テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:アーティストの一歩一歩
「受付のお手伝いをしてくださらない?」ということで、この日、昨年に引き続き、 国立新美術館の「平泉展」の受付に一日座らせていただきました。 さすが六本木。と言うか、国立新美術館。 たくさんの方にご来場いただけるのですね。当たり前なのかもしれませんが。 展覧会の受付をする機会がありますが、たいていは知り合いしかいらっしゃらない 小さな展覧会なので、あまりに静かで時間を持て余すのですが、 「平泉展」は、アーティストさんの数も多いし、国立新美術館のメイン展にいらした方も 寄ってくださるようで、とにかく受付はにぎやかです。 普通は芳名帳を用意しても一冊終らないと思っていましたが、こちらではもう三冊目 でした。 ・・・その芳名帳を何気無く見ていたら、ゆみの絵をみに来てくださった方のお名前を発見。 とくにご案内をしていなかったのに、びっくりです。 わざわざ足を運んでくださってありがとうございました。 「平泉展」の会場は、とにかく広いです。 いろんなコーナーがあります。 ただ絵が並んでるだけではないので、すごく面白いです。 あんまり写真を載せていいかわからないのですが・・・ 会場風景は今年もこんな感じです。 本当に広い空間をOPENに使っていて、会場にいて気持ちがいいです。 ゆみの絵は、上の4枚の写真の左上の部分の真ん中にあります。 場所は広い会場のほぼ中央付近です。 (奥は、先生方と会員の方の油絵です。) 「この二つの作品、同じ人のものなんですよ。」と、示すために、わざわざ 二つを上下に展示してくれました。 一緒に受付をした方が、何枚も写真を撮ってくれました。 「撮ってあげる。」と作品の前に行ったら、2人のお客さまが熱心にゆみの作品を 見ていてくれました。 もちろん知り合いの方ではありません。 本当はお声をかけて、感想をお聞きしたかったけれど、お客さまに悪いかなと思い、 見終わるのを黙って待ちました。 知らない方が、毎日ゆみの作品を見てくれる…それはやっぱりこういう大きな美術展の 醍醐味ですね。 昨年ゆみはマスターに言われた言葉を思い出しました。 「ゆみちゃんは六本木の公募展に、一年に二回も入選したのに、 そのことの重大さを全然わかってませんね!!」 そのときゆみが、「なんかご縁があったみたいで・・・」なんて言ったら、 「そんな言い方してるうちは、ちっとも価値がわかってないんです!!」と 叱られました。 うーん。昨年も、先生が、 「なるべく毎日会場にいなさい。そこできっとあなたは得るものがあるから。」 おっしゃってくださいました。 昨年は初めてで、何もかも新鮮でしたが、今年ようやく、ことの意味が 昨年よりはわかってきたみたいです。 もう一つ気付かされたことがあるんです。受付をしていて。 実は昨年、ゆみも友人や家族も、この美術展の作品を飾る位置が、予想したイメージより 低いなぁ、と感じていたんです。 ゆみの作品は4作品並んでいましたが、明らかに目線より低かったでしょう。 それでも会員さんが、「こんないい場所に横に並べてもらえるなんて、さすが 優遇されていますね。」とおっしゃっていたのです。 それが今回、やっぱりまた、皆さんの作品の位置が低いなあと思っていて・・・ でも、ふと気がついたのは・・・ 受付にいて「なるほど。」と・・・。 実は車椅子の方が、見にいらしてるんですね。 もう慣れていて、電動車椅子をうまく操作して、ゆっくり鑑賞を楽しんでおられるんです。 その方たちの目線に、実はぴったりな高さなんでした。 私達は、ちょっとくらい下でも上でも、自由に背伸びしたりかがんだりして見られますが、 車椅子の方にとって、あれより位置が上だと絵を正面から見ることができないんですね。 受付で「どうぞごゆっくりご覧くださいませ。」と言ってから、一時間半くらいして、 「ありがとう。ゆっくり楽しめました。」と言っていただいたときのお顔が、 先ほどより明るく楽しそうで、こちらも嬉しくなりました。 ゆみは都心の人が集まる場所に普段勤務していますが、やっぱりとても車椅子の方が 多いんですね。 でも都会の公けの場所は、ちゃんといろんなことに対応していて、サービスもしっかりと 身につけた者が対応していますので、皆様安心してお買物が楽しめるようです。 我が家の父も、都心まで連れ出してあげることも実はできるんだなあ、と 美術館の受付でゆみは感心していました。 話は変わりますが、国立新美術館。 昨年は、黒川紀章さんがデザインされたこの建物のことを書きましたが、 やっぱり、その造形美は、圧巻です。 外側のフォルムも素敵なのはもちろんですが、内側からの景観もすごいです。 円錐状になっているのは入り口で、全てガラスです。 細くなった先を下から眺めるのも不思議な気分です。 そして空中レストラン。 今回もここでお食事したので、また載せますね 美術館自体が、大きな芸術作品ですね。 なんだかとても好きな空間です。 そこに自分の作品が並んでるって、確かにすごいことです。 ただいまメイン展は、加山又造展でした。 受付が早く終ったら見てこようかなと思ったのですが、ちょっとお仕事を頼まれて 一日中になったので、ちょっと気分だけ。 加山又造展にちなんだ、夜桜セット。 わあい♪ と一人で微笑んでしまうようなセットでしょ。 ガラス張りの建物から外を見つつ、一人カフェ。 幸せ。 お餅に包まれているのは、ピンクの桜アイス。花びらがいっぱい入っています。 そしてあったかい抹茶ラテ。(ハート可愛い…) お昼は、会場の上の事務局で先生方とおにぎりやサンドイッチをいただいたので、 (ランチ代が浮いたので?)思わぬおやつができてよかったです。 平泉展会場では、絵の前でバレエやフラメンコを踊っていただくイベントがあって、 踊ってくれた子供に花束をあげたいけど、生花はいけないということで、 クレイアートの先生がお花を寄付してくれたのですが、それをブーケにする作れる 人がいないってことで・・・ 「ああ、よかった、プロがいてくれて。」と先生に頼まれて、ゆみはお花の ラッピングを引き受けました。 材料の買出しに行ってもらって、セロハンや薄紙と、カールりぼんで、 可愛いプレゼントが出来上がりました。 いつもしてることが、こんな時に役に立って、良かったと思います。 せっかく今年もメンバーの一員に選んでいただいたんだから、何かしらお役に立ちたいなあ、 と思ってたので、夜までお手伝いできて、満足な一日でした。 他の方の作品もじっくり見てきました。 芸術って、なんだろう。 心の収穫があったと思います。 次回日記で書いてみるつもりです。 美術館の外は、すっかり暗くなってました。 光り輝くガラス。夜の美術館も、すごくいいですねー。 会期中、なるべく会場にいたいと思いつつ、お仕事もあって毎日は無理です。 でもあと2回くらい、足を運ぶ予定。 また報告いたします。 ゆみちゃんの日記は、楽天ランキングに入っているかな? 楽天日記が好きな方は、ここをクリックしてね!!→ 日本ブログ村のランキングは・・・ 雑貨日記がいっぱいです♪ カントリーSHOP「テディベアテラス」ゆみの日記 FC2ブログランキングは・・・ インテリア日記がいっぱいです♪ カントリーの自宅ショップ「テディベアテラス♪」ゆみの日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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