ネットフリックスのオリジナル・ドラマ「The Umbrella Academy(アンブレラ・アカデミー)」は、「超能力もの」「SFもの」「タイムトラベルもの」「世界の破滅・終末もの」です。最初の4週間の視聴数は4500万で、とても多くなっています。
最初は、謎だらけですが、少しずつ話が見えてきます。
登場人物の多くが、情緒不安定なのはどうかと思いますが、ストーリーは面白いと思います。
違和感を感じたのは、固定電話しか使っていない点や、ノートパソコンなどが出てこない点です。登場人物は1989年生まれで、舞台は21世紀のようなのに、スマホやパソコンを見かけないのは謎です。テレビもブラウン管テレビのようです。
月面基地があったり、宇宙服に通信メッセージの受信機能があったり、アンドロイドの「女性」といった高度なテクノロジーも見られたりするのに、携帯電話がないのはとても不思議な感じです。
別のパラレルワールドといった設定なのでしょうか。シーズン2では、その謎が解けるのかもしれません。携帯電話があれば、死ななくて済んだ人もいたと思うので、シーズン2では携帯電話のある世界が「作られる」といったことがあるのかもしれません。
コミックが原作になっているそうです。原作を知らないので、的外れかもしれませんが、シーズン2のテーマも「黙示録」の阻止ということであれば、時間がリピートされるような感じで、シーズン1の世界が主な舞台になるのかもしれません。
そういえば、アマゾン・プライム・ビデオの「Good Omens(グッド・オーメンズ)」も「世界の破滅」をどう防ぐのかという内容です。ストーリー的には、「Good Omens(グッド・オーメンズ)」の方がシンプルです。個人的には「Good Omens」の方が好みです。
「世界の破滅・終末」というジャンルがあるようですが、このジャンルの物語の背景には宗教的な世界観が存在しているようです。