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カテゴリ:見た番組のこと
四月第一週が終了し、朝ドラも子役一週目終了 「なつぞら」 未来のアニメーターが主人公だけあって、OPは全編アニメ クマ、エゾジカ、ウサギ、キタキツネとなっちゃんが飛び跳ねてますが まるで日曜の子供名作劇場っぽい仕上がりです ストーリーは戦争孤児のなっちゃんが、父の戦友に引き取られて 北海道で酪農をしながら暮らし始めたところです なっちゃんを引き取った柴田家はぼんやり優しいおじさんと美人でしっかり情に厚いおばさん 変わり者で偏屈な開拓一世のお爺さん、子供達が三人 草刈正雄のお爺さんは、濃い顔とテンガロンハットもあいまって、まるで西部開拓者 いつ、馬に乗って、投げ縄を放つのかと思うほどで、中身はアルムおんじです なっちゃんに同情して、甘やかすではなく、仕事を与えて、柴田家にいる理由を作り しぼりたての牛乳と卵で、アイスクリームを作って、労働の結果も教えたいい人 いい人なのに口が悪くて、周りに誤解されてしまうところも 自分の孫には冷たいのに、なっちゃんにはデレてしまうところも、アルムおんじw 主人公のなっちゃんも、最初はわざとらしい演技の子役だな~と思ったけども、 浮浪児としてしたたかに媚びて騙して生き抜くために身につけた演技を演じているわかると 意味のあるわざとらしさだったんだと納得です 可愛い子なのに、ほっかむりした顔をネットで「オカリナちゃん」と目にしてから オカリナちゃんにしか見えなくなって、もう……そっくりだわ 引き取られた家にいる同じ年のお嬢さんが、復員してきた父に甘える間もなく いきなり現われて両親の関心を引っさらったなっちゃんに嫉妬するのも自然で このまま同情を強要されて、このまま意地悪イライザポジションになるのかなと思ったら ちゃんとお父さんに話をされて、受け入れることにした流れがよかったです 何よりお父さんがなっちゃんを引き取った理由が、可哀想だからではなく 同い年の娘がいて、なっちゃんを見捨てたらお父さんが後悔するから、と言えたのがいい たしかに、引き取らずに北海道に戻って、なっちゃんと同い年の娘が笑い、食べ、遊んでいる姿を見れば 東京で孤児院にいるなっちゃんはどうしているだろうかと、いつまでも心に引っかかるだろうからね このあたり、脚本家の大森さんらしい持っていき方です 舞台が北海道なので、NACSが出演しているんですよね 牧場の手伝いをしてるのが音尾さん なっちゃんが憧れる天陽くんのお父さんが戸次さん お爺ちゃんの昔馴染みの菓子屋の職人がヤスケンさん もー、ヤスケンさんが初回で脱がないかドキドキでした ま、これからも出てくるようなので、いつヤスケンさんが脱ぐかドキワクです(脱がない?) これで大泉さんも出ればなぁ~~~~ 子役時代はよかったのに、大人になったら……とならなければいいのですが…… てるてる家族の大森さんが脚本なので、いい感じに落としてくれることを期待します で、BSで始まった過去の朝ドラ再放送 今回は「おしん」!!!! 小林綾子さんの演技が有名ですけど、私が昔見たのは小林綾子編だけを編集したものだったようです 乙羽信子さんの演ずる現代と小林綾子さんの過去がこんなに入り交じっているとは思わなかったし 現代の人間関係も結構ドロドロしていて、さすが橋田壽賀子先生! たった数話で、現代の息子や娘、嫁、孫の人間関係が芳しくないことがよくわかった 過去の極貧生活も本当に極貧で、小林綾子ちゃんの名演技に思わず引き込まれてしまいました こんなの朝から見せられたら、一日仕事になりませんわ~ 貧乏と知らずにバクバクご飯を食べる無邪気さと、お祖母ちゃんの体を気遣ういじらしさ、 食事を減らすお祖母ちゃんと腹の子を流そうとするお母さんの真意を知って 自分が出稼ぎに行けば家族が助かると悟って出稼ぎに行くおしんの健気さに、自然と涙が出てきます 昔は、お父さんは意地悪だと思っていたけど、そうするしかなかったと今ならわかるし、 腹の子を流してでも、おしんを手元に置きたいお母さんの気持ちや 自分が食べずに死んでも、孫を出稼ぎにやりたくないお祖母ちゃんの気持ちも、今ならわかる 「おしん」は、必死に働いて、会社を成功させたおしんが過去を振り返る旅に出て、 孫に自分の過去を話して聞かせるという構成だったんですね 覚えているのは、子守奉公で辛い目にあう小林綾子ばかりでしたが ちゃんと田中裕子編も乙羽信子編も見ます あらすじをざっと読んだだけでも、かなりドロドロで情報満載なので、心してかからねば お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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