居場所がなくなってきた(人間になりたかった犬の物語)。
お父さんとお姉ちゃんが掃除を始めちゃった。二階は各自でおのおのの部屋を掃除することにしたらしい。二階には四部屋あるけど、二部屋しか使っていない。開かずの間と言われて居る。若いころ、二階へいってはお父さんを起こしたことがあるけど、最近はあがっていくことはなくなった。階段がきつい。「マメ。邪魔にならないところへ行っていて」と追い立てられる。お掃除インベーダーがおし寄せてきた。その度移動しなくちゃならない。「マメ。廊下拭いてあるから、肉球の跡をつけて歩くな」「一応、足は洗ってあるがなぁ。これじゃ、どこへも行けないじゃないか」コタツまわりに避難してねることにした。居間のこの部分は一度掃除してある。明後日、整頓しながら掃除すれば済むらしい。お昼や、休憩時間を入れてさっき終わったところです(写真はかなり若いころのものです。)