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2007年10月26日
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カテゴリ:About Real
研究室で先輩と話をしていたら将来の話になりました。

「将来」と言いましても、職業・仕事の方ではなくて恋愛・結婚・家庭の話でしたけどね。


この前の旅行で実家に帰った際、
母や妹に「teajuはいつ結婚するの?」と訊かれてびっくりしましたが、
その後山形の祖母の家に行った時も「結婚は(略」でしたので、
そろそろ真剣に考えるトシなのかな~なんて思っています。

ですが私もあと2年は学生ですので、経済力の問題から当分は無いと思います。

私が所属している研究施設の施設長は、学生結婚をしてヒモになったらしいですけど(!)



さて、今回の記事で書きたかったことはこのような事ではありません。
読者様にとっては私の将来の事なんてどうでも良いのです。

今回書きたい事は、

本当に尊敬できる人は誰か

というものです。

私は、尊敬する人というのは、探したから見つかったというものではなくて、
いろいろな人と触れ合っていくうちに、自然と「この人は私の模範になる」とか「この人は信じられる」という感情が生まれ、「尊敬する」のだと考えています。
(日本語がヘンですが、上手く書けませんorz)

「私」が「その人」から「私の人生で大切なものを学んだ・受け取った」

それは愛情だったり、生きるための技術や目標だったり…

そういう過程があって初めて、その人を尊敬するのだと思います。


、尊敬できる人に対しては自然と頭が下がります。
私が今の私であるために必要な様々なものを授けてくださったからです。

単に立場が上の人に対して会釈をする事とは訳が違いますww



ところで、記事の始まり方と関係無さそうですが、そうでもありません。


昨今の教育関係のニュースでは、自分の子供の躾がしっかり出来ていない親や、
必要な教育を子供にしていない親が取り沙汰にされています。

このようなニュースを見る度に思うのは
「こういう親に育てられた子供って、将来親の事をどう思うのかな」
ということです。

もちろん「素晴らしい親だった。尊敬できる親だ。」
なんて言う筈も無いと思います。

子供に対する教育方法について自信があるとハッキリ言える親なんて居ないと思います。

それでも子供は親の背中を見て育つものですので、逃げるわけにも行きませんよね。

私に子供が出来たとして、私は我が子に何をしてあげられるでしょうか。
どんな背中を見せて生きていくのでしょうか。

このことは、「どんな死に方をするか」に並んで考えさせられることだと思います。


少し内容とずれてしまいますが、
人の品格品性に関して、好きな言葉(文章)がありますので引用します。

小野不由美作 「十二国記 風の万里・黎明の空」より

他者に頭を下げさせて、それで己の地位を確認しなければ安心出来ない者の事など知らない。
そんな者の矜恃など知った事ではない。

それよりも、人に頭を下げるたび、壊れていく者のほうが問題だと思う。

人は、真実、相手に感謝し、心から尊敬の念を感じた時には、 自然に頭が下がるものだ。礼とは心の中にあるものを表すもので、形によって心を量るためのものではないだろう。

礼の名のもとに他者に礼拝を押し付けることは、他者の頭の上に足をのせて、地になすりつける行為のように感じる。

無礼を奨励しようというわけではない。
他者に対しては礼をもって接する。そんなものは当たり前のことだし、するもしないも本人の品性の問題で、それ以上のことではないだろうと。

地位をもって礼を強要し、他者を踏みにじることに慣れた者の末路は明らかだろう。

そしてまた、踏みにじられることを受け入れた人々がたどる道も明らかなように思われる。

人は誰の奴隷でもない。そんな事のために生まれるのじゃない。

他者に虐げられても屈する事のない心、災厄に襲われても挫けることのない心、不正があれば正すことを恐れず、このような不羈の者になってほしい。己という領土を治める唯一無二の君主に。

そのためにまず、他者の前で毅然と頭を上げる事から始めてほしい。


ある王様が大臣達の前で言った言葉です。



こんなことを考えていると、いつまでも結婚できなさそうな気がしないでもないですが…
それはまた別の話…w

ps.
先輩が突然グロリアスを歌いだしたときは、どうリアクションするべきか悩みましたw







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最終更新日  2007年10月26日 23時49分28秒
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