全米で初登場1位を記録したヒット作。まずは
予告編をみてみなくちゃ始まらない。テレビで再三予告を見てしまったので、『こんなストーリーで、こんな落ちだろう・・』と勝手に想像して、なかなか劇場に足を運びませんでした。映画館で見ていない映画というとコレだけ、になってしまった為見ました。う~ん『いい意味で予想を裏切ってくれました。面白かった~』というのが感想。ほとんどの場面をCGで描いているため迫力が無い映画かなぁと思っていましたが、大違い。カーチェイス・バイク、ロボットの襲来と音楽と、映像があっていて迫力あります。
サスペンス+アクションですので、迫力だけを楽しむのではなくて、ストーリー自体を楽しむことができました♪映画を見る前に、手塚治作「t九歳代のロボット」、浦沢直樹「PLUTO」、押井守「イノセンス」などでロボットの世界を予習していくとよりたのしめますよ~。
≪原作と背景≫
アイザック・アシモフの「われはロボット」が原案。
映画の中で、
『ロボットの三大原則』
・ロボットは、人間に危害を加えてはいけない。
・ロボットは、人間から与えられた命令に従服しなければならない。
・ロボットは、前掲第一条および第二条に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない。
というのが出てくるが、日本にはこの原作にインスパイアされた作品が少なくない。
もっとも古いものでは手塚治虫作の
鉄腕アトム (13)(楽天ダウンロードで300円で買えます。)「地上最大のロボット=プルートゥ」を、国を追われた権力者が、謎の科学者に百万馬力のスーパーロボット“プルートゥ”を作らせ、アトム(十万馬力)を含む世界の7大ロボットに挑戦させる、というストーリー。アトムの十倍強いからそりゃ倒すのに苦労します。単純にプルートゥが悪いという話ではないので、面白い作品です。
手塚治虫原作の「地上最大のロボット」を原作に浦沢直樹が「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の『
PLUTO』)という作品を描いています。
浦沢直樹
色が強く、まったく別の視点から描かれています。原作では脇役だった十万馬力ロボット「ゲジヒト」が、今作では、外見は人間と見分けがつかないロボットという設定で主人公となっています。ロボットが人間に混じって暮らしている未来が舞台、という点は原作と同様ですが、『PLUTO』は、ゲジヒトが、スイスの森案内ロボット・モンブランの破壊事件と、同時に発生した殺人という2つの事件を追い始めるところからスタートします。この、点と点を結んで線になるという手法が「MONSTER」や、「20世紀少年」と似ていて非常に面白い作品です。
押井守の
イノセンスにいたっては、アイロボットの原作!?と思えるようなシーンや、台詞がいたるところに散りばめていてます。世界観としては、アイロボットよりも、イノセンスの方がより深く、より細かく設定されています。原作の漫画もありますので、そこまで見てみると、アイロボットをより深く楽しめます。
【ストーリー】
ロボットとの共存が当たり前となった近未来で、ロボット工学の第一人者ラニング博士が(ジェームズ・クロムウェル)が殺害されるという不可解な事件が起こり、シカゴ市警のデル(ウィル・スミス)は謎の究明に乗り出す。 というのが大筋。メイキングを見たのですが、町や車は100%CG。ウィルスミスは、何も無いところで演技するのは大変!!と言っていました。
≪音楽≫
追われているときの緊張感や、トラブル発生時の心情が音楽でもよ~く表現されていました。バイオハザード、ブレイド2、ターミネーター3、ヘルボーイなどのマルコ・ベルトラミが担当しているだけに、迫力があって、映画を盛り上げてくれます。。
【出演】
ウィル・スミス彼の映画はハズレがありません。
ブリジット・モイナハンヒロイン。
どこかで見た顔だと思ったら「リクルート」で謎の美女役の方でした。
ブルース・グリーンウッドロボット製造会社社長役。悪そうな役をやらせたらピカイチですね。
チー・マクブライドウィルスミスの上司役。
ダイハード・フォーンブースに出演していたフォレスト・ウィテカーに似ているなぁ。
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【ウィルスミス最新作『HITCH』
予告編】
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