ブログのコマーシャルです。
私にはいくつかのブログがあります。「歌 ミュージアム」もその一つでしょう。不思議な玉手箱 習作集 この歌集は生活の糧として俳句もあれば短歌もあり川柳もある、いわば歌の雑記帳です。喜びも、悲しみも、生きるものの生の声を映して行こうと想います。日本語のよきリズムの花をさかそう。形式を重んずれば心の丈が表現できず、心のままを唄にすれば形式にあたわず、この矛盾をどのように華昇して行けば良いだろうか。その方法を模索しながら、唄の師もなく一人してわが道を行こうと思います。旅が好きで家族で行ったり、友と出掛けたり想い出や仕事の折に息抜きした場所を読んでみようと決意した。またお酒が好きでと言うよりも、飲めないのだがその雰囲気がいくつもの唄になっている。旅先で出会った美味いものやそれを作った人々の思いを唄にして長く私の記憶に留めて置こうする実験歌集である。季語や形式に囚われないものも多々ありますが、パラダイムがシフトしている時代でもあり許されるかと。尚期するところが有って哲学や宗教や場合によっては数学や化学を短歌に読んでみました。この中から個別に振り分けられたものが歌サイエンス、歌創造学、歌で綴る旅日記、旅衣、輝け命の歌、四季旬歌、俳句集、川柳集(この二つはまだ振り分けられていない。)、人鑑、写真と歌で綴る風景画(写真が不足している。)、杯の歌等になります。(つまり、歌の玉を拾う屑篭になっています。)いずれも70首以上はあるだろう。(私のブログの中に挿入されている歌はそれらの中から引用しています。) 初春の匂いめでたき雑煮汁 霜柱ふみし靴裏冬模様 長の旅月澄む里や安らかに 床の間の武者の顔やりりしかり 桃のかの匂いおぼしきひな祭り つかの間の紫煙の憩いかたみなし みなそこの村の想いか御母桜咲いて伝えよ幾年つきを [庄川桜] 合掌の昔を語る囲炉裏火や囲む人影なみだのさまを つき祭りススキと団子と酒沿えて 秋の神風を渡らせ野を満たす 義経の涙の雨かあまばらし 月満ちて船出の時かほら貝や 見渡せばはるか海原土佐の碕夢は果て無き竜馬の理想 たそがれの山辺のともし火赤々と燃る想いや秋は物憂く 涼風の吹くともなしにふく秋は枯れ葉寂しき時の旅人 海近き宿のもてなし潮騒の汁の椀にも漁夫の詩 [海の民宿] 教えたまえ学ばせたまえラバウルの先人の知恵喜びの詩[実験学校] 長良川鵜の舟照らすかがり火の若鮎嬉し岸近き宿 笠取りの宮のカゴ行き見届けて今をしげるか秋の松風 [笠取峠] 静かの杖刺してわすれし桜花咲いて伝えよ涙の理由を [静かの桜] 桜絵の高遠の里春栄えて伝え来るもの今昔のうた [高遠城址] 追分や山は浅間か朝焼けに輝き満信濃の秋は 家並みの海野の宿に夕ひさし明日はいずこの旅人として 千曲川岸辺の宿の濁り酒浅間の峰や霞の中に [小諸慕情] みすずかる信濃の宿に美酒ありて今宵やろうか竹馬の友と 名月や映す杯匂いけれ はなせいろ広げし紅花銭の色 小松紅梅の汁にて鮮やかに もみじ寺夕日に映えて言葉なし 山路きてすみれの歌か春日向 舟かもめ唄は汽笛か何処へ行く 丘に来て早花さけり春の野は 草笛の唄さみしかり古城かな 登りきて目を奪われし桧原の瑚 漬け菜ほす生まれし里の習いなり 雪深き一茶の里や蕎麦と月 公魚のから揚げ食べつつ屋形船 高原の霧の下にて実る実の香り恋しき信濃の旅路 この道をたどっていけばはるかなる山の頂秋の峰峰 空晴れて四方の峰がきそいたつ心晴れ晴れアルプスを行く かんずりや寒さを味に加えつつ なめ味噌の合わせる術やいずこかに 秋月の匂いめでたく蕎麦宴 あごのたれ蕎麦の味をきわ立たせ とき恵みいざ出陣のほら貝か 秋月のカラスの城や雄雄しくて 漣の寄せてはかえす千里の浜はぐれの鳥も一夜の宿か 導きの神も仏も黙座する 凍て月の寒空晴れて深深と 神鏡映してみせる悟り顔 賛美歌の唄の流れに癒されて ごっこの母ススキの綿菓子子に与え マツタケの土瓶蒸しの香進む酒 あおによしならの都に時雨降る霧の向こうに惜人の影 霧立ちて松の下から匂い来る茸の恵みか秋盛りなり たらちねの母の想いか菖蒲湯の香りほのかに五月のお湯や 風花やとんで光れば宝物 待つ春の光まぶしき白褥 雪花の咲きたる如し濁り酒飲んで飲まれて夜もふけつつ 烏城月を従え出陣か 秋の色文字に写して唄の絵師 アルプスの稜線映えて秋は澄み 梅の香の落雁添えて茶の心 抹茶たて飲めば心はわび世界 桔梗もち盆の客人帰りける 瀬戸の島夕日をうつし金色に 街道のふるきを訪ね昔旅 神有りて願いの数やおおかりき 神無月届かぬ願いの行きの果て 神々のあつまる出雲に願い旅 八雲なる出雲の社神の宿 初春や水揚げ竹の緑かな 吐く息のしろきをついて寒稽古 病癒え湯治のお湯に和みつつ 秋一夜酒と唄があればいい 