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2024.06.25
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カテゴリ:雑事


及川光博さんのことは

好き で 愛おしい

川島如恵留さんのことは

好き で 大切

何が違うのか、どう違うのか

決してミッチーさんが大切じゃないわけじゃないけど
大切に見守る存在ではなくて
先を歩くミッチーさんの後ろをワイワイ言いながらついて行っているイメージ
ミッチーさんには確固とした信念と哲学、美学があって
及川光博という透明な着ぐるみを着て
自分が理想とする「及川光博」をずっと演じているし
お芝居の仕事になると、その「及川光博」というガワを捨てて
監督やプロデューサーが求める姿に着替えるプロフェッショナル
カットがかかると自分の演技を確認もしないらしい
「だって、監督がそれでいいと思ったらそれでいいんだから」
役者としては何にでもなれる透明な存在でもあるところもたまらなく好き

その一方で、例えばベイベーたちを引き連れてピクニックに行ったとして
格好よくエスコートして、道中の名所の説明もばっちりなのに、
池のほとりを時計回り反時計回りどっちに行くかなんてどうでもいいところで迷ったり、
段差を踏み外して転んだりして、
照れ隠しにやたら格好つけたり、親父ギャグを飛ばしたりする姿が容易に目に浮かぶ
そんなときに「もーーー!」と突っ込んでも許されるくらい相思相愛感があるし(完全勘違い)
次にミッチーさんが言いそうな事、やりそうな事を8割くらい言い当てられる自信もある
だってもう20年近くの付き合いだから(ベイベーとして)
ミッチーさんが繰り出す過去エピソードを聞いても
「あぁ、それ、唐沢兄貴との話だよね」
「あ、そっちは相棒撮影時のエピだね」
とわかるくらい、いろんな話を聞いてきた
だから、54歳のミッチーさんには悪いけど
愛おしいんだ
可愛いんだ
「可愛い」と言われて「可愛くない!」
とプンスコするミッチーさんが可愛いし
「可愛いって愛おしいって言う意味なんだね!」
と目をキラッキラさせて納得するミッチーさんが愛おしいんだ

一方の川島如恵留さん

この人は対ミッチーさんとはちょっと違う

おそらく固い信念があるんだろう
彼なりの哲学や美学があるんだろう
自分なりの「川島如恵留像」があるんだろう
けど、それらの信念やイメージはTravis Japanのメンバー(主に元太)によって壊されて
素のように思われる顔が垣間見える
演技のお仕事は子役時代を除けば、今回の舞台が初めてみたいなもので
監督やプロデューサーの求めに応じて、臨機応変に変える力もあるだろう

けど、すべてが未知数
まだ29歳、今年で30歳だからね
まだまだ未熟
今、彼が持っている哲学や美学が
これからたくさんの出会いと別れで、どう変わるかわからない

彼自身も、自分がどうなるかわからなくて
何者かになりたくて必死に足掻いているような気がする

形が定まらない、たくさんの可能性を秘めているだけに
これから出会う人の影響を受けて、彼は変わっていくと思う

まるでミッチーさんが美輪明宏さんや忌野清志郎さん、唐沢寿明さん、
その他、たくさんの人と出会って、たくさんの言葉をもらって、
今のミッチーさんを作ったように

その危うさを秘めた変貌を固唾を飲んで見守っている最中

もしかしたら20年後、今と何も変わらない「川島如恵留」がいるかもしれない
まったく別人のようになった「川島如恵留」がいるかもしれない
いくつもの仮面を使い分ける「川島如恵留」がいるかもしれない



何もわからない

だから目が離せない

だから大切に見守りたい

不定形の彼について語る言葉を私はまだ持っていない
無責任にキャーキャー騒ぐことができない
彼はキャーキャー騒いでもらいたいかもしれないけれど
騒ぐこと自体が冒涜にも思えて
黙って見守るだけ

もちろんライブでは声を出すし、彼の歌とダンスに魅了されるけれど
彼の生き様そのものは、ただ見守っている

ミッチーさんが30年近くかけて「及川光博」を作ってきたように
(ミッチーさんだって若い頃に思い描いた通りにはなっていないと思うけれど)
彼が自分の思い描く「川島如恵留」を作ることを
一つでも多くの彼の夢が叶うことを
彼が望む自分になれることを
見守っている

それが私にとっての「及川光博」と「川島如恵留」の違い





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最終更新日  2024.06.26 01:05:10
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