんであんたはのうのうと生きてんのよ！ ってこと？
文ちゃんの「志を全うする」は「死してもなお怨み忘れず」ってこと？
伊之助さんから椋梨さまの名前を聞いて、条件反射的ふくれ面
椋梨さまはステキだよ
自分に敵対する人を殺してきたことを伊之助さんに問い質され、
お前は同じことをするな、自分一人だけ罰しろって言えるんだもの
「許すことで相手の道が見え、一歩前へ踏み出せる」
って伊之助さんの考えを聞いても、唇を尖らせてる
……これは演技指導の問題ですね
「だってアタシが嫌なんだもん！」みたいなクレーマーに成り下がってるわ
つーか、文ちゃんの好き嫌いで、
どこと同盟を組むとか、どんな策を取るかが決まるの？
ばんばん文が届くし、面会も来るし、奥の中でも特別扱いでしょ
しかも、外との接触が多いのに、外交機密は教えてもらえるし、
長州を諜報したいなら、文ちゃんに取り入ればいいよ！
「松陰先生の外遊時に親交を深めました！」とでも言えば、
ほいほい信用してくれるよ！
だって、実家への手紙に小姓選定のことを書くくらいだもん
あれで杉家の人が「うちの文がお小姓を～」と喋ったら、
杉家には付け届けがわんさか届いていることでしょう
若殿から意見を求められば、家族と喋るような口調で話し、
家族の話を持ち出しても無礼と言われず、
政策を左右するまで奥で権勢をふるってるなら、そう描写してよ
若様の守役はいいとして、
乳母も身の回りのことをする下女もいなくてどうするの？
文ちゃんは母乳が出ないし、おむつを替えるときとか、
文ちゃんが離れたら、若様が一人にされちゃうの？
危険だな、早急に小姓をつけなきゃ！！！
つか、小姓の選定って、
若殿や大殿の側近たちが、藩内の力関係や学問所での評判から
絞り込んでいくんじゃないの？
奥から出られない（建前上）文たちに決めろって、無茶だ
＜伊之助さん＞
文がいないのに、坂本龍馬との話が進んでる！！！
薩摩に対する長州の感情を持ち出したら、
龍馬から久坂の遺志を持ち出されたよ
けどさ、この話の中では龍馬は文と会っただけで、
久坂とは会ってないんじゃないっけ
文に尋ねても、「久坂が！」で終わるのがわかってるのに
どうして文を訪ねてくるのか、理由がわからん
理由があるとすれば「文に会いたい」だけ
家には健気で常識人の寿ちゃんと息子たちがいるのに、
妻の妹に会ってる時間の方が、妻に会うより多いんじゃない？
いくら後には後妻にするからって、今からこんな演出じゃ、
寿ちゃん生前から不倫関係にあったように見えるわ
＜坂本龍馬＞
役者の年齢と龍馬の年齢がどうのこうのは置いておいて、
この人は、武器商人だもんな
薩長の間で武器売買の仲介をして儲けたい
だから、薩長同盟が成立して、薩摩が軍艦を買い、
長州がミニエー銃を買ってくれれば、大儲け
戦になって、幕府軍も銃を買ってくれたら、また儲かる
それくらいの人として見るには、ちょうどいい龍馬の描き方だった
＜桂さん＞
綺麗な桂さんを久々に見たよ！
プライドが高くて、頭が固いように見えるけど、
諜報活動が上手なんだよね～
上手な諜報活動を、京都でも堪能したかった
龍馬には怒って見せて、陰では薩摩の動向を探る
同盟のために、相手に米を送るのも、伊之助さんと打ち合わせ済みだろうね
唯一、文ちゃんに媚びなかった人でもある
何より、この画面の中では一番所作が美しいよ、ヒガシ！！！
