suburb日記

今日は、大晦日ですね。。
こちらは、朝から雪です。。
積もるのかな。。。


毎年実家は年末になると一年で一番の忙しさ・・・
手伝ってあげられないなら、邪魔しないようにしないと。。
と思っていたのですが、２９日からなんだか実家に帰りたくなって・・・

「あっ、お餅もらってくるの、忘れちゃった！！
ちょっと行ってくるね！！」

と昨日（30日）に午後から優を連れて実家へ・・・

すると。。。

母が「カーくんね。。。もう動けないみたい。。
ダメかもしれない・・・」


名古屋にいるときに、友達の猫が赤ちゃんを沢山産んで、行き先に困っていたので、何の後先も考えずに2匹も実家に置いていった、無責任な私。。

妹と父が面倒を見てくれて、あらからもう20年。。

家に入ると、ダンボールに湯たんぽが入れられた中に、うずくまるように小さくなって寝ていました。

母は「猫なんて大嫌い！！」といいながらも、結局一番世話をしてくれました。

昨日も・・
「水くらいは飲ませてあげないと・・」
「スポイトで、口の中に入れてあげようか・・」
など、商売が忙しいのに、付っきりの様子。

「おかあさん、ありがとう。。ごめんね」
と心の中で思いながら、20年前の自分の無責任さ。を責めました


カー君は、ピクピク動くこともありましたが、もう、自分の力では食べることも立つこともできないようです。

そんなカー君に私は、なすすべも無くて、ただ体や頭をナデてあげることしかできなくて。。
そうしていたら、急に手足をばたつかせて、うなり声のような声を上げ始めて・・

ビックリして、どうしていいのかわからず、ただただ様子を見ていることしかできず・・

そんなこともあったけど、またジッと横たわっていたので、優の「ママぁーー、本、読んで！！」に応えてあげていたら、なんだかカー君から生気が無いような気がして、何度も「かーくん！かーくん！！」と読んでみると、もうピクリとも動かなくなって・・・



「おかあさーーん！！」と急いで母を呼ぶと、母はあんなに、猫なんて嫌い！！と言っていたのに、優しくカー君を抱き上げて
「今度生まれ変わってきたら、もっと可愛がってもらえるところにいくんやよ・・」
と。。。


十分すぎるくらい大事にしてもらって、カー君は幸せだったと思います。

私も、小さく軽くなったカー君を抱きしめました。。

「ありがとう。ごめんね・・」



かーくんが、私を呼んでくれたのかもしれないな。。

お世話してあげられなくて、無責任な私だったのに、呼んでくれたのかな・・・


最後を看取らせてくれて、ありがとう。。。





どうか、天国で元気に、また走り回ってね
そして、また会いたいね。。。