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カテゴリ:大河ドラマ
世界どころか、国内のニュースを知るには、活動写真だったんですね 活動写真がなかったら、遠い異国で行われたオリンピックの状況なんかわからない 学生たちだけでなく、永井先生も映画館に行って、必死に食い入るように見てる 敗退のニュースだけ知ってるけど、その途中はわからないもの 今みたいに全行程を撮影できるわけじゃないし、 画像も粗いから、どれが四三と弥彦なのかもわからないわ 出場してた二人だけが、「これはこのとき!」「あそこに自分が!」とわかるし 自分がそこにいた確かな記録が残っていてよかった <四三> 出発するときは万歳三唱で大勢に見送られ、みんな一緒だったのに 帰ってくるときは単身、出迎えもごく少数 明治天皇崩御、大正天皇即位の直後だもの、大騒ぎはできないよね 帰ってきてみたら、出発前と世の中が様変わりしてるわ 同じ時間を過ごしたのは弥彦だけで、弥彦以外とは記憶の共有はできないわ 記録映画でも、一瞬だわ やり投げの槍、砲丸投げの砲丸を持って帰ってきたり、 日本に知られていない競技を知らしめる使命も忘れていないし、 負けた要因も数々あれども、当日の天気や道の状態なんて現地じゃないとわからないもんね 今のように、世界中の大都市が完全にアスファルト舗装されているわけじゃないし 石畳と未舗装路、森の中の道が混在していたら、選手の足への負担もさぞかし大きかったでしょう 四年後のベルリンオリンピックに向けて、着々と準備を進める四三 独自の電信柱練習法か永井先生の肋木か、究極の選択! しかも、二階堂先生の代役で全国を回れって、トレーニング時間が取れないじゃん つか、永井先生は四三の競技者人生は終わったと思ってるよね 世界を経験した選手は貴重なのに、その貴重さが理解されないなんて可哀想だわ たった数ヶ月、海外に行ってただけで、世相も世論も変わってしまって プチ浦島太郎状態の四三と弥彦 ここが本当に自分たちの国なのか、夢の中なのか不安になって、 二人で活動写真を見て、自分たちが過ごした時間を再確認する流れが泣けました <二階堂> あー…… 男社会に乗り込んで行くんだから、強烈な個性と気の強さがいるけど この人は自分の思想以上に、永井先生に傾倒したミニ永井だ これからもずっと出てきて、ワーワーうるさいのかと思ったら、 すぐに留学してくれてホッとした <永井先生> 嘉納治五郎先生と大森先生がいない間に、権力を手中に収めて 肋木一辺倒の体育振興会を作り上げた強烈な手腕は凄い 基本的な体格を作るために、肋木が必要なのはわかるけど、 それをどう使うかの指導もしないと…… 競技は遊技に位置づけてるみたいだし、ボディビルダー養成が目的? 戦争も近いし、立派な兵士を育てる命令が下ってるのかなぁ <可児先生> 嘉納治五郎先生がいない間、借金取りの対応に追われて、窓から飛び降りたw でも、ただの頼りなくて駄目な先生じゃない 四ヶ月の間に、中当てを導入してました! まだこの頃は、外の人が中の人を当てるだけの「中当て」 これが洗練されてドッチボールになっていくのかぁ…… 最初は反射神経と敏捷性を養うための運動が、小学生の一般的な遊びにまで普及しましたよ! <実次兄ちゃん> 達筆だわ~ 今は貧乏農家だけど、元は造り酒屋だもんね 実次兄ちゃんはちゃんと学問を修めたんだろうな~ みんなは四三を労い、褒めそやしてくれるけど、 実次兄ちゃんだけはビシッと叱ってくれた 誰かが言わないとダメだし、二階堂じゃダメで、これはやっぱり実次兄ちゃんの仕事 実次兄ちゃんが怖くて帰ってきて、開口一番謝ったら 「わかっとる! 何も言うな!」で終了~ 済んだことはしょうがない、帰ってきたからめでたい! そうそう、悪いようにはしない、黙ってついてこい、これはヤバい徴候 実次兄ちゃんの頭の中で、すべて決まってるから、それに従えという意味 それが、出てきたのがスヤさんとの見合いってw 膳を持った人たちも乱入してきて、完全に外堀埋めてかかる兄ちゃん、ステキ! そして何がどうなってるかわからないのに、 「続きは来週」と言っちゃう大竹しのぶ、そんなのあり!? <弥彦> オリンピックで敗退して、欧州視察と語学研修を経て帰ってきたら みんながTNGで出迎えてくれたけど、もう仲間はTNGでなくなってた もう30才を越えて、明治も終わり、野球害悪論が出て、TNGも終了 日本を離れていた数ヶ月で元号が変わり、大きく世論が変わったんですね 進んだ西欧諸国を見てきただけに、納得できない弥彦だけど 銀行員になる決意とスポーツを愛する心を両立させるために、 銀行のサンフランシスコ支店に、兄のコネで行くというスペシャル技を繰り出してきました このスペシャル技に感銘をうけて、TNGが最後に戻ってきたよ! <志ん生> 今の志ん生は、座布団の向きがわからない五りんを叱るほど高座にも慣れてますが 明治の志ん生は、円喬に睨まれた蛙状態 「ふらがある」と師匠に言われたけれど、 師匠が説明してる最中に、肝心の「ふら」の部分が蒸気機関車の音で掻き消えたw どさ回りに行けと言われた理由が、冨久をしくじっただけかと思ったら、 師匠の湯飲みを割ったのはまだしも、師匠の扇子や煙管を質屋に入れたって そりゃぁ、お払い箱にされてもしょうがないわ でも、小円朝に朝太を貸す師匠の気持ちがね 見送りに来てくれただけでなく、高級煙草三箱の選別より 小円朝によろしく頼むと言ってくれたのが、大事な弟子だと言ってくれたのが 何より嬉しいよなぁ~~~~~ 一緒にどさ回りする万朝は、柄本弟だ! なんかこう……胡散臭い役にハマる人だわ 柄本兄は朝ドラで学校の先生やってるし 頑張ってるな~、柄本兄弟 <紀行> 夏は水泳、冬はマラソンという風習は、東京師範学校発祥ですか! 冬のマラソン、きついんだよね~ 先生は「走れば温かくなる」と言うけど、そこまでが寒い どうせ暑くなるからと、半袖短パンでスタートするから辛い 夏に走ったら確実に熱中症で倒れるからしょうがないんだけどね ドッチボールが欧州では廃れてるのは、聞いたことがある 視察に来たあちらの人が、男女混合で試合をしてるのを見て、驚いたと聞いた 男女混合だと女子が不利じゃないか! と言ってたのに、 目の前で女子がバンバン男子に当てて外に出すから、黙ってしまったらしいです 小学生なんて、男子より女子の方が体格も力も勝ってるから 男子vs女子でも、女子チームが勝ったりするんだよな~ 運動好きの若い男性教諭が担任の時、先生vs生徒でも試合が成立してたな~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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