テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:テディベアテラスの一歩一歩
イベントのための看板・・・間に合いました!!
自宅で雑貨ショップを開催するもっと前から、地元でボタニカルアートを習い始めました。 トールペイントはもっと前にやっていましたが、ちょっと理由あってお休みしていた時で、 なんとなく人間関係が混沌として、自分が何者かわからなくなっていた時に、 「絵の世界に没頭してみなよ。 無心に植物を描いてみたら、人間関係のいざこざなんか、小さく思えてくるよ。」 と・・・一足先に始めた友人にすすめられました。 その友人は、2年くらいで九州に転勤して行ってしまったけれど、 そんなきっかけで始めたボタニカルアートは、細く長く続くゆみのライフワークになりました。 ボタニカルアートを始める時、「お花が好きだからきっと描けるよ。」と友人が言いました。 その頃はお遊びのようなトールペイントをかじっただけだったので、 「こんな繊細で本格的な水彩画なんて、ゆみに描けるわけがないよ。」 と思ったのですが・・・ 友人がゆみにボタニカルをすすめてくれたのはもう1つ理由がありました。 それは、違う世代の方との交流です。 つまり年配の方と話すこと、それを体験することをすすめられたんです。 ちょうど行き詰ったのは、1つのくくりの中の狭い世界のいざこざでした。 同世代の中で、他の人と比べられたり僻まれたり。 今でこそ、「小さなこと、つまらないこと」と言えるけど、当時は、その世界でつまづけば 他には身を置くところがなかった・・・。 友人は、年はちょっとしか変わらなかったのですが、賢い人で、 いち早く、「自分を生きること」を見つけ出した人でした。 自分と言う一個人の名前で、地域のサークル活動やボランティアに飛び込んでいった彼女は、 目の前の小さな人間関係で、くよくよ愚痴愚痴することから抜け出しました。 そうしてゆみにも、「自分個人として生きる」という一歩を与えてくれました。 それが、ボタニカルアートだったんです。 ゆみは30歳になったばっかりくらいで・・・ 紹介されたサークルには、その友人の他は、30代はいなくて、40代の方もいなくて、 50代、60代、70代、なと80代の方まで、男女半々くらいの方がいました。 そして友人は、そこでは○○さんの奥さん、でもなく、○○ちゃんママでもなく、 一人の女性として、世代が上な方々と活き活きと話をしていました。 その姿がとても魅力的で・・・彼女はゆみにも、年配の方との交流をすすめてくれました。 「みんなもう子育てが終ったり、社会で一仕事終えて引退したりして、 自分の一生をいかに意義あるものとして過ごすか、を考えているんだよ。 だから、あたし達が悩むようなことは、とっくに経験済みで、 そんなときもあるけど、過ぎてしまえばあっという間よ、と言ってもらうと、 目の前のことが、ちっぽけでくだらない悩みだと、思えるようになっていくよ。」 まさしく友人の言葉通り・・・ 年配の方と話すことは、最初戸惑ったのですが、やがて楽しくなっていき、 自分が自分として、何かを表現したり、活動できるようになったことは、 目の前のいざこざに必要以上に執着しなくなり、 無理な解決を望むより、距離を置くことを覚え、 やがては、"社会の中で、自分はなにが出来るのか"ということを考えていく きっかけになりました。 友人は、自分の道をボランティアに見い出し、当時はまだ少なかったホームヘルパー二級 の資格をとって、就職して、故郷に転勤していきました。 ゆみはまだ社会に出るきっかけが来るのは、それから五年後ですが。 もう一つ、植物に向かい、スケッチし、筆を持って色を染めていく、 という世界は、精神統一とか、心の落ち着きをもたらして、体まで癒されて、 なんだか健康的に前向きに(ただがむしゃらに頑張るのではなくて)なっていかれました。 そして、いろんな経験をそれぞれにしている年配の方たちに、素直に向かうことで、 かわいがっていただいたり、頼りにされたりすることで、 社会のというのは、こういう風に補い合って、いろんな年齢の人で構成されているんだと 改めて認識できました。 本当にゆみにとって、ボタニカルアートの地元サークルには入ったことは、 社会への第一歩、自立への第一歩だったんです。 