Dynamical Jahn-Teller effect
注意:今回の記事はほんの少し愚痴っぽいです。それと、難しい事を考えるのが苦手な方は読まないほうが良いかもしれません。まぁそこまで害は無いと思いますが…なんだかんだで一日置きにブログを更新している私ですが、ブログの更新は息抜きの積もりでやっています。それ以外の時間はほぼ全て課題に費やしています。たまに休憩しながらでもやらないと無理ですwそれで今週で11月も終わりそうですが、なんとか課題を片付けられそうです。気合さえあれば2週間かかりそうな課題でも3日で終わらせたり出来ますしね…勉強は気合だっ!!from pya!様今までの課題(レポート)は、ただ紙にペンで書いて行く形式が殆どだったのですが、最近になって変わった形式が増えてきました。これがわざわざ赤石を休止した理由になります。例えばFortranのプログラミングを考えてくる課題や、LaTeXのフォーマットで提出する課題など―今まで使った事が無いソフトを用いるので、まずはインストールして使い方を覚えて、ようやく課題に取り組めるようになるのが多かった気がします。これらの課題はとりあえず終わらせる事が出来たのですが、最後に残った課題がこれまた困難なのです。課題というよりはセミナーの準備に当たるのですが、何か英語で書かれた論文を元にしてある現象を説明せよ、というのが最後の課題です。セミナーで使われるテキストは英語であるのが普通なのですが、扱う内容が今まで聞いた事も無い現象だとサッパリ分かりませんね。。少し紹介します。今回私が担当するのは…「動的ヤーン・テラー効果」という固体物理分野の現象です。動的ヤーン-テラー効果は, 静的な場合に想定される等価な安定構造の間を, 核が電子状態の変化をともないながらトンネル効果によって移り変わることにより, より安定な電子格子結合状態(バイブロニック状態)を生み出す現象として知られる. 一電子系の場合は, 格子との結合がないときの電子状態の縮退がバイブロニック状態についても残る. これに対して多電子系の場合, 格子との結合がないときの電子状態の高度の縮退は動的ヤーン-テラー効果により解かれ, いくつかの多重項が生じる. 特に, 電荷揺らぎで生じたC60^2-分子とC60^4-分子の場合には, 以下に示すように, 縮退のない全対称なバイブロニック状態が最も安定となり, 軌道一重項状態とでもよぶべき状態が実現される.( ゚д゚)ポカーン・・・こんなのを数式を用いて説明するとか無理ですorz少々愚痴ったところで今日の更新はオシマイにしますorz