■デジアナ変換器は魔法の道具? 自宅内アナログ放送をしたい
日本では、デジアナ変換用のRFコンバーターを個人向けに製造・販売しているところはもうないようですが、CATV大国と言われたアメリカではアナログテレビで見るといった需要が多いのか、アメリカのアマゾンとかではRFコンバーターが販売されています。中国のネット通販でも同じ製品が見られます。日本のアマゾンでも青色やオレンジ色のRFコンバーターが見られるようになっています。
ほとんどが中国製だと思われますが、米国の関税引き上げの影響とかで、日本のアマゾンでも見られるようになったのかもしれません。ただ、電源や出力周波数の仕様が米国向けなので簡単には使えなさそうです。
RFコンバーターが入手できたとして、6チャンネルを混合する必要があります。UHFとUHFを混合するというものがあるので、これをカスケードしていけば何とかなるものでしょうか。混合器を5台用意すれば、6チャンネルを混合できそうです。部屋のアンテナコンセントに混合させる際には、もう1台混合器が必要な場合もあるかもしれません。
「チューナー6個、RFコンバーター6個、混合器5~6個、ブースター1個、同軸ケーブル?m」で6チャンネルアナログ放送ができるのかもしれません。仕組みとしては単純なものですが、必要なコンセント数は10個を超えます。費用も10万円くらいになるかもしれません。
もし、コンパクトな「4DACTL」が5万円くらいで入手できれば、チューナーを2個外付けするだけで6チャンネルをデジアナ変換できるのでいいですね。アナログチューナーで6チャンネルの予約録画が可能になります。
しかし、テレビ王国のiEPGサービスが2月で終了していたのを昨日知りましたが、パソコンのアナログテレビチューナーの予約録画で電子番組表が使えなくなってしまったという状況なんですね。手動予約しかできなくなったとは、一つの時代が終わったという感があります。平成は遠くなりにけり、です。
実際のRFコンバーターの利用方法は、有料放送のセットトップボックスなどをつないで、各部屋で有料放送を見られるようにするといった使い方なのでしょう。まさに、「AV変調器 VMD3M」はそのような用途のようです。「AV変調器 VMD3M」はアナログ出力ですが、AV入力信号をデジタル放送信号にする機器もあるようです。
この場合は、もはやアナログ信号に変換する必要はなく、AV入力をデジタル放送信号に変換すればデジタル放送対応の普通のテレビで見られるようになるようです。
RFコンバータにも、デジタル・アナログ変換と、デジタル・デジタル変換の2種類があるようです。
☆関連記事
■4DACTL(デジアナ変換器)は魔法の道具? 自宅内アナログ放送をしたい
★おすすめの記事
◆今後、アマゾン・プライム・ビデオは「Edge」ブラウザで観ることにしました:動画配信サービスの「HD」画質と「HD 1080p」画質。回線速度によって決まるというけれど、それは本当でしょうか?
◆Netflix:「ストレンジャー・シングス NG集」が公開されました:「Bloopers」とは「NG集」のことでした。
◆Netflixの4半期決算報告で紹介されている作品は?:決算報告資料は、Netflixの話題作を探す一つの手段です
◆Netflix (NFLX)の第3四半期決算発表で、NFLXの株価上昇:1株利益が予想を上回る:「ストレンジャー・シングス」効果?で有料会員数の増加数は前年同期を上回る
◆Windowsパソコンで、Netflixを観る時に、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにする理由:「Amaze」トレーラーの録音データの分析から:Reasons to turn on Windows Sonic
◆やっぱり、Windowsパソコンで、Netflixを観る時に、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにする理由:「Amaze」トレーラーの録音データの分析から(その2)
◆How Windows Sonic looks like.:Windows Sonic for Headphonesの音声と2chステレオ音声の比較:7.1.2chテストトーンの比較で明らかになった違い:一目で違いがわかりました
----------------------------------------------------------------------------------------------------------