なんだかずっと笑いっぱなしの楽しい映画でした。細かなジョーク満載です。
こんな、難しい話無しのお気軽に見れる映画を待っていました。(ウェストポーチのネタはかなりはまった!)
マイケル・ダグラスがあまりにもお茶目なCIAの潜入捜査官を演じていて、それに強引に付き合わされてしまうアルバート・ブルックスの組み合わせは、新鮮で楽しめました。字幕と、日本語吹き替え両方とも見ましたが、日本語吹き替えは、かなり日本人向けに内容が分かりやすくなっているので、両方見ても楽しめました。日本語の吹き替えは2種類収録されています。
『声優が演じる通常バージョン』
『プロレスラー・小川直也と橋本真也演じる(ハッスル版)』
このハッスル版がスゴイ吹き替えです。
レストランでメニューを頼むシーンでは・・
通常字幕
『では、特製メニューを頼む。』
『日本語吹き替え』
おすすめのスペシャルメニューを頼む。
『ハッスル版』
おすすめのハッスルメニューもってきてくれる?
と結構違います。
いたるところでハッスル○○とか、ハッスルだ!とかを、
棒読みな吹き替えでやっちゃってくれます。
しかも口とあってない!!面白すぎます!
戦闘シーンでは、通常吹き替えや、字幕には無いアドリブ的なセリフが連発です。その上、場違いな声を出していてウケます。
意外にも橋本真也の吹き替えは、小川直也に比べて上手です。
それ以外にもプロレスファンにはたまらないネタが用意されています。まるで違う映画を見ているようで楽しめます。声優が本職ではないので、下手ですが・・おもしろい!
≪役者が良い!≫
なんといっても、マイケル・ダグラスが格好いい!スーツがとてもよくお似合いです。
相棒のアルバート・ブルックスは、『ファインディング・ニモ』でマーリンの声優を演じた人です。困った顔がなんだか笑えます。
そして、武器商人役として、デヴィッド・スーシェが出ています。『
名探偵ポワロ』を演じていた役者です。
≪音楽が良い≫
KC&サンシャインバンドが登場し、全米ナンバー1曲「ゲット・ダウン・トゥナイト」(収録アルバム
●ディスコ・フィーバー・ベスト CD(2004/8/4))
を演奏しちゃったり、ポル・マッカートニーの『Live and Let Die」、バート・バカラックの「Raindrops Keep Fallin' on My Head」他のシーンのBGMもかなり良いです。
公式サイト
【監督】
アンドリュー・フレミング
【出演】
マイケル・ダグラス≪スティーブ・トバイアス≫
アルバート・ブルックス≪ジェリー・ペイサー≫
ロビン・タニー≪アンジェラ・ハリス≫
ライアン・レイノルズ≪マーク・トバイアス≫
キャンディス・バーゲン≪ジュディ≫
リンゼイ・スローン≪メリッサ・ペイサー≫
マリア・リコッサ≪キャサリン・ペイサー≫
デヴィッド・スーシェ≪ジャン=ピエール・ティボドゥ≫
【ストーリー】
表の顔はコピー機のセールスマン、しかし本当はCIAの潜入捜査官として、国際的な武器密輸組織を囮捜査中のスティーブ・トバイアス。多忙な彼だったが、間もなく息子のマークの結婚式を控えていた。そして両家が顔を合わせる食事会の時、仕事の合間を縫ってなんとか出席したスティーブだったが、会食の合間にも任務に関わる大騒動が勃発、相手側の父親に結婚を大反対されてしまう。しかもそこへFBIまで現れて、事態はとんでもない方向に…。
主演は「危険な情事」「トラフィック」など、ハリウッドを代表するいぶし銀俳優のマイケル・ダグラス。そして騒動に巻き込まれてしまう新婦の父にアルバート・ブルックス。ベテラン俳優2人が織りなすスパイ・アクション&ファミリー・コメディ。
【
最安検索】
1979年の『あきれたあきれた大作戦』のリメイク。
『CIAの潜入捜査官+医者』という組み合わせで、ロバート・デ・ニーロ主演の『
アナライズ・ユー』を思い出しました。
『あきれたあきれた大作戦』
【ストーリー】
娘の義父にあたるCIAエージェント(フォーク)のおかげでドル札原版をめぐる陰謀に巻き込まれる歯科医(アーキン)の悲劇を描くコメディ。南米まで舞台を広げて二人のドタバタが繰り広げられる。というストーリー。
【
最安検索】
【うんちく映画日記】【美味しんぼ日記】連載中♪