市によると、私の家の地域の「断水は解消した」とのことです。
市は、「我々の多大なる努力によって断水は100%解消した。ヤバダバドゥ~」と高らかに宣言していますが、我が家の水道は断水のままです。
市の言い分としては、「水道本管が復旧したので、断水は100%解消した」「よくやったと我々をほめてほしい」ということのようです。そして、「水道本管から各家庭への給水管は、各自の責任です」というだけです。
つまり、平常時と同様に、給水管の維持管理の責任は各家庭にあるので、市の知ったことではありません、というのです。
平常時であれば、水道工事業者の方にお願いすれば、短期間で修理が可能でしょうが、地震後の現在、修理がいつになるのかを見通すことはできません。そんな状況なのに、「我々はついに100%断水を解消したぞ~!やったやった!ヤバダバドゥ~」と無邪気に喜んでいるのは腹立たしいですね。。
自治体は、住民のことなど真剣に考えておらず、自分達の組織の保身のために必要な最低限の義務を果たすことしか考えていないことがよくわかります。
給水管の修理は各家庭の責任であるのは当然ですが、それに対して何の支援もしないのに「断水は100%解消した」と言い張るのは、住民のことなど無視しているからなのでしょう。
水道も電気や光回線と同じく、基幹部分が機能していれば、「何の問題もない。ノープロブレム。ヤバダバドゥ~だ。」という意識なのは、興味深いですね。。「末端のユーザーが利用できているかどうかなどは知ったことではない」という点は不思議と共通しています。
「100%の範囲」が妙に狭いというか、末端のユーザーは100%の範囲に入っていないということがはっきりと分かります。
市の担当者にもう少し良識があれば、「水道本管の復旧は100%完了したが、そこから先の給水管は各家庭の責任となるので、残念ながら100%断水解消には至っていない」「給水管の復旧が早急に進むよう、自治体としてできる範囲で支援していく」ぐらいの表現になるのではないでしょうか。。「100%断水解消」という表現ではないでしょう。
なお、給水管を修理しても、宅内の配管に損傷がある可能性もあるので、断水の解消はいつになるのか見通せない、というのが現実です。TDLのスターツアーズの何倍も強烈な揺れだったので、宅内の配管も破損している可能性が高そうです。。