これはおもしろい!『マルコヴィッチの穴』や、『ヒューマンネイチュア』を手がけた脚本家チャーリー・カウフマンが脚本・原案・製作総指揮を担当しているだけあってストーリーは奇想天外。でも、それだけで終わっていない所が見所。静かな音楽、映像が奇想天外なストーリーと対比して全てを魅力的に見せてくれる。ジム・キャリーといえば、真っ先にコメディー映画を連想しますが、『トゥルーマンショー』や、『マン・オン・ザ・ムーン』のときのように、見事な演技力で、今回は自己嫌悪の男を見事に演じきっています。『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、『スパイダーマン』のキルステン・ダンスト。『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッドと、主役級の俳優が脇を固めているのもこの映画の魅力の一つですね。派手な映画ではありませんが、映画を見た後は、『いい映画観たなぁ』と爽快感たっぷり。『もう一回観たい!』と感じた映画。
【監督】
ミシェル・ゴンドリー
【脚本・原案・製作総指揮】
チャーリー・カウフマン
【出演】
ジム・キャリー≪ジョエル・バリッシュ≫
ケイト・ウィンスレット≪クレメンタイン・クルシェンスキー≫
キルステン・ダンスト≪メアリー≫
マーク・ラファロ≪スタン≫
イライジャ・ウッド≪パトリック≫
トム・ウィルキンソン≪Dr.ハワード・ミュージワック≫
ジェリー・ロバート・バーン
トーマス・ジェイ・ライアン
ジェーン・アダムス
デヴィッド・クロス
【ストーリー】
バレンタインデー目前のある日。ジョエル(ジム・キャリー)は、不思議な手紙を受けとる。「クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社」クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)は、ジョエルが最近喧嘩別れしてしまった恋人。仲直りしようと思っていた矢先に、彼女が自分との記憶を消去してしまったことを知りショックを受けた彼は、自らもクレメンタインとの波乱に満ちた日々を忘れようと、記憶除去を専門とするラクーナ医院の門を叩く。ハワード・ミュージワック博士(トム・ウィルキンソン)が開発したというその手術法は、一晩寝ているあいだに、脳の中の特定の記憶だけを消去できるという便利なもの。さっそく、医師の指示通り彼女との思い出の品を掻き集め、睡眠薬を飲んで、施術を受けるジョエル。ラクーナの技師たち(マーク・ラファロ、イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト)が現在から過去へと記憶を消していくあいだ、無意識のジョエルは、クレメンタインと過ごした日々を逆回転で体験する。最初に甦るのは、カップルの末期症状の姿。喧嘩が絶えず、不満や猜疑心に満ちている。しかし、記憶をさかのぼるに従って、ジョエルの胸は痛み始め、手術を止めたいと思うようになる。そこには、忘れたくない素敵な日々があったのだ。思い出しては消されていく楽しかった日々の記憶…。とうとう最後のひとつの記憶を思い出した時、記憶の中のクレメンタインはジョエルに問いかける。『絶対にまた私に会いに来て。そしたら、私もあなたのことを思い出すから。』そして、いつもと同じ朝。何事もなかったかのように家を出るジョエルは、このあと素敵な運命が待ち受けていることをまだ知らないーー。《公式サイトより》
【
映画を見て15秒CMを作ろう!】
アドビシステムズの映像編集ソフト「Adobe® Premiere® Pro」を使用して映画のCMを制作。コンテストに応募しよう!
≪応募期間≫
3/19(土)~4/30(土)
≪審査・発表≫
株式会社ギャガ・コミュニケーションズ/アドビ システムズ 株式会社 /コマーシャルフォト誌およびCMクリエイター審査員(未定)による審査の上、応募作品の中から「表現力」「オリジナリティ」、「アイディア」に優れていると判断する作品を協議によって選出。2005年7月15日に、エキサイトホームページ上及びコマーシャルフォト誌面上で発表。
≪賞≫
最優秀賞 1名(Premiere Pro 1.5 日本語版)
優秀賞 3名(映画オリジナルTシャツ)
≪作品規格≫
作品は15秒以内。制作には原則としてAdobe Premiere Proを使用。Adobe Premiere Pro 1.5はアドビのWebサイトから体験版を無償でダウンロードできます。
フォーマットはWindows Media。
ダウンロードできる素材を除くビデオ、オーディオ、イメージの使用も可能。その場合は原著作者・被写体から事前の使用許諾・承認を受けた上で応募すること。
≪応募方法≫
3月15日以降にエキサイト専用ページにUPされる応募フォームに必要事項を明記の上、ホームページ上にて応募。(注意:作品ファイル形式はWindowsMediaのみ)
公式サイト
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