テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:テディベアテラスの一歩一歩
母の日のおかげで、テディベアテラス5月♪はお客様がいっぱいで、楽しく終りました。
今年から、テディベアテラス♪が終った次の火曜日は、お菓子教室!! って決めたのです。 今までは、火曜の朝から、お仕事に行っていたんだけど、少しは余裕を持って、 暮らしたくなったのです。 (それでもスケジュールぎっしりだけど。) これも牛歩の一環です。 焦って歩くことはないから。(今まで走りすぎた。) 今回はまた上級の、「ベールオペラ」なのですが、 その前に・・・ テディベアテラス日記の続き書きますね。 母の日に、ママにプレゼント!!って、小学生がいっぱい来てくれて。 それぞれの子にエピソードがあるのですが、代表して今回はユウちゃんのお話。 読んでない方はこちらから。↓ 2009年05月09日 5月のテディベアテラス♪は子供達の思いがいっぱい。 母の日のプレゼントに優しい気持ちを込めて・・・。 さて、後日談。 次の日にユウちゃんが来て、「ママがすごく嬉しいってー!!」とニコニコでした。 「あのね、おまけのさくらんぼ、かわいいから大好き!って、ママが喜んでたの。」 「わあ、よかったね。おまけも大事にしてくれるなら嬉しいね。」 ああ、よかった。ゆみもホントに嬉しい。 ここでユウちゃん。 「500円持ってきたの。これ、買うの。」と言うのです。 実はユウちゃん、メリーソートのベアのついたストラップが欲しかったんですね。 昨日はママのを買うから我慢して、今日パパからお小遣いをもらって買いに来たんでした。 でも、ユウちゃんが欲しい方のは、800円なんです。 どうしよう、と思ったけど・・・ユウちゃんだけに二回も特別は、 したらダメだなと思いました。 思い出してみたら、このストラップ、昨日同じクラスの子が、ちゃんと800円で 母の日のプレゼントに買っていってました。 だから今度はおまけは出来ません。 「またお手伝いして、来月の楽しみにしようね。」と声をかけて見送ったけど、 こういう時いつも、「プレゼントしてあげられたら、どんなに楽だろう。」と思います。 でもゆみはお店の人だから、それはしてはいけないよね。 ゆみの方がしょんぼりしてると、そこに「こんにちは。」と、ユウちゃんのママ登場。 「なんかスミマセン。素敵なカップ、、おまけして安くしていただいたみたいで。」 「あ、いいえ、いいんですよ。ユウちゃんが三年続けて母の日二回に来てくれたから、 私の気持ちです。もうあのカップ、最後の一個だったから、ユウちゃんママになら 大事にしてもらえると思って・・・」 「わあ、そうなんですか?それから、さくらんぼの編みぐるみもつけてもらって。 すごくかわいくて、ユウも欲しいっていうので、もうひとつ買わせてください。」 「あー、あのさくらんぼも、1点モノなんですよ。売り物じゃないんです。」 ユウちゃんママは、「あらあ、そうなんですか。」と残念そう。 そこでゆみ、ちょっとおせっかいをしてみる。 「さっき、ユウちゃん来てくれたんですけど、持ってきた500円で、 欲しいものが買えなくて、しょんぼりしてたんですよ。」 「まあ、知らなかった。どれかしら?」と、ユウちゃんママ。 そこでゆみがストラップを見せたら、「わあ、かわいい。これは欲しがるわね~!」って。 「ユウちゃんと同じクラスの子が、800円で買ってくれてるものだから、 今度はおまけしないで帰しちゃいましたよ。」 と、ゆみが言うと・・・ ユウちゃんママ、「じゃあ、あといくらあったら、買えるのかしら?」 実はゆみはこの台詞を待っていたんですね。 子供達は、みんな、自分の欲しいものもあったのに、今回は我慢してお母さんにプレゼントを 買っていきました。 「もし、お母さんが、お礼に何か買っていいよ、って言ったらこれにする!」 って、みんなそれぞれ夢見ていたんです。 プレゼントに、見返りを期待するのはいけないけれど、 純粋な子供達の気持ちに、お母さんが喜んでくれて、なにかいいことしてくれるといいな と、ゆみは子供の味方になって思っていました。 ユウちゃんママには、催促はもちろんしなかったけど・・・ ママが帰って、五分後くらいにユウちゃんがやってきました。 「ママが、ユウちゃんに、300円くれたのー!!」とゴキゲンです。 「え?そうなの?」ととぼけるゆみ。 「800円になったら、これ買えるでしょー?」とユウちゃん。 「あ、ホントだ。よかったねー!!」 「うん。(*^_^*)ママ嬉しかったからお礼だって。」 こんなわけで、ユウちゃん、一度は我慢したクマさんストラップをお持ち帰り♪ ゆみもホッと一安心です。 昔はね、デパートで欲しいおもちゃがあっても、買ってもらえないで泣く泣く帰るのは 当たり前の教育だったけど。 今は子供が、お金をいっぱい持ってて、よくない感じもあるけれど・・・ でも、「母の日」という行事が廃れることなく、母と娘の楽しいコミュニケーションの 一日になることって、素敵なことだと思いませんか? 親子の情が薄い、って嘆く話も聞くけれど、 この日見る限り、子供達はみんなお母さんが大好き。 プレゼントを買った子に、必ずゆみは、「カードにお手紙書いてね!」 「お手伝いもしてあげてね!」と声をかけましたが、 子供達みんな、「昨日カレー作ってあげたの。」とか、「これからクッキー焼いてあげるの」 なんて言っていましたよ。 みんなちゃんと、「母の日」してるんだね!! そんな話を・・・ 夕方、いつものようにやってきた24歳クンにしたゆみ。 「ゴールデンウィーク帰ってあげた?」 「いえ、帰ってません。」 「じゃあ、母の日、何か贈った?」「まさか。」 「じゃ、元気ですか?って電話は?」 「そんなの急に照れくさい・・・」 も~、子供達がみんながんばってるのに、なんなんだ、それは。 とゆみがちょっとお説教。 「普段だと照れくさいけど、母の日だから、できるんじゃないの?」 最初は、「いや、ムリムリ。」とか言ってた24歳クン。 ゆみがもう諦めて違う話をした頃、いきなりめがねケースを、カウンターにポンと置きました。 「箱、ありますか?」 「箱?ラッピング?プレゼント?」と聞くと、「送るから。」と、ボソッと。 あ、そうなんだ。 さっきまでゆみは、「今日は無理でも宅急便したら、宮城でも明日着くのに~。」 と、絡んでいた。 なんだかすごく嬉しくなって、私物の箱をリビングから持ってきて、ラッピングしました。 「わあ、なんかすごい。」と24歳クン。 バラの花とおリボンに照れながらも、「早いほうがいいね。」と、コンビニに 宅急便出しにいきました。 そうだよ。大人でも男性でも、照れずに母の日しなくちゃね。 ゆみは雑貨屋さんだから、そういう気持ちを後押し。 ちょっと無理やり迫った気もするけれど、きっとお母さん、宅急便を開けて見て 息子の思いに喜んだことでしょう。 自己満足なのかもしれないけど、ゆみは嬉しかったです。 (うちの若者は、肩もみだけなんだけどねぇ・・・ ) 今年来てくれた子供達が、来年もまた来てくれたらいいな。と思うゆみでした。 大人に好評だったプレゼントは、またいつか日記に載せますね。 来月もテディベアテラス♪がんばってオープンしよう!と思います。 よかったら皆様も遊びにいらしてくださいね。
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最終更新日
2009年05月14日 01時10分02秒
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