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2007.06.11
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カテゴリ:家族
2つのドラマ。TBS「わたしたちの教科書」テレビ朝日「生徒諸君!」
娘は3度見る。そして3回とも泣く。
おそらく1度目は自分がいじめられていたことと重なる。
2度目はいじめられている友達に何もできないと自分をせめる。
3度目はいじめる方、教師にも色々な事情があるということを知り泣く。
私はそんな娘の姿を見て心が痛むと同時に成長を感じる。
そしてたまらなく愛しくなる。
そしてやはり心配になる。




TBS「わたしたちの教科書」テレビ朝日「生徒諸君!」

「わたしたちの教科書」
積木珠子(菅野美穂)は、業界大手のクライサー法律事務所に所属する弁護士。職業柄か、極めて現実主義者的な考えの持ち主であり、いまも20件以上の案件を任せられている優秀な女性だ。事務所の後継者でもある先輩弁護士・瀬里直之(谷原章介)との交際も順調で、珠子には明るい未来が約束されていた。

 いじめが原因でPTSD=心的外傷後ストレス障害に苦しんでいるという小学生の両親から、学校側の責任を追及したい、という相談を受けた珠子は、大学病院の臨床心理学教授・日野(小市慢太郎)を訪ねる。日野からいじめ被害者の実態を教えられた珠子は、いじめの予見が困難であることなどから、その案件を断ることにする。


 同じ日、加地耕平(伊藤淳史)は、都内の公立中学校・喜里丘中学に臨時教員として赴任する。大学時代は駅伝の選手として鳴らし、テレビドラマの教師に憧れて教職の道に進んだ耕平は、初めての教師生活に胸の高鳴りを覚えていた。

 急病の教師に代わって2年3組の担任を務めることになった耕平は、クラスの生徒たちに赴任の挨拶をする。そのとき、教室に入らず、校庭で本を読んでいたのが藍沢明日香(志田未来)だった。明日香のもとに向かい、声をかける耕平。すると明日香は、ふいに「世界を変えることは出来ますか?」と耕平に問いかけた。耕平が答えに窮していると始業のベルが鳴った。明日香は、そんな耕平に対して特にがっかりしたようすもなく、素直に耕平の指示に従って教室に戻った。


 喜里丘中学校には、社会科教師の大城早紀(真木よう子)、英語教師の吉越希美(酒井若菜)、体育教師の戸板篤彦(大倉孝二)、数学教師の八幡大輔(水嶋ヒロ)、国語教師の熊沢茂市(佐藤二朗)らがいた。校長に代わって彼らを指導・監督し、職員会議なども取り仕切っているのは副校長の雨木真澄(風吹ジュン)だ。

 職員会議の席で、その雨木から初めての授業の感想を尋ねられた耕平は、明日香のことを持ち出す。親元を離れ、児童養護施設で暮らしている明日香に関しては、他の教師たちもいろいろと問題を感じているようだった。雨木は、明日香から受けた質問に対して、「変えられる」と答えるよう耕平に告げた。生徒は顧客なのだから否定してはいけない、というのだ。


 ある夜、仕事中の珠子のもとに、たい焼きを持った明日香が訪ねてくる。しかし珠子は、居留守を使って明日香を追い返してしまう。明日香は、ちょうど事務所に戻ってきた直之にたい焼きを押し付けると、何も言わずにその場を後にする。


 同僚たちから歓迎会を開いてもらっていた耕平は、その帰り道、ひとりで繁華街を歩いている明日香の姿を目撃する。明日香は、クライサー法律事務所から帰る途中だった。が、耕平にはそれを知る由もなかった。
 明日香のことが心配になった耕平は、あくる日、クラスメートに彼女のことを尋ねる。すると、明日香はいきなりクラスメートに殴りかかるなどの騒ぎを起こしているだけでなく、援助交際をしているという噂もある、と教えられる。


 耕平は、明日香が暮らしているという児童養護施設『ひなぎくの家』を訪ねたが、彼女に会うことは出来なかった。その帰り道、耕平は、とある洋食店の前で偶然明日香を見つける。明日香は、珠子が事務所を出るのを待ち、帰宅する彼女の後を追いかけていたのだ。その洋食店は、珠子の行きつけの店だった。
 珠子に付いていく形で一緒に洋食店に入る耕平と明日香。そこで耕平は、珠子が弁護士であることを知るが、明日香とはどういう関係なのかまでは教えてもらえなかった。


 珠子と別れた後、耕平は、明日香を送って地下鉄に乗る。質問に答えるために耕平が勉強したノートに目をやる明日香。耕平は、そんな彼女に、駅伝のたすきリレーを例えにしながら人との出会いの大切さを説き、学校に来るよう諭す。すると明日香は、「先生になら言えるかもしれない」と言って耕平に小さな鍵を手渡した。それは、コインロッカーの鍵のようだった。


 久しぶりに明日香が登校した日、その事件は起きた。男子生徒たちが校庭でつかみ合いのケンカを始めたのだ。じゃれあっているうちにケンカになってしまったクラスメートを止めようとするうちに、逆に騒ぎが大きくなってしまったらしい。耕平や早紀たちは必死になってケンカを止め、何とか事態を収拾する。ところがその直後、ひとりの生徒が校舎の窓から転落するという事故が起きた。転落したのは、明日香だった。