それからもう10年以上・・・ ボタニカルの作品は、一年に二個くらいのペースでしかないけれど、 途中恵比寿に勤めだした頃も、新作がなくても、展覧会には毎年よんでいただき お手伝いさせてもらってました。 今ゆみは、手描きアーティストとか、カフェコーディネーターといって、 手書きで何かを作ることをお仕事にもさせていただいてますが、 きっかけは、この地元のお祭りのポスターを、ボタニカルアートのサークルを代表して 頼まれたことがきっかけです。 このとき、デザインした文字が、開催者に気に入っていただき、それから4年間 ずっとゆみが描かせていただきました。 そしてこれが口コミで広まり、地域でポスターやチラシを頼まれることになったのでした。 そんな中、都心に仕事に行くような運命が突然やってきて、あれよあれよという間に、 忙しく出かける人になっちゃったゆみですが、 きっかけをくれた地元のお祭りの、ボタニカルアートの展覧会には、 毎年4月に必ずスケジュールを開けて、参加することにしています!! そして今年もまたその日。 2年前に描いた看板、日記でお見せしたのですが・・・昨年はそのまま使ってもらって、 ボロボロになり、今年また、描きなおしを頼まれました。(いえ、名乗り出ました) これが2年前の。 苦心したんだけど、色が薄すぎちゃったんですね。 だって作品より目立ったらいけないじゃない? と思ったんだけど、たくさんの展示の中で ボタニカルアートのコーナーが目立ったほうがいいんですって。 ってことで、これ、↓確認してみてね!! 2007年04月20日 締め切り間に合ったよ。ボタニカル展覧会に使う看板完成!また徹夜開けの朝 ↑ この記事には、2年前のデート報告や人間関係も垣間見え、 全くゆみさんてば自由人だったんだわ~と、びっくりもしますが、それも思い出(*^_^*) 二年前は、締切日前日にデートに行って、看板を寝ないで徹夜したと書いてありますね。 今年は年をとってムリが効かなくなった分(?)か、賢くなって仕事終えてからデートか は知りませんが、とりあえず水曜日、木曜日の夜に頑張って、夜中までで仕上がって寝ました。 今年は今年で、いろんな人間関係を抱えながら、お仕事してるのは同じです。 だけど、日記に書かなく(書けなく?)なっちゃっただけ。 さて、上の日記を見ると、文字は3重になっていて、凝っていますが、やっぱ目立たないね。 ってことで今年は、もう少し頑張って濃い色を使ってみました。 このくらいでいかがでしょうか? あとは、会場設置写真を次の日記に載せるので確認してくださいね。 実は今回は、締め切りまで3日!と言ったら、若者♂が手伝ってくれました。 ボタニカルアート、の文字は若者作品。微妙にかわいさのある文字でしょう。(*^_^*) おかげさまでゆみは、「彩香」に集中。 そしてさすがに、「植物細密画」は、切り文字はあきらめて、手描きで書きました。一発勝負! こういうのはだいたい一回目が集中していて・・・ 書き直してもいい文字になるとは限らないので、一発OKにしちゃいました。 色合いはいかがでしょうか? さて作品はもう一つ、ポスターとチラシで、こちらはパソコン希望だったので(前は手描き) ちょっと作ってみました。(詳細・連絡先はカットしてあります) いかがでしょうか? まずは会場で、手にとって見てもらえなくちゃいけないので、印刷はブルーの紙にしました。 こんな感じの作品と、二日間会場で販売係をすることがゆみの、年に一度の地元への ボランティアで・・・ それは上に話したような経緯から、ゆみがゆみらしく生きられるようになったきっかけを 与えてくれたサークルへの、恩返しでありまする・・・。 さて、無事に搬入の方が取りに来てくれたお昼。 そのあとは、自分の作品のポストカード作り(7種)と、会場で販売させていただく 出張テディベアテラス♪の、作品のまとめと、荷造りと・・・ テディベアテラスのチラシ作りとプリント。 一日中、プリンター大活躍の、こもりっきりの活動でした。 おかげさまで、二日間イベントに出られました。(*^_^*) (頑張ったご褒美は、用意してたのだけど…また波乱かな?) 日本ブログ村のランキングは FC2ブログランキングは お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月19日 23時05分39秒
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