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2008/11/25
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カテゴリ:マニュアル作成
操作マニュアルで必ず見かけるのが、こんな文章ではありませんか?


1.[開始]ボタンをダブルクリックします。

  スタート画面が表示されます。
  

   ※文章自体は、創作です(^^;)


なんてことはない一文ですが、

ここには操作マニュアルに欠かせない要素が詰まっています。



それが、

手順と結果の書き方です。



テクニカルライター1年生が習うのが、このルール。


手順と結果は、1対1対応にしましょう。


基本的には、ユーザー自身が行うことを「手順」として書き、

それを行った結果、製品がどう変化するかを「結果」として書きます。


たとえばソフトウェアのマニュアルの場合、何かのボタンをクリックしたとき、

実際に見えている画面とマニュアル上の画面が異なっていると、

「操作が間違っていたのかも…」とユーザーが不安になってしまうからです。


そんな心配を回避するためにも、

操作手順と結果を1対1対応にしておくと分かりやすくなります。




そして、操作手順を書く上で、もうひとつ大事な原則は、これ。


手順は能動態、結果は受動態で書きましょう。


このようにも言い換えられますね ↓↓


・ユーザーが行う操作を能動態で書く。

・ユーザーが行った操作に対して生じた結果を、受動態で書く。


と、マニュアル制作者にとっては

ひじょーに基本的なことを書きましたが・・・


実は、

マニュアルの文章を書く上で何よりも大事なことは、

文章のトーンを統一させること

ではないかなと私は思っています。


マニュアルの文章とは、必要な情報をピックアップしてもらうもの。


だから、読ませてはいけない。


ぱっと見て、理解できるのが一番です。


だからこそ、ねじれのない、統一された文体で、

一定のルールに則って書くことが

大切なんだろうと思います。





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最終更新日  2008/11/26 01:40:56 AM
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