ルパン三世の実写版!を期待して見に行きました♪
実写と言えば・・・
ユリ・ゲラ-のに「念力」ブームに乗っかった
ルパン三世念力珍作戦なんて映画もありました。キャストは信じられないくらい豪華です。見ていませんが・・
ルパン 目黒祐樹
次元 田中邦衛
銭形 伊東四朗
さてこの≪ルパン≫ですが、三世ではなく一世のお話。
公式サイト
では・・
≪ルパンといえば、「ルパン三世」があまりにも有名な日本。その「じっちゃん」については知らない方も、本作を見て、「三世」と比べてほしい。悪女に弱い、軽妙洒脱なジョークなどユニークな共通点探しも楽しめる。また、
宮崎駿監督の不朽の名作「
カリオストロの城」が、「カリオストロ伯爵夫人」に敬意を評し、オマージュとして<カリオストロやクラリス>を登場させたことは有名な話しで、いかにルパンシリーズが多くの読者に夢を与え続けているかを物語る。≫
なんて書いてあります。
宝石は≪
カルティエ≫が全面協力なんてあたりもとってもゴージャス。映画全体の雰囲気もゴージャスな感じ。
配役が絶妙です。これだけでも見に行く価値があると思います。
まずルパン。いやらしい顔と、太いもみ上げ。もうまるっきりアニメのルパン三世顔です。
冒頭で・・『泥棒だ』という事がばれて走って逃げる様は本当にアニメから抜け出してきたかのような走り方!クラリスは、青い目と、貧弱そうなあたりが宮崎アニメのクラリスっぽいです。
でも映像の見せ方がいまひとつ。
・意味の無い箇所でのスローモーション→ムッ重要なのか!?と思うと別に意味は無かったり・・
・ちょっぴり違和感のあるCG
・突然の場面転換→これが結構早い。早い。小さなストーリーをいくつもつなげてるって感じの展開。えっさっきの話はもう終わったの!?ってこともしばしば
・全体の映像が暗い。せっかくのゴージャスな雰囲気が色あせて見えました(
タイタニックや、
ロミオ&ジュリエット的なゴージャスな雰囲気が好きなので・・物足りなかったです・・)。この時代を忠実に再現したといえばそれまでですが・・・
そういえばフランス映画の【
ヴィドック】も同じような所が気になった映画でした。ヴィドックもかなり面白かったのですが・・。
今回、映画館のチケット売り場で『ルパン』と言ったところ、
『フランス映画ですがよろしいですか?』と聞かれました。
公開しているほかの映画とは毛色が違うので確認しているのかな・・見終わった後に、意味はわかりましたが・・・
【監督】
ジャン=ポール・サロメ
【原作】
モーリス・ルブラン
【脚本】
ジャン=ポール・サロメ
ローランヴァショー
【音楽】
デビー・ワイズマン
【編集】
シルビー・ランドラ
【出演】
ロマン・デュリス≪ルパン≫
クリスティン・スコット・トーマス≪ジョセフィーヌ=カリオストロ伯爵夫人≫
パスカル・グレゴリー≪ボーマニャン≫
エヴァ・グリーン≪クラリス≫
【ストーリー】
“怪盗紳士アルセーヌ・ルパン”を2500万ユーロという巨額の製作費をかけて完全映画化した冒険活劇。
監督は『ルーブルの怪人』のジャン・ポール・サロメ。ルパン役にはフランスの次世代スターとの呼び声高いロマン・デュリス。ルパンを取り巻く女性陣にはクリスティン・スコット・トーマスやエヴァ・グリーンがふんし、カルティエの最高級ジュエリーを身につけて登場する。
ルパン(ロマン・デュリス)は、従妹のクラリス(エヴァ・グリーン)の父親ら名士たちが秘密の会合を行っていることを知る。会合に忍び込んだルパンは、美しいカリオストロ公爵夫人(クリスティン・スコット・ルーマス)と出会う。
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