テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ゆみの一歩一歩<前向きにいこう>
自宅ショップとして(自宅付き店舗)ゆみのお店も、8年目をやっています。
今週、自転車で行かれる範囲で見つけた自宅ショップの雑貨屋さんも、 偶然にも4月に8周年を迎えるとのことでした。 日記1つでまとめようと思ったんですが、まとまらなかったので続きです。 お店の名前をちゃんとご紹介してなくてすみません。 お店の写真とゆみが買ってきた洋服の写真は一個前の日記を見てね! 2009年03月21日 和の趣の雑貨屋さんで出会ったオーナーさんとお話させていただきました。 人の第一印象って大事ですね。 ゆみが訪ねたお店は「有加里」さんです。 最初、「手作り雑貨のお店」ということで紹介いただいたんですが、 入った店内は、とても洗練されたプロの作品と、オーナーが選んだ洋服のブティックに なっていました。 お店のHPを見たら、~器衣雑貨~となっていました。 器(うつわ)と衣(ころも)、女性が本当に欲しいものですよね。 店内には、和小物や、アクセサリーもありました。 自分が好きなものしか置かない、という信念は、やっぱりぶれないで持っていたい ものですね。 オーナーさんは本当はアフリカが好き、ということでエスニックのアクセサリーが うまく和の中に溶け込んでいます。 ゆみが買ったジャケットもそうですが、ちょっと凝ったつくりの1点モノの洋服も このお店にはよくあっています。 お店って、本当にオーナーさんのセンスで出来上がっているんですね。 ゆみをちゃんと受け入れて、お話してくださったオーナーさんは、お若く見えるのですが、 今年もう古希だそうです。「え、全然見えないですー!」とびっくりしたゆみ。 「あなたは半分以下でしょう?」と言われ、、いえいえとゆみの年を言うと、 今度はあちらが、「あらまあ、全然見えないわよー!」と、いらしていたお客様と一緒に びっくりされてました。 いろんな話題をお話していて、たまたま持ち歩いてる今年の年賀状をプロフィール代わりに お渡しすると、「あら、これはお姉さん?」と、聞かれました。 「いえ私ですよ。去年、京都の鶴屋吉信で撮ったんです。」と言ったら、 「えー?今のほうが全然若いよー!!」と、オーナーさんもおっしゃいます。 その写真は、この日記のTOPページにも載ってますが、ゆみ的にはけっこう良く撮れてると 思ってるんだけど、友達にも、「おすまししてるとゆみちゃんぽくない」って、 評判はイマイチ。 「今のその髪形がいいよー。」とオーナーさん。 「いえ、これは最悪ですー。自転車だし風強いし。爆発!!」とゆみ。 「あら、その爆発が、いい感じなのよー。似合ってる。」って。 時々ゆみの髪は天然ドナ・サマーになります!いわゆる爆発。 最近は外に行く前はストレートに整えてるし、めったにこんな髪のまま出かけることは ないんだけど、今日は地元で自転車だったから、手抜きしました。 そんな出会いがあると思ってなかったし。 でもなんだか、それがいいと言われて、不思議な気分。 そこにいらしたのは、オーナーさんと、お店の手描き友禅の小物を作られてるプロの方と、 お店のお得意様。みんな人生の先輩の方。 その方たちとお話してるうちに、ゆみもなんか安心してすっかり溶け込んでしまいました。 それに加え、「あなたの魅力はその声よ。」「そうよねー、いいわね、その声。」 「私には絶対出ない声よ。」「神様からのプレゼントよ。」と、口々に褒めて(?) いただき、照れるゆみ。 今でこそ、開き直っていますが、子供の頃は声のことをよく言われたので コンプレックスでした。 子供って正直だから、「へんな声ー!」とか「マンガみたい」とか言われるのを みんな悪口だと思ってました。 歳をとって、悪口だったんじゃないだとわかって、お仕事で武器になると今は評価されてますが。 ここで、「きっとあなたはその声が財産ね。」「人に好かれる声ねー。」と 言っていただけるとは思わず・・・ この雑貨屋さんに、この日にゆみが自転車で寄らなければ、会うことが出来なかった方たちに ゆみは大きく励まされて、力をいっぱいもらいました。 ここで過ごした時間の中で、オーナーさんの温かいお人柄に触れ、こういう方だから 自宅ショップを8年間続けてこられたんだなあと思いました。 そして、この方と、お店の中で重要な役割を果たしている手作り作家の交流が素敵でした。 「いつもお世話になっているんです。」「いえ、この方に支えられてここまで来たんです。」 とお互いにゆみにご紹介くださるのです。 でもゆみはこのやり取りになんか覚えがありました。 そうだ、ゆみとFujikoさんもこうやってお互いに思い合って8年一緒にやってきましたね。 もう1つ、お客様との交流。 ゆみがいる時にいらしたお客様、ご主人が手術をされたばかりだったようで報告にいらしたようです。 したいお話がたくさんあったのでしょう。 たまたまゆみがいたので、しばらくこちらのお話になってしまう間も待っていらしたそぶり だったので、ゆみが先においとましたほうがいいんだと感じて、先に帰ってきました。 「ご主人の元気が出るように。