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「i-dio」は、無料で楽しめる、新しいタイプの放送ですが、基本的にインターネット経由で視聴します。
AAC形式・320kbpsで放送されているそうです。有料の音楽配信が「256kbps」か「320kbps」くらいなので、有料配信と同等と言えるようです。 ▼アプリで、楽曲を聴きながら、曲に関するテキスト情報、画像を見たりすることができます。 「i-dio」は、地上アナログ放送終了後に空いたVHFの周波数帯を利用した放送ですが、対応チューナー類は中古でしか入手できません。電波の届く範囲も狭そうなので、中古チューナーなどを買っても放送を視聴するのは難しいかもしれません。防災ラジオの用途もあるようですが、利用できるかどうかは、自治体が導入するかどうか次第のようです。 スマホやWindows10のパソコンに「TS PLAY by i-dioアプリ」をインストールして、ネット経由で視聴する形なので、結局はインターネットラジオのようなものになります。 インターネット経由であっても、視聴できるチャンネルは地域ごとに異なるので、radiko的な感じでもあります。 「i-dio HQ Selection」という「地上波放送最高音質」のハイレゾ級の音楽チャンネルがあるので、いろいろなハイレゾ音源を試してみるには最適のサービスだと思います。96kHz HE-AACの「i-dioHQ」フォーマットでの放送です。 【i-dio HQ Selection 放送エリア】関東・甲信越、東海・北陸。近畿、九州・沖縄 アーティスト特集もあるので、好きなアーティストの楽曲をハイレゾ級の音質で楽しむことができます。今週は、「マイケル・ジャクソン特集」をやっていますね。 なお、「i-dioHQ」の番組は、Windows10のアプリでは利用できず、スマホのアプリでの利用になります。 ハイレゾ級のサンプリング周波数96kHzの音質を楽しむためには、ハイレゾ再生に対応していないスマホの場合は、USB DACにつないで聴く必要があります。 もちろん、普通に聴くだけであれば、音質はハイレゾ級にはなりませんが、ハイレゾ非対応のスマホだけで番組を聴くことができます。 ▼iPhoneをデノンのUSB DAC「DA-300USB 」に接続して、「i-dio HQ Selection」の番組を再生すると、サンプリング周波数96kHzでの入力が確認できました。 「i-dioHQ」のハイレゾ級音源をハイレゾ級の音質で再生させる場合は、最小構成として、ハイレゾ対応スマホがあれば、あとはハイレゾ対応イヤホン・ヘッドホンだけで楽しめます。 あるいは、「TS PLAY by i-dioアプリ」アプリに対応するスマホ、ハイレゾ対応USB DAC、ハイレゾ対応イヤホン・ヘッドホンがあれば、楽しむことができます。 iPhoneの場合、USB DACに接続するには、Lightning-USBカメラアダプタが必要になります。 「Classic Selection」「JAZZ Selection」といった専門チャンネルのほかに、「アニソンHOLIC」というアニソン専門チャンネルもあるので、「アニソン」好きの人も楽しめると思います。 最近の動きとしては、「八六チャンネル」がなくなり、「Voice Road Channel」が新しく始まったりしています。 ■i-dio:公式ページ ▼公式ページから <i-dioとは>新放送サービス『i-dio』は、地上アナログテレビ放送終了後に空いた周波数帯 (VHF-Low帯=99MHz~108MHz)を利用して創設された、既存のテレビでもラジオでもない全く新しい"第3の放送"です。映像・音響・データなど、デジタルデータなら何でも送ることが可能です。また放送波で一斉送信するため、輻輳(ふくそう:混雑すること)もなく、不特定多数の利用者に情報を送ることができます。 <地上波最高音質 “ハイレゾ級”チャンネル> 96kHz HE-AACの高音質「i-dioHQ」フォーマットで放送(対応時間、対応受信環境に限る)。 読んで・聴いて・買えるミュージック・ストア「OTOTOY」と、日本最大級のハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」とのコラボレーションにより、邦楽、JAZZ、洋楽、インディーズ等様々なジャンルの高音質放送が無料で楽しめます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.03 08:22:54
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