19世紀イギリスの雰囲気がばっちり楽しめた前半がとても良かったです。タイムマシンは『
キテレツ大百科』の航時機みたいなデザインですが、とてもシックでお洒落な雰囲気を醸し出しています。タイムスリップ中は、外の景色が見えるのですが、木が生え、森ができ、建物が建ち、飛行機が飛ぶという文明の進化を楽しめるため見ていて楽しめます。後半は一転して、『
猿の惑星』+『
プレデター』÷2といった雰囲気の怪物が登場し話が大きく展開。まるで『
フロム・ダスク・ティル・ドーン』ですよ。コリャ。それは抜きとしてタイムスリップ中の映像は一見の価値ありですよ♪
【監督】
サイモン・ウェルズ
ゴア・ヴァービンスキー
【出演】
ガイ・ピアース≪アレクサンダー≫
ジェレミー・アイアンズ≪ウーバー≫
オーランド・ジョーンズ≪ボックス≫
シエンナ・ギロリー≪エマ≫
サマンサ・ムンバ≪マーラ≫
【ストーリー】
H・G・ウェルズの有名な同名原作を1959年に続き再映画化したSFアドベンチャー。事件で失った恋人を助けるためタイムマシンを発明してしまった男が、やがて80万年後の世界をも目撃してしまう。原作者の曾孫サイモン・ウェルズ監督が初の実写作品に挑んだ(撮影終盤、体調を崩したウェルズ監督に代わり「メキシカン」のゴア・ヴァービンスキーが一時期監督代行を務めた)。主演は「L.A.コンフィデンシャル」「メメント」のガイ・ピアース。
1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、ある日、婚約者のエマを暴漢に殺されてしまう。現実をどうしても受け入れられないアレクサンダーは過去に遡ってエマを救い出したいとの一念で、ついにタイムマシンを発明してしまうのだった。しかし、エマの死んだ日に戻ったアレクサンダーはそこで、エマの運命そのものはどうやっても変えようがないことを知る。諦めきれないアレクサンダーはその理由を解き明かすため、今度は一転、未来へ向け時間移動し2030年の世界へと降り立つのだったが……。
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