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本日、不動産流通近代化センターのレベルアップ研修に行ってきました。
http://www.kindaika.jp/koshu/levelup 私は不動産業界とは関係のない業界で働くいわゆるサラリーマン大家さんなのですが、業界の人たちの考え方が知りたいのと、取ったままで使っていない宅建資格のブラッシュアップのつもりで参加したのですが大変為になりました。 その中で出たちょっと恐ろしい話。 いわゆる敷地延長の旗竿地を安い価格で仕入れて、共同住宅は建てられないけれども建築基準法上は許される重層長屋(共同の通路のない集合住宅)を建てて利回りを上げるという、色々なコンサルタントさんが進めているプランについて話がありました。 どうもこの方式は条例で規制されそうでその流れが広がって行きそうです。世田谷区では議会で採択をされて規制の条例が導入されそうで、今後少なくとも都内ではその流れが広がりそうだとの事です。 http://akiba.geocities.yahoo.co.jp/gl/uchuubaka/view/2012... そうなるとそう言った物件は今後既存不適格物件となり、資産価値が下がると同時に出口が極めて取りづらくなります。 講師の方が言われた次の一言が大変重みがありました。 「我々宅健業者はお客様の利益を真に考えるならば、法の網をくぐるような提案は最終的にお客様の不利益になる可能性があるので決してしてはいけません。」 賛否両論あるとは思いますが、やはり不動産は目先の利益だけを考えるのではなく長期的なビジョンと視野で見ないと最終的に不利益を被る可能性もあるのだと実感いたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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