公式サイトで観ることができる予告編。ここまで予告編の出来が良い映画も珍しいのではないでしょうか?映画館で予告編を見て『絶対みたい!!』と思い映画館に足を運びました。
内容はロンギヌスの槍、ガブリエル、サタンが出てくるだけあって、キリスト教徒なら馴染み深いキャラクターが出てきますが、聖書を読んだことの無い私には『あっあの人は重要なキャラクターだったんだ。』と後で分かったり。見に行く前には公式サイトで事前に知識を仕入れていたほうが楽しめるのではないでしょうか。
監督のフランシス・ローレンスはミュージック・ビデオを中心に活躍してきた人なので、映像の見せ方がとっても斬新(映画としては)。その点は大いに楽しめました。予告編でも観れるこんな場面↓は『ミュージックビデオを観てる』と思いながら観れば、こんな演出もアリかなぁと思えてしまう。
・風呂桶が爆発「!?しちゃうシーンとか
・ビルのドアを突き破って吹っ飛ばされちゃうシーンとか
バッタバッタと悪魔をやってけていくマトリックス張りのアクション映画かと思ったら、意外にもサスペンス色の強い映画でした。最後の最後での必殺技??からして『コンスタンティン2』に期待してね。という感じを受けました。まだまだ序章って感じなので次があれば観てみたいものです。
【監督】
フランシス・ローレンス
【製作総指揮】
ギルバート・アドラー
マイケル・アグィラー
【出演】
キアヌ・リーヴス≪ジョン・コンスタンティン≫
レイチェル・ワイズ≪アンジェラ・ドッドソン≫
シア・ラブーフ≪チャズ≫
ジャイモン・フンスー≪ミッドナイト≫
マックス・ベイカー≪ビーマン≫
プルイット・テイラー・ヴィンス≪ヘネシー神父≫
ティルダ・スウィントン≪ガブリエル≫
ギャヴィン・ロズデイル≪バルサザール≫
ピーター・ストーメア≪サタン≫
【ストーリー】
主演は、『マトリックス』シリーズで文字どおり世界中を席巻したキアヌ・リーブス。『コンスタンティン』は、キアヌ自身が「次の『マトリックス』」として選んだ唯一無二の作品でもあるのだ。ひとつの「事件」とまで称された『マトリックス』と並び立ち、それを超えうる作品があるとすれば、この『コンスタンティン』を置いてほかにない。そうキアヌに思わせたものは、彼が絶賛を惜しまない「最高」の脚本であり、そして何より「今まで出会ったことのない究極のアンチ・ヒーロー」=ジョン・コンスタンティンの存在だった。既存のヒーローからは最も遠い存在でありながら、今までスクリーンに登場したどのヒーローよりも魅力的な異彩を放つ。この役に惚れこみ、病身を演じるために体重を落としてまで役に挑んだキアヌが、異色のヒーロー像を存分に魅せてくれる!たった2分間だけ成功した自殺の罪を贖うために、天国と地獄のエージェントとなった男、ジョン・コンスタンティン。正義とは無縁の彼の戦いには、パターン化されたありきたりの勧善懲悪の影は微塵もない。信じていなかった超常現象に事件解決の糸口を見出してしまう刑事、神の代行者でありながら個人的な陰謀を企てる天使(ルビ:ハーフブリード)、悪魔祓いができない司祭、天使と悪魔の両方が集うナイトクラブを経営する実業家……。既存のステレオタイプで語れるキャラクターは皆無だ。誰もがそれぞれに矛盾と謎を抱え、背景にはみっちりと描き込まれた物語性を負っている。そして、その真ん中にいるのが、ヒーローになりたがらないヒーロー、ジョン・コンスタンティンなのだ。ストーリーの奥は、どこまでも深い。まずは、すべてを超越してみてほしい。
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