▼うらやましい、米国Microsoftの「Office 365 Home」。日本でも販売してほしい。
サブスクリプションで、Officeアプリを利用できる「Office 365」ですが、日本と米国では、提供されているサービスの内容がかなり異なります。「かなり」というより、無茶苦茶、異なります。 個人的に、一番大きな違いだと感じるのは、米国にあるけれど、日本にはない、「Office 365 Home」です。 「Office 365 Home」は、契約者世帯の6ユーザーがインストールできる台数が無制限で、同時に5台までOfficeアプリを利用できます。 そして、1TBのOneDriveを6ユーザーそれぞれが利用できます。1TBを6ユーザーで利用するのではなく、「1TB×6ユーザー」ということで、1世帯で計6TBの容量のOneDriveを利用できます。オンラインストレージのサービス内容は、日本でのサービスの「6倍」ということになります。 Microsoftストアでの利用料金は、1年間で99.99ドルです。1ドル110円で換算すると、約11,000円です。◆「up to 6 people」ということで、6人まで利用できる点がうらやましいです。1人に1TBというのはすごいです。 まさに、「Incredible Hulk」といった感じです。1TBは、Officeアプリの作業用として、5TBは、録画ファイルのジャンルごとに分けて利用したいです。 日本で利用できる「Office 365 solo」もインストール台数は無制限ですが、利用できるユーザーは1人です。OneDriveも1TBです。Microsoftストアでの利用料金は、1年間で12,744円(税込み)です。 どう見ても、「Office 365 Home」の方がサービス内容が上なのに、価格は「Office 365 solo」の方が高いという状況です。 仮に、「Office 365 Home」が「Office 365 solo」と同じ価格だったとしても、多くの人は何も迷わずに「Office 365 Home」を選ぶでしょう。 日本マイクロソフトは、日本のユーザーをもっと大事にしてほしいと思います。 恐らく、日本では、Officeアプリをバンドルしたパソコンが売れているので、日本マイクロソフトにはOffice 365を個人に対して積極的に売ろうという戦略自体がないのだと思います。 「Office Home & Business」をパソコンメーカーに販売する方が効率がいい(利益が多い)と判断しているのでしょう。 私は、現在、大企業向けの「Office 365 Pro Plus」を個人で利用していますが、選んだ理由は、導入した当時は「Office 365 Pro Plus」でしか使えないアプリがあったのと、当時は個人向けの「Office 365」では、Officeアプリのインストール台数がWindowsPCは2台までといった制約があったからです。▼「Office 365 ProPlus」の管理画面です。Webブラウザーで使えるOffice Onlineのアプリが表示されています。Webブラウザーから下記のアイコンのアプリ(Office Onlineアプリ)を利用することができます。まあ、Office Onlineアプリ自体は、サブスクリプションなしでも、無料で利用できますが。 なお、デスクトップアプリでは、Accessが使えます。 「Office 365 ProPlus」では、「Office 365 for Business」と同じく、WindowsPCは5台までインストールできますが、今となっては、「Office 365 solo」は、インストール台数が無制限です。「Office 365 ProPlus」でしか使えなかったアプリも他のプランでも利用できるようになったようですし、「Office 365 ProPlus」の利用料金は年額で16,848円(税込み)と高いので、プラン変更を検討しています。 「Office 365 HOME」を日本で購入できれば迷うことは何もないのですが、「Office 365 solo」(年額12,744円・税込み)か「Office 365 for Business」(11,664円・税込み)にするか、検討中です。 違いは、「Office 365 solo」には、「Skypeの60分間無料通話」が付いている点、「Office 365 for Business」では、信頼性が高いという「OneDrive for Business」1TBと普通のOneDriveの無料5GBの両方が使える点などだと思います。 利用料金は、「Office 365 for Business」の方が安いので、「Skypeの60分間無料通話」と「OneDrive for Business」の信頼性をどう考えるのかということになりそうです。 それにしても、マイクロソフトさんには、日米価格差というか、サービス内容の格差をすぐに解消してほしいと思います。信じられないような、唖然とするような、サービス内容の格差があります。世界の主要国で、日本でだけ「Office 365 Home」が販売されていない理由を日本のユーザーに説明していただきたくお願いします。21世紀の時代に、鎖国のような販売方法を採用している理由を教えてください。▼Office 365 : 年間利用料・「Office 365 Home」:約11,000円・「Office 365 solo」:12,744円・税込み・「Office 365 for Business」:11,664円・税込み・「Office 365 ProPlus」:16,848円・(税込み) 「テレビ」も日米価格差がありますが、日本と米国のテレビの価格差は、製品の内容・規格が違うという問題や、仮に製品が同じだとしても輸送費の問題などがあるので、解消することは難しいと思います。 ソフトウェアは、輸送コストがないので、価格あるいはサービス内容を統一してもいいのではないかと思うのですが、日本で割高なのは「ソフトウェアの日本語への翻訳料」ということでしょうか。そんなはずはありません。人口の少ない韓国などでも「Office 365 HOME」は販売されています。 Googleのアプリやサービスを利用する、ChromeBookを本気で検討したくなってしまいます。 BCN調べによると、マイクロソフトの「統合ソフト」での日本国内でのシェアは8割を超えて圧倒的なので、「Office 365 HOME」を日本で販売するというようなことはまず期待できないようです。☆関連記事・おすすめの記事▼G20メンバー国で、Office 365 Homeが販売されていないのは、「日本だけ」です:なぜ、日本でOffice 365 Homeが販売されていないのでしょうか?▼「4Kテレビ指数」では1ドルが約200円の価値?「ドル、強い!」:うらやましすぎる米国のテレビ価格。「55インチ、4K UHD Dolby Vision、Fire TV機能内蔵のTOSHIBAのテレビ」が約360ドルとは・・・。50インチは、なんと280ドル。◆The New York Timesの「Netflixの映画とドラマの年間ベスト10」の記事の数字は誤解を与えるかもしれません:すべて、「最初の4週間の視聴数」のデータで、年間視聴数ではありません◆やっぱり、Windowsパソコンで、Netflixを観る時に、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにする理由:「Amaze」トレーラーの録音データの分析から(その2)◆Windowsパソコンで、Netflixを観る時に、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにする理由:「Amaze」トレーラーの録音データの分析から:Reasons to turn on Windows Sonic◆How Windows Sonic looks like.:Windows Sonic for Headphonesの音声と2chステレオ音声の比較:7.1.2chテストトーンの比較で明らかになった違い:一目で違いがわかりました-------------------------------------------------------------------ステレオミニジャック、RCA、USB接続に加えて、Bluetoothによるワイヤレス接続ができるようになったスピーカーです。Bluetooth 5.0で、 対応コーデックは、aptX low latency, aptX, AAC, SBCと豊富です。AUDIOENGINE ブルートゥース スピーカー ハイグロス・ホワイトペイント [Bluetooth対応][A2+WIRELESSW]楽天で購入-------------------------------------------------------------------