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テーマ:仕事しごとシゴト(23711)
カテゴリ:ひとりごと
7月13日~14日の二日間は、東京出張でした。
出張の目的は、東京都中小企業振興公社でのWebセミナー。 昨年の秋に続き、今回も第一部の講師を担当しました。 昨年は会議室が少し狭くぎちぎちでしたが、 今回は、こんな広い会議室を用意していただきました セミナーでは、 Webの成約率を高めるためには、 I&Dの法則(情報とドラマ) が大切と力説しました。 ========= ものを作るということは、 ストーリーを作ることなのだなと、最近つくづく思います。 ものづくりのこだわりがあって、 そのこだわりが、あるストーリーにのって展開されている。 こういう筋の通っているものは、 読んでも・見ても面白いなと思うのです。 わくわくします。 ストーリーが大事なのは、マニュアルでも同じ。 ユーザーが読んで実際に操作できるかどうかは、 ライターが設定しているストーリーが鍵になります。 とくに、チュートリアルと呼ばれる初心者向けのマニュアルは、 どうしてもマスターしてほしい機能をもれなく選び出し、 それを適切に時間軸で並べる必要があるのですね。 最初にしなければならない操作が、 あとに説明されていたとしたら、 ユーザーは、製品を使えません。 最初から、やり直しになってしまうこともあります。 そういうことにならないように、 ライターは、いただいた仕様書とプロトタイプをもとに、 機能分析をしていくのです。 そうして、小さな場面を設定して、機能の使い方を解説していきます。 分析が足りなかったり、時系列という視点がないと、 ライター自身は、自分の文章を読んで操作できても、 製品を購入したユーザーは使えないという事態になってしまいます。 ソフトウェアのマニュアルって、 誰でも書けそうですが、、、 ・時間軸を意識する ・ユーザーの能動的な操作と、その操作の結果の画面の状態を意識する ・初期設定を確認する など、ポイントとなることがあるのですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/07/17 12:24:08 AM
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