能登半島地震で思ったことをいくつか。
・瓦屋根は怖い?
素人考えですが、瓦屋根にはかなり短所があるように思います。
まず、昔ながらの瓦の屋根は地震や台風に弱いような気がします。
昔ながらの瓦は重いので、家屋倒壊の原因の一つになる
瓦が落下すると、下にいる人を傷つける
瓦がずれると雨漏りにつながる
もちろん、瓦屋根にも多くの長所もあるのでしょうが、安全性の面で重大な欠陥があるのかもしれません。
新しい素材の軽量な瓦も登場してきているでしょうが、昔ながらの瓦も多く残っています。
そもそも、新素材を用いた建材が多くあるのに、屋根に必ず瓦を使わないといけない訳ではないはずです。
地震や台風時にメンテナンス需要が必ず多く発生する瓦屋根なのに、新築家屋でも依然として瓦が用いられているのは、どこかの団体の陰謀なのでしょうか?
昔ながらの瓦の危険性について、もっと多くの情報がほしいものです。
これから新築をお考えの方は、安全性ということを建材の選択基準にすることをおすすめします。
なお、瓦屋根の家のオーナーや利用者は、ブルーシートを常備しておく必要があります。
ブルーシートがあっても屋根にブルーシートをかける人がいないとどうしようもありませんが、とりあえず持っていることが重要です。
屋根が損傷して雨漏りが発生した場合、屋根にブルーシートを張れるといいのですが、困難な場合は部屋の中にタープのように張ることで応急処置になります。
つまり、部屋の天井がブルーシートと元々の天井の2重になる形です。部屋の中でキャンプをするようなものです。
大きさが6畳のブルーシートであれば、1枚で6畳間をほぼカバーできます。
ただ、雨漏りの水はシートの中央にたまってきますが、その処理が面倒ではあります。。
ブルーシートは、窓ガラスの破損の場合などでも役立つので、戸建てに限らず持っておくのがいいことを実感しました。災害発生後は、すぐ入手できません。
能登半島は過疎地なので、ブルーシートの供給はすぐに過剰になってくるはずです。平穏な日々を送っている貴方、平穏な日々はいつ失われるのかは誰にもわかりません。今すぐ自宅用にブルーシートを買いに行ってください。窓ガラスの破損対応であれば、大きめのレジャーシートでもいいかもしれません。