世の中、こんな仕事もあるんだよ

マニュアルって、案外あなどれないよ

ということを知ってほしくて、昨年の秋から企画をし、

2008年開始と同時にスタートした「マニュアル無料診断キャンペーン」。


キャンペーン期間は終わってしまったけれど、

私のマニュアル診断はまだまだ終わりません！


本日は、キャンペーン期間終了後に、私達が何をしていたかをご紹介します。



■ メディアリュウムにある日届いた、大きなダンボール箱

箱を開けると、中には導線がたくさん付いた機械やケーブル類が、どっさり！

「製品とマニュアル、取りに行きます」と言ったところ、

お客様自ら宅配便で送ってくださったのでした。ありがとうございますm(__)m



■ どんな機能があるのかな（機能分析）

どのような製品か理解せずに、マニュアルだけを診断することはできません。

とにかくまずは、製品の分析から。機能をすべて書き出します。

分からないことは、ネットで調べながら、まずは自力で進めます！



■ どんな順序で使うのかな（時系列分析）

ある程度、すべての機能を理解したら、次に重要なのは順番です。

マニュアルを書くときは、

・1番初めに行わなければならない重要なこと
・たまに、行う重要なこと
・場合に応じて、行うこと

などなど、マニュアルに記載する内容を、時系列で考えることも大切。

そのため、お客様が製品を購入して、日常で使うまでの流れを綿密に想定します。

今回は、使う前に製品を設置する必要があるので、

机の上に本体やケーブルを並べ、

「これはあっちに。これはこっちに…。」と、ひとり製品を組み立て。

どうしても分からないことは、お電話でお客様にお聞きしました。

電話しながらメモを取ったため、見直すとメモ用紙には魔可不思議な配線図が･･･。



■ お渡しできるよう、ひとつの形にまとめます

製品の分析を終えたら、いよいよお客様にお渡しする診断書を作ります。

今回は、マニュアルの問題点と改善案をまとめたほか、

こうしたらもっと分かりやすくなるんじゃないかという、目次案とレイアウト案も作成。

作り始めると楽しくなってきてしまい、

上司と相談しながら更に思いついたアイディアを書き加え･･･

その結果、結構なボリュームになってしまいました(^^;)>



■ そして、ついに･･･

明後日、お客様に診断書をお渡しします。

お客様とは、メールや電話でやりとりしていたものの、お会いするのは初めて。

1ヶ月間、びっしりとお付き合いさせていただいたマニュアルの

クライアント様にお会いできることは、本当に本当に、楽しみなことなのです。



たとえて言うならば…

育ての親が産みの親に子をお返しするような心境です｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡ｳｧｧｧﾝ