【超簡単:タイマーのバッチファイル】パソコンでアマゾン・ミュージックのポッドキャストを聴きながら寝落ちしてしまう場合に役立つバッチファイル
パソコンでアマゾン・ミュージックのポッドキャストを聴きながら寝落ちしてしまうと、ポッドキャストの再生が一晩中ずっと続くので、睡眠が浅くなって、翌日は寝不足になってしまいます。ポッドキャストを聴きながら寝る場合は、スリープタイマーが必要です。しかし、何故かアマゾン・ミュージックのパソコン用のアプリにはスリープタイマー機能がありません。そうだ!アプリを終了させるバッチファイルだ!と思い付きました。とりあえず、アマゾン・ミュージックが起動している状態で、コマンドプロンプトで、tasklistを実行し、終了させる対象のプログラム名を探して確認します。「Amazon Music.exe」というのがありました。どう見てもこれが終了させる対象です。試しに、コマンドプロンプトで、taskkill /im Amazon Music.exeと入力しましたが、これではだめでした。「エラー: 無効な引数またはオプションです - 'Music.exe'。」と表示されてしまいました。プログラム名が認識されていません。そこで、taskkill /im "Amazon Music.exe"のように、プログラム名を""で囲むと成功しました。Amazon Music.exeは複数あり、常駐のものは/fのオプションを追加する必要があるようですが、まあ、taskkill /imでアプリは閉じたのでこれでいいでしょう。ついでに、パソコン自体もスリープさせておきましょう。メモ帳のアプリで、下記の3行を記し、拡張子を「.bat」に変更して保存します。とりあえず、1時間で終了処理をさせたいのでタイマーは3600(秒)と指定しておきます。バッチファイルの動作をテストする場合、3600を10にすると、10秒後に処理が始まります。その昔、「藤山寛美3600秒」という番組があったような・・・。あとは、寝る時にこのバッチファイルをダブルクリックして起動させれば、アプリの終了とパソコンのスリープ処理の実行に向けたカウントダウンが始まります。timeout /t 3600 /nobreaktaskkill /im "Amazon Music.exe"rundll32.exe PowrProf.dll,SetSuspendStateパソコンをスリープさせるだけであれば、下記の2行でいいのですが、スリープから復帰すると、アマゾン・ミュージックの再生も再開してしまいます。朝に、前の晩の続きが始まるのはどうかと思うので、アプリを終了させておいたほうが、新たな一日の始まりとしては気分がよさそうです。それにしても、taskkillコマンドで「kill」という単語が使われているのはすごいセンスですね。AIが反乱を起こすきっかけになりそうなコマンドではあります。↓パソコンをスリープさせるだけであれば、下記の2行だけです。timeout /t 3600 /nobreakrundll32.exe PowrProf.dll,SetSuspendStateWindows PCは、スリープタイマー機能を手軽に自作できるのでとっても便利です・・・、というか、アマゾン・ミュージックのPC用アプリにスリープタイマー機能が無いのは何故?!