『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『キャッツ』、『エビータ』など多くの代表作を持つ天才作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの同名ミュージカルを映画化。
19世紀パリのオペラ座を舞台に、オペラ座に住む謎の男と、彼に見初められた歌姫の物語。いわずと知れたお話ですが、最新の技術でリメイクされたこの映画はとってもゴージャス。スワロフスキー社が提供した豪華シャンデリア、舞台、衣装がとても良い雰囲気をかもし出しています。台詞のほとんどが歌なので、出演者の歌唱力が問われます。
≪ココが見所っ!!≫
全編に渡って美しい音楽と映像が楽しめます。ミュージカルに興味のない人でもその雰囲気には圧倒されるのではないでしょうか?エミー・ロッサムの美声も驚きました。
≪ちょっと残念。。≫
『ものすごい才能の持ち主』という設定のファントムですが、歌を歌い始めると、ものすごい才能な割には、迫力が足りません。仮面をつけてる間はオールバックでものすごく格好良かったのですが、仮面をとったとたんに、毛が薄くなってしまったのにはビックリ!!!
【監督】
ジョエル・シューマカー
『ヴェロニカ・ゲリン』
【音楽】
アンドリュー・ロイド=ウェバー
【出演】
ジェラルド・バトラー≪ファントム≫『タイムライン』
エミー・ロッサム≪クリスティーヌ≫『デイ・アフター・トゥモロー』
パトリック・ウィルソン≪ラウル≫
ミランダ・リチャードソン≪マダム・ジリー≫
ミニー・ドライヴァー≪カルロッタ≫
シアラン・ハインズ≪フィルマン≫
サイモン・キャロウ≪アンドレ≫
ジェニファー・エリソン≪メグ・ジリー≫
【ストーリー】
19世紀のパリ、オペラ座で、そこに住む伝説の男ファントム(ジェラルド・パトラー)の仕業とされる怪事件が多発。それらの事件は、彼が見初めた歌姫クリスティーヌ(エミー・ロッサム)をプリマドンナにするために起こされたものだった。
≪関連作品≫
『ファントム』
宝塚歌劇でも、オペラ座の怪人を題材にした劇が行われました。宝塚歌劇は全米で高い評価を得た、アーサー・コピット(脚本)、モーリー・イェストン(作詞・作曲)による、ファントムを取り上げています。母親にしか愛情のこもった目で見つめられることがなかった苦渋に満ちた人生を送る怪人の心の葛藤を描いた作品。
【出演】
和央ようか
花總まり
出雲綾
貴柳みどり
遼河はるひ
悠末ひろ
彩乃かなみ
安蘭けい
鈴鹿照
樹里咲穂
【ストーリー】
19世紀パリ、オペラ座通りで歌いながら楽譜を売る少女クリスティーヌは、ある日オペラ座でレッスンを受けるよう取り計らわれる。オペラ座では支配人のキャリエールが解任され、新支配人としてショレが妻であり新しいプリマドンナのカルロッタと共に迎えられた。キャリエールは、この劇場には幽霊(ファントム)がいるとショレに告げ去る。
一方、オペラ座を訪ねたクリスティーヌの歌声を聞いた地下に潜むファントムは、天使のような歌声に母親を思い起こし、彼女の歌の指導を始める。クリスティーヌの若さと美しさに嫉妬し、自分の衣装係にしたカルロッタはクリスティーヌを潰すために罠を仕掛ける。怒ったファントムがクリスティーヌを奪い去る。それはクリスティーヌへの愛情の表現にほかならなかった。しかしそれが、やがて彼を悲劇の結末へと向かわせることとなる……。
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