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カテゴリ:マニュアル作成
メディアリュウムで好評継続中の、社内勉強会。
本日のテーマは、「ITプロジェクトの見える化」でした。 見える化とは、プロジェクト進行に関わる問題を「見える」ようにすること だそうです。 では、マニュアル制作の見える化とは?? ということで(多少無理やりな感もありますが)今回は、 メディアリュウム内部で、 どのような流れでマニュアル制作は進行しているか、 みなさまに「見える」よう、まとめてみたいと思います。 ============================================================ ※ 今回はソフトウェアのマニュアルを想定しています。 ※ マニュアル改訂時、または納期が短い場合など、 お客様とご相談のうえ、工程の一部を省くことがあります。 ============================================================ ● 仕様書を読む、旧バージョンの製品を操作してみる ● 製品について分析 製品について理解していないと、効果的なマニュアルは作れません。 分析しておく内容は、たくさんあります。 - どのような機能があるの?製品のウリは?(機能分析) - どのような人が使うの?(ユーザー分析) - どのような目的で使うの?(利用分析) - マニュアルには、どのようなことが要求される?(要求分析) - それぞれの機能は、どのような順序で使われるの?(時系列分析) ここが、マニュアル制作の最大のキモとなります。 ● マニュアル全体の目次案を作成し、お客さまに提出 ● 目次案をもとに、制作のスケジュールを作成。お客さまにも提出。 ● 紙面のレイアウト案を作成し、お客さまに提出 「注意!」や「≪補足≫」などのシンボルマークも作成しますよー。 ● 会議 複数のライターで作業を行う場合は、執筆に入る前に、 使う用語や文体などのルールを決めておきます。 統一感のあるマニュアルを作成するためには、とても大切です。 ● 執筆開始 いよいよ、執筆開始。 ここまでくれば、あとはスケジュールを死守! 製品に関する不明点などは、適宜、お客様に質問しています。 ● 社内校正 ボリュームの多いマニュアルほど、 書いた部分からどんどん社内のライターに校正してもらいます。 執筆→校正→修正→校正 この繰り返しによって、 マニュアルがブラッシュアップされてゆくのです。ツッコミ歓迎! ● 初校提出 完成したかたちで、一度お客様にご確認いただきます。 ● 再校提出 初校での修正指示を反映させたマニュアルを、再度ご確認いただきます。 ● 3校提出 再校での修正指示を反映させたマニュアルを、再度ご確認いただきます。 どんどん完成に近づく! ● 確認校提出 納品前に、最後の確認をお願いしております。 ● 納品 納品物をもって、御社にお伺いいたします。 中身をご確認いただく瞬間は、こちらもどきどき(^^;) 納品物をお渡しして、会社へ戻るときは、達成感からしばし放心。 こんなとき、よく電車を乗り間違えます…(実話) ----------------------------------------------------------------------- なんとな~く、テクニカルライターの仕事を お分かりいただけたでしょうか? たかがマニュアル、されどマニュアル。 わたしたち、手間ひまかけて育ててます! でも、見える化って、こういうことじゃ、ないのかも…?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/04/10 12:21:39 AM
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