 翌朝、珠子は、直之からいきなりプロポーズされる。が、何故か、戸惑いを隠せない珠子。そのとき、珠子が吸っていたタバコの灰が開いたままの新聞に落ち、彼女はある記事に気づく。それは明日香の転落事故を伝える記事だった。


 喜里丘中学校では、早紀を中心に、今回の事故に関する対応策が進められていた。早紀は、耕平たちに、マスコミの取材に対する回答例などを記した極秘資料を配布した。
 夕方、明日香が運び込まれた病院に向かった耕平は、そこで珠子に出会う。明日香はまだ面会謝絶だった。

 耕平とともに洋食店『ぶらじる』を訪れた珠子は、本当に転落事故だったのか、と彼に問いかけた。この店で3人が一緒に食事をしたとき、箸の持ち方のことにムキになったり、いつまでも手を洗っていたりした明日香の態度を指摘し、いじめがあったのではないか、と主張する珠子。その話を聞いていた耕平は、明日香から手渡されたコインロッカーの鍵のことを思い出す。


 駅に向かった珠子と耕平は、コインロッカーを開けた。中には明日香のカバンが入っていた。そしてそのカバンの中には、破られたり、陰湿な言葉がいたずら書きされたりした教科書やノートなどが入っていた。


 耕平は、明日香のカバンを抱きかかえて、喜里丘中学校に戻った。そのカバンをどうする気なのか、と珠子に問われた耕平は、部外者には関係ない、と答えた。が、帰ろうとする珠子のことが気になり、明日香とはどういう関係なのか、と問い返す。「母親よ」。珠子は、そう答えた。

 そのとき、校舎から雨木が出てきた。雨木は、重体だった明日香が息を引き取ったことを耕平に伝えるが…。

「生徒諸君!」

北城尚子(内山理名)は、夢と理想に燃える新人教師。期待に胸躍らせて、みなと市立御園中学校にやってくると、校門の前で理科教師の野村(正名僕蔵)が、“エロ教師”としてさらし者にされていた。かわいいイタズラと笑い飛ばしてはりきる尚子。

ところが、担当になった2年3組は大人たちに強い不信感を抱くクラスだった。生徒全員の顔と名前を覚えてきた尚子が出席をとろうとすると、学級委員の青木公平(本郷奏多)に、逆に自分の経歴をこと細かに発表されてしまう。「僕らに先生はいらない」と言い渡す公平。なんと、このクラスでは正体不明の3人“3TD”がトラブルを解決しているというのだ。尚子が出席を取っても、生徒たちは無視するだけだった。教室には、騒ぎをよそに、ひとり黙々と勉強する樹村珠里亜(堀北真希)の姿があった。職員室に戻った尚子が同僚の先生たちに2年3組のことを尋ねてみても、皆が口を閉ざして語りたがらない。




納得できない尚子は、授業中に生徒たちが“3TD”への依頼書を回覧しているのを見つける。依頼書を取り上げ、カツアゲされた金を取り返してほしいという生徒・渡辺順(落合扶樹)の依頼を“3TD”に代わって解決すると宣言した。「証明してあげるよ、あんたたちに先生が必要だってこと。」。順を連れてカツアゲした生徒の在籍する有名私立・紅星学院へ向かう。

尚子と順の前に現れた紅星学院の教師・園井優子(黒木メイサ)は、順が紅星学院の受験に失敗したことを指摘し、逆恨みだと冷たく言い放つ。反発した尚子は、優子の制止も振り切り、直接教室へと乗り込んでいく。カツアゲした生徒はシラを切るが、順が証拠となるテープレコーダーを再生すると、それを取り上げて踏み壊そうとする。尚子は必死にかばおうとしたものの、テープレコーダーは壊され、尚子は右手にケガを負ってしまう。だが、順は、自分のために体を張った尚子に心を許した様子を見せた。




御園中学校に戻った尚子を待っていたのは、事件を聞きつけた日向悠一郎(椎名桔平)だった。文部科学省のキャリアで教育委員会から全権を託されている日向は、今後一切勝手な行動を取らないよう、尚子に釘を刺す。反論する尚子だが、日向からクビをほのめかされ、黙るしかなくなってしまう。

クラスに戻った尚子は、ホームルームの代わりにドッジボールを提案する。ところが、ゲームが始まると生徒全員が尚子の敵に回り、容赦なくボールを投げつけてきた。その様子を屋上からひとり見下ろす珠里亜。奮闘むなしく、尚子は公平の放ったボールに当たり、倒れてしまう。尚子に憎しみの目を向ける生徒たち。改めて公平は「僕らに先生はいらない」と言い渡す。だが、それでも尚子は立ち上がり、帰り支度をしている生徒たちの前に現れ、絶対にあきらめないと宣言するのだった。

その夜、尚子の追放を依頼する3TDへの依頼書が、何者かによってしたためられていた…。





 






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最終更新日  2007.06.14 00:28:26
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