これなら病院でも大丈夫でしょう。」と、お店の商品の 手描き友禅の匂い袋を、プレゼントされているのを見ました。 お客様といつもどんな風に接しているかが感じられる場面でした。 こういうやり取りにもまた覚えがありました。 ゆみと、お得意様のお客様の交流にも、こんな場面があったように思います。 ゆみの場合は一ヶ月に一度しかお客様と向き合えないので、お客様は一ヶ月のいろんな 出来事を報告に来てくれます。 家族のことやお仕事のことや病気のことやいろいろを、お話しようと待っててくれてる みたいです。 時には励ましたり、慰めたり…もちろん一緒に喜んだり。 それは何気なくやっていることで、8年の月日の中で自然にそうなってきたのでしょう。 でも同じように、8年間、自宅ショップを続けてきたオーナーさんに出会って、 その方も何気なく当たり前のように、一緒にショップを支えてくれる方や お得意様と交流されていらっしゃいました。 それをゆみが、訪問者の立場で見せていただいて・・・ ほのぼのしながら、暖かい絆があって、それはきっと、人と人が築いたものなんだなぁと 思います。 雑貨屋さんとして、洗練された品揃えであることは、お店としては大切だけれど、 お店が続く、ということは、それだけではないですね。 人との交流ですね。 お客様を大切に思う心なんだと思います。(いつも結論はそこですが) 商品を、お店の中に並べるだけなら、出来る人はいっぱいいるかもしれない。 でも心がないと、そこに人が集えません。 「うちはお客様とお客様が、ここで仲良くなるのよ。」とオーナーさん。 「あ、うちも。よく一緒にお話します。」とゆみが答えたら、お客様が、 「ネットショップじゃ、そういうわけにいかないわよね。」とおっしゃいました。 「そうよね、商品届くだけよね。つまんない。」 「いまどきはそれが楽でいいらしいわよ。」 「えー?それじゃお買い物って言わないよねぇ。」と会話が続きます。 そしてオーナーさんがゆみに、「ネ、あたし達はがんばりましょうね。」と おっしゃいました。 そうですね。 人から人へモノを伝える役目が私達にはあります。 初めて入ってったゆみなのに、一緒の目線でがんばる仲間として迎えてくれた オーナーさんに感謝です。 二時間の中で、ゆみはいろんなことを話させていただきましたが、 新しいお客様が入ってくると、必ずゆみをご紹介くださいました。 「この方すごいのよ。カントリーのお店を、こんなおうちでされてるの。 それからお勤めもしてるし、絵も描かれるし、先生もされてるし、お菓子も作るの。」 お客様は「あらあ、どこですか?私も行って見たい。」「わあ、かわいいおうち。」 と、興味を持ってくださいました。 ありがたいことです。 普通はなかなかそうやって、ご紹介くださらないんですよ。 でもそうしたら、オーナーさんおっしゃいました。 「こうやって、お店を開けてるとね、同じ業種の方が偵察に来るとすぐわかるの。 いつご挨拶くださるかと思うと、最後まで何も言わないで、みるだけ見て帰っちゃうのよ。」 「え?お友達になりたくていらっしゃるんじゃないんですか?」とゆみ。 「違うのよ。偵察なんだもの。時には帽子で顔を隠して見ていかれるわよ。」 「え~、もったいない。」とゆみは思いました。 こんなに素敵なオーナーさんと、お近づきに慣れたら嬉しいのに。 だけど、ゆみみたいに最初に自己紹介から入る人なんていないんだそうです。 よかった。そういうゆみを好意的にすぐに受け入れてくれる方がオーナーさんで。 ゆみはまた、このお店に行って、オーナーさんともっとお話したいと思いました。 ちょっと不便な場所で、駅からバスも行きにくいのですが、ゆみはまた自転車こいで、 お邪魔したいと思います。 ゆみのところもそうなのですが、こういう個人店ではお客様は、 オーナーさんともっと話したい人ほど、長く店内に残るという法則があるので、 今回はお得意様がいらしてまだまだお話がありそうだったので、 ゆみが先に、帰ってきました。 自宅ショップの良さ、続けることの大切さを、いっぱい感じられた帰り道、 ゆみももっともっとお客様を大切にしよう、 今よりまだまだ、お客様と交流していこうと思いました。 もちろん、商品だけ見て、さらっと帰りたい人もいるかもしれないけれど、 人とお話がしたいな、と思ってこられるお客様とは、ネットショップでは出来ない交流 していきたいなと、思います。 お店のコンセプト、間違ってないって思えたひと時でした。 これからもがんばりたいです。 興奮さめらぬゆみは、そのまま、また自転車こいで、ボンボンマルシェのtitiさんの ところにも寄りました。 同年代の私達より、30年近くも年配の方が続けてこられた素敵なお店の話を titiさんともしたくて。 またここで話し込んでしまった(^_^;)。 でも外のお仕事をお休みにして、とても有意義な一日が過ごせました。 牛歩で、回り道って、いいことに出会えるチャンスなんだね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月22日 18時17分05秒
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