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カテゴリ:春夏秋冬
すっかり秋の気配です。。
土曜日に診察に行く際に、私の「おたふく風邪」や「はしか」の経歴を母子手帳に記入していこうと、母に聞いたところ、二人で私の「母子手帳」探しが始まりました。。 肝心の「母子手帳」は見つからず、かわりに、私の小学校から20歳くらいまでに届いた手紙と、幼稚園の時の先生と母との「連絡帳」が出てきました。 『6.6 私が(母が)あまり怒るので、おばあさんが「ママを縛って川へ流してしまおうか」と言ってなだめると、 「お父さんは、川へ拾いに行くかな・・」と心配してくれます』 『朝、5時半に起きると、おにぎりの小さいのを3ヶ作って、「お待ちどうさま」と仕事場へ持ってきて、自分も1ヶ食べ「お父さん、一生懸命お仕事しないかんよ」と言って、涼しい顔をして出て行きます。』 『6・15 昨日、朝登園前、スカートをはくはかないで、顔に思わず手が出てしまいました。 わーと泣いているのをそのままにして、仕事に行ってしまったら、いつ幼稚園にいったのかしらないくらいでしたが、後から反省して、感情的に走りすぎてしまったと思いました。 少し早めに迎えにいき、帰ってきたら思いっきり抱きしめてやしました。 当人は、朝の事は忘れてしまっていたかのようでした・・・』 母は、20歳で父とお見合いで結婚し、自営業の手伝いをしながら、当時は、大おばあさん、祖父母、父の弟2人の大家族を一人で、食事の世話から、洗濯をし、また3人の母として、大変苦労をしてきました。 でも、私は、前にこのプログにも書いたかと思いますが、忙しくて私たちがわがままで手に負えないと、つい手が出てしまう母のことばかりが思い出され、つらい幼少期だったことしか思い出すことができず、心のどこかで、母を責めていたと思います。 でも、この「連絡帳」を読んでいると、友達から聞くように母と何かして遊んだことは書いてなかったですが、十分に甘えていた様子がわかります。 今、自分に子が授かり、また、こうやって実家で至れりつくせりのお世話をしてもらって甘えていられるのは、母のお陰です。 今になって、本当にようやくわかった「感謝」の気持ち。 とても気づくのが遅かったですが、また私も良き母になることが、恩返しと思って、つわりでいろいろあるけど、授かった子を大事にしていかなければ。と深く思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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