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カテゴリ:ひとりごと
先日、会社で飲むためのハーブティーを買おうとしていたところ、
--------------------------- 「風邪気味のためのTea」 「頭を休めるTea」 「むくみ解消Tea」 「冷え性のためのTea」 --------------------------- 小分けの商品ひとつひとつに、こんなラベルが貼られていました。 飲んでほしい場面が、ピンポイントで提案されています。 ●ハーブティーを買おうと思う人はどんな人か ●どんなときにハーブティーを飲みたいと思うのか 消費者の視点に立ち、よくよく考えて付けられた ネーミングだと感じました。 商品やサービスを企画するときは、 その消費者をより具体的に想定しておいたほうが良いと 言われていますが、 「相手の立場にたって考える」 これがなかなか難しいもの。 売る側の視点が抜けないと、 --------------------------- 「レモングラス」 「ローズマリー」 「ペパーミント」 --------------------------- のように、ハーブの名前だけの商品名になってしまうでしょう。 これじゃ、ハーブの効能に詳しくない人には、響かないですよね(^^;) 単に「キレイになれるお茶」ではなく、「むくみ解消Tea」。 漠然とではなく、具体的な内容でプッシュ! ですね。 そして、もうひとつ。 このハーブティー、商品を使う場面まで演出してくれます。 風邪気味のときは生姜、頭が痛いときはペパーミント…というのは、 シロウトでもなんとな~く分かります。 では、 「午後のくつろぎのTea」は?? どんなハーブが入っているか想像できません。 それでも、 午後・・・くつろぎ・・・わ~お♪ どんな味か分からないけど、くつろぎた~い♪ と、ネーミングからイメージがふくらみ、 購買意欲がそそられます。(実際に、買ってしまいました) 商品名で効能を知らせてプッシュするほかに、 あらかじめ飲んでほしい場面を伝えることもできるんですね。 このようなネーミングの試みは、 ハーブティーだけでなく、サプリメント売り場でも見かけました。 買う側も、選ぶのが楽しいものです。 ------------------------------------ ところが… 肝心の味。 たのしみに飲んだ「午後のくつろぎのTea」は、 インドネシアの煙草ガラムそっくりな、 きつ~いお香の匂いが…(ToT) ネーミングの印象と 商品そのものの印象が一致しているかどうかは、 また別問題のようでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/02/20 10:12:20 PM
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