|
カテゴリ:近況
「企画をするようになって、少し器用になったかなぁ...」
私は小学生時代、工作は大嫌いでした。 アイディアはでないし、形にならないから... ですので、自分が「ものづくり」の仕事に関わるなど、 夢にも思っていなかったのです。 小学校では、工作で立体的なものを作るのは苦痛で苦痛で... 中学も、粘土細工などもう拷問のようだった (表現は少しオーバー) 高校になり、美術を選択しなくてもよくなり、もう天国。 その後、大人になってからは、そうそう工作などしないので、 気持ちはラクでした。 で、、、 子どもが小さなときは、再び工作の地獄がやってくると、 恐怖を感じておりましたが、、、 生まれてきた娘は、なぜか母には似ず、美術全般が大好きな子でした。 雑誌の付録を作ってと言われたらどうしよう... 密かにどきどきしていましたが、 娘は、字が読めるようになった頃から、自分で付録を作ってました。 まったくあてにならない母がいると、子どもは自力でなんとか しようとするようです (^_^;) このように、ひたすら「ものづくり」は避けてきた私ですが、、、 もの作りは、社員旅行でやってきた。 イベントの希望で、釣り・馬・食べ放題・ものつくりとあったので、 迷わず、馬を選択する私。 それなのに... アンケートの集計のあと、滝田がやってきて、 「白藤さん、一緒にキャンドルを作りましょう」 何でも、希望の多かった釣り組みとキャンドル制作組みに 分けることになったそうな。 「やだー」と抵抗したものの、釣りもしたくないなぁと思い、 しぶしぶ同意。 キャンドルかぁ。何を作るのだろう。 まさか、ろうそくの形から作るのではないだろうなぁ。ぶつぶつ。 実は、数年前の社員旅行で、器作りをしたのですが... 花びんを作りたいという私の希望だったのですが、 あまりの不器用さにあきれたのか、 施設の人がろくろを回して、ささっと花びんを作ってくれました。 私だけは、自分で作ってはいなかった (-_-;) 私にキャンドルは作れるのかなぁ... 迎えた当日、、、 キャンドル制作は、用意されたろうそくに、 密ろうで飾りつけをするというもの。 つまり、ろうそくに模様をつけるというものでした。 ## ドイツのシュタイナー教育の教材でした。 うーーーーん。 どうしたらいいのだろう。しばし悩む。 この模様をつけなさいっていうのが、苦手なんだよね。 周囲を見ると、メンバーはそれなりに集中している。 どうしようかなぁ。 以前の作品を見ると、日本人形を作っていました。 私は、フランス人形にしてみようかなぁ。 蜜ろうは、体温でやわらかくなるので、粘土の要領で まるめたり、のばしたりすることができます。 スカートのすそがうまくいかない (-_-;) やっぱりだめだ... ラフ案描いて、デザイナーに形にしてもらうのが私の仕事だものなぁ。 ラフ描いて、逃げちゃおうかなぁ。 と、最初は心の葛藤をしていた私ですが (表現少しオーバー) いろいろ試しているうちに、集中してきました。 最初はちまちまとスカートの模様など作っていましたが、 残りの時間が少なくなり、 目や鼻をつけていくうちに、こうしようとアイディアが浮かび... 金色の密ろうで、髪の毛の縦ロールを作ると、 ほかの人がほめてくれる。 そうなると、面白くなり、 最後に、スカートもタックをよせてはかせることができました。 スカートのすその模様は、この際無視。 そうして出来上がったのが、これ!! 白藤作 「イライザ」です。 いかがでしょう... 企画をしている仕事なので、少しは右脳が刺激され、 なんとか形にできたのかも。 子どもの頃は、先生の言うことを聞かないと怒られましたが、 大人になると、しかも会社の年長組み(?)になると、 逆ギレできる自由があるから、 気がラクになったのかもしれませんね。 (^^ゞ 「キャンドル作り」はいやだと言っていたのですが、 一番楽しんでいたのが、私です。 その後、移動中、 急カーブで車の座席から転げ落ちたイライザに、 「きゃー、イライザ。しっかりして。」 と叫び、蝦名に思いっきりあきれられました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/07/14 09:16:09 PM
[近況] カテゴリの最新記事
|