カテゴリ:GID
またまた「久しぶりの更新」になってしまいました。
5月以降の出来事をざっと書くと・・。 GID(性同一性障害)のジェンダークリニックに行った。 その日が主治医はじめての診察でした。 あっさり、GIDだと言われました。 (あくまでも、わたくしの場合です) その後、別の日に心理検査をしに行きました。 さらに数日後。 いつも御世話になってる精神障害者作業所の方が 「どうだった?」と尋ねてこられたので 嬉しくてx2、嬉しさをこらえつつも「GIDって言われました」って 報告。 が・・その職員さんが「じぇいあいでぃ?」って尋ねてきたので 「おや??」と思って「GID性同一性障害です」って言い直したら 「でも・・見た目も、声も・・姿も、仕草も、する事も、感性も 女らしいし云々」って 言われました。 言葉爆弾を受けまして、その後、自分でも想像もできない程、ショックを受けたのか かなり精神的に参りました。 鬱状態から抜けられない、眠れない、幻聴が聞こえてきて何時間経っても眠れず・・ さらに、死にたいと思う様になったり、感情的になったり・・。 この職員さんがしたことが、作業所のスタッフの中で、しっかりと考える事になったようで 色々とお勉強中だそうです(どんな内容かは尋ねても教えてくれませんが)。 そんな状態のなか、色々な事をすすめないといけなくなり、 更に、精神的に不安定になりました。 そして・・6月・・7月になり 最近ではあまり外にでなくなりました。 (する事があるからというのもありますが・・。数日は用事をつけないと外出できないし 規則正しく起きる事もできなくなってきました) 今日は、昨晩眠れなかったので余計にフラフラでお昼まで寝ていました。 そして夜・・。 「ハートをつなごう」という番組のなかで、性同一性障害の当事者の方のお話が 取り上げられていました。 もう、わたくし的には「やったぜ!!」って感じでした。 だって、女性とか男性とか関係なく生きてる人がいたんだもん! おまけに、「語尾に”ね”をつけるだけで、女と思われる」って人もいたし。 うちは、「そうそう!言われる!!うちも言われる!!」って心の中で叫んでました(笑)。 でも、気が強い私は「んなもん、関東の人は、男だって語尾に ”ね” ってつけてるじゃん!!」 って言い返すのですが(笑)。 (まぁ、うちは「男性」として話をするときも、「優しい雰囲気の喋り方をする人」を 心の中においてるので、「ね」は使いますね(笑)) 声も、うちは、高いほうだと思うし、心を開いたら別に低い声ださなくても 普通のトーンで話すとおもうし、 意識しなくても良いような人には逆に「ざっくばらん」にサバサバした話し方で話したりするし。 それに、うちは、女性としての人生を歩いてきたので「女性としての感性も備わってる」と 思う様にしています。 「今までの人生を否定する事もなく、逆に活かして生きるのみ」と思ってるから。 GIDと認められたときは、「謎は全て溶けた!!」って感じで一瞬スッキリはしました。 でも、その後、悶々としたこともありましたが、 「そんなんで悩んだり、おばかさんの相手してる暇があるんだったら、 自分の人生に向かって歩け!!」って思ったので、 また、夢に向かって歩こうと思います。 因みに、うちは「重症筋無力症」という難病指定の病気もあるため、 ホルモン治療も手術もできません。 (したところで、難病が治って、他の男性とおなじ様に体力がつくわけでもないから 意味ないし。) なので、今まで通り、「性別にとらわれない性」=「自分自身」でいようと思っています。 もちろん、今まで通り、男性とも付き合うし、女性の服も男性の服も着ます。 カラオケするにも、なにするにも今までとは変わらないし。 変える必要もないし。 髪型も、一時期は切っていましたが、面倒なのでのばそうと思います。 ついでだから「女性らしく」してみようと思います。 (実は、この「女性らしく」が世間の女性とは、すごくズレてるようなのです・・) いやぁ・・でも、この世の中に、うちみたいな「どっちでもいーじゃん!」って 人がいたのが、うれしかった!! GIDの友達に「あんたみたいな(FTMだけど、用紙は女性のまま)のは今まで会った事がないからなぁ」って言われてたので、 今日は体調が悪い中、思い切ってテレビをみて良かったと思う。 (実は、昨日、興味半分で「イケメンパラダイス」とかなんとかっていう堀北真紀ちゃんのドラマをみて、かなりショックをうけていたので・・。) ああ、ほんと、よかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年07月04日 21時12分50秒
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