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カテゴリ:マニュアル作成
操作マニュアルで必ず見かけるのが、こんな文章ではありませんか?
1.[開始]ボタンをダブルクリックします。 スタート画面が表示されます。 ※文章自体は、創作です(^^;) なんてことはない一文ですが、 ここには操作マニュアルに欠かせない要素が詰まっています。 それが、 手順と結果の書き方です。 テクニカルライター1年生が習うのが、このルール。 手順と結果は、1対1対応にしましょう。 基本的には、ユーザー自身が行うことを「手順」として書き、 それを行った結果、製品がどう変化するかを「結果」として書きます。 たとえばソフトウェアのマニュアルの場合、何かのボタンをクリックしたとき、 実際に見えている画面とマニュアル上の画面が異なっていると、 「操作が間違っていたのかも…」とユーザーが不安になってしまうからです。 そんな心配を回避するためにも、 操作手順と結果を1対1対応にしておくと分かりやすくなります。 そして、操作手順を書く上で、もうひとつ大事な原則は、これ。 手順は能動態、結果は受動態で書きましょう。 このようにも言い換えられますね ↓↓ ・ユーザーが行う操作を能動態で書く。 ・ユーザーが行った操作に対して生じた結果を、受動態で書く。 と、マニュアル制作者にとっては ひじょーに基本的なことを書きましたが・・・ 実は、 マニュアルの文章を書く上で何よりも大事なことは、 文章のトーンを統一させること ではないかなと私は思っています。 マニュアルの文章とは、必要な情報をピックアップしてもらうもの。 だから、読ませてはいけない。 ぱっと見て、理解できるのが一番です。 だからこそ、ねじれのない、統一された文体で、 一定のルールに則って書くことが 大切なんだろうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/11/26 01:40:56 AM
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