竹緑松と梅とを配しつつ 若竹の思いの丈や夏の恋 友逝きて皐月の空に涙月 水蕎麦の旨さを知りてまた一歩究めの道や尽きることなく 民衆の声なき声を吸い上げて目指す理想や鷹山の道 [上杉鷹山] 追分の別れの道や涙して靴脱ぐ先やはるかな旅路 [軽井沢賛歌] この国の進むる道や鷹山の教えをこいて一歩ずつ 岬守照らす光のその先に海路遥かな青海原や 生活の感じたままをさりげなく5,7の文字に並べながら 此花のにおい立ちたる早春に旅立つ君に祝いの言葉 犀川よ伝えて語れ出陣や幾千の駒の渡りか影虎の影 霧をつき川中島にほら貝の音が響きて八幡原や 狼煙火の伝うるものや出陣のまっすぐの道駒駆け抜ける[信玄の棒道、大河ドラマを見ながら] 息繋ぎたすきを繋ぎ箱根路や登る坂道若人の夢 [箱根駅伝を見て] 羽衣の語り伝えし三保の松富士のしろきを衣にしたて 初春やぬるめのお湯に舟の酒塩焼き鮎の趣ゆかし 登りきて開けし視界長良川自然のお堀か道三の城 [岐阜城にて] 酒飲みの唄は寂しき抱き枕 流し雛願い届けて恙無く ごっこの妻[あなた、お帰りは]たずねける 来る夏の夢を語りつ未来旅 待つ人を待つか待たぬか思案橋この恋の行方誰ぞ知らんか 見る夢に導き付けて夢のナビ [成功科学研究所夢を実現する方法] 約束は他人とするから破られる自分とすれば破ることなきこのことの 出来なき人やおおかりて心慰む日のなかりせば [連歌にて] 風の波皐月の空に登り鯉 風を受け腹いっぱいに鯉幟 菱形の腹巻きつけて相撲取る今金太郎勝どきをあげ とうと海都を遠く離れるもみかんの花や色を匂わせ[浜名湖慕情] 寒椿雪を頂き色鮮やかに 腰内輪踊りの連に君がかげ 春の夢浅きに尽きてあさぼらけ 老いの母甘酒飲みて一休み 夢捨てる屑籠あふれ何と処 年明けて老い大国よ何処へいく 水底の古代のロマン像の骨掘れば沸きけるイメージ紀行 [ナウマン像の発掘] これはまあ老いの住処か家二軒年寄り三人夫婦と娘と犬一匹 この国の縮図を生きてもう五年姨捨山か父母と義理の母 老い母をひとり残して働けるわが妹の髪白くなりつつ 陽を包み赤く染まるやリンゴの実 ボケ予防アニマルテラピー犬を飼う 老松や昔を語る古戦場武士たちの夢のありかは [川中島古戦場にて] 鐘の音の裏寂しきは秋の暮れ 年寄りのおやきを丸める鮮やかさ見とれて忘れる日の短さや 秘め事や金平糖の角に似て隠しかくせし甘辛きかな [源氏物語を読みて] わら屋根に菖蒲と蓬刺して待つ山里の宿いと懐かしき 泡盛の力を借りて豆腐羹味わい深し沖縄の旅 [グーグルアースで地図の旅] イカに塩イシリのうまさ日々の糧発酵の知恵脈脈と [発酵学] 駿河なるお茶漬けうまし飯の種 信濃路の美味しきものやかもの蕎麦 早春に二度おいしきは河豚の鍋 病得て慰めつづる地図の旅 塩ぶりの肩でゆすられ旨き旅 ブリ街道 梅雨晴れの光をつつみ金銀花 創作の道や遠かりて志ついえぬうちに道行の友と[発明学校の同志達] デジタルにあがない勤めアナログの花鳥風月歌に詠みつつ[ファジー] 信濃路に垣根もなければ塀もなし誰でも参れる善光寺仏 この国の津々浦々に古仏光を放ていかなる時も[善光寺絵巻] 馬の背の重たき塩や峠道運べ運びて海なし信濃 謙信の熱き心を塩にして運ばせにけり千国の道や[塩の道ロマン] この国やバランスシートのデフレにて解決の道イノベーション [経済を唄にすれば、その実験でした。] 明けの春松の緑に初日差し[季語だらけ] 御無沙汰と賀状届いて恙無し 寒蜆疲れ肝臓癒しつつ 寒見舞い慰め言葉見つからず ペアを乗せノアの箱舟何処へ行く デジタルや合理の道をゼロと一 鷹山の理想の世界時を超へいつの時代でも人々の願い 朽ち宿の泊まるとこなしお国入り燃える灯火決意の火種 像山の熱き思いを脈々と伝えて変えし日本の国 二ーチエ言う[偉大とは、方向を示す、ことにつき] 極楽天暗黒天ペアにして片方だけを選択できず [33文字の実験] ルミノール活性酸素の色にして探せば解かる犯人の影[テレビの探偵] 仏教もキリスト教もペアのルールを持ちながら物足りなさも 磁石針示す方向東西南北今いる場所といきたい所 対遇の悟り開いて尊徳やまきを背負いて書を読みつつ 注 [1] 実る実の ルフランの効果、繰り返しでリズム つなぎ、つなぎも同じ [2]~よ~れ の命令形をもちいた句 [3]せし、かなの完結 [4]地図の旅 想像上の旅 [5]運べは謙信の命令 運びては実際に運んだ人 [6]短歌と関連のある俳句および川柳があります。例鷹山の短歌と 小松紅、 はなせいろ また善光寺仏やそれに関すること。 磁石とニーチエ言う、ペアと仏教、極楽天、対遇 [7]いろいろな実験短歌や俳句や川柳を並べています。 [8]ラバウルの実験 占領下で行われた相互教育の実験