原点にかえる
よく晴れたその日、友人と待ち合わせたのは偶然、あの店。そう。弊社、起業前の旧オフィス。九段のスタバ。勝手にオフィス、と(笑)今ほどカフェが蔓延するはるか前、の時代。その友人は、数日後に法人化を果たすという。おめでとう!それがゴールではないのは分かるしそこに特に深い想いをもってないのも知っている。でも、しかし。一つの節目だ。長らく応援している身としてはやはり、お祝いを伝えたくなる。すごく、おめでとう。ひとしきり、過去、現在、未来について語り。お互いの、身の上の変化、成長を感じざるを得ない。かつて、この場所でまさしく同じソファに座る過去のわたしは未来を語り、ビジョンを描き、(正確には、それらを聞き)一つのことを‘ああでもない、こうでもない’と闇雲にチカラを入れて検討し、試行錯誤した。いつかこれが、いい思い出になる日を夢見て。ほんとうに、そんな未来がくるのかと、ほんの少しの不安とともに。時間が流れ、時代が変わりその、同じ場所で同じソファで、誰かに、法人化のお祝いを伝える自分がいるなんて。感慨深い、というのはまさにこれ。♪あの頃の未来に 僕らは立っているのかな・・・ 「夜空ノムコウ」より