テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:アーティストの一歩一歩
国立新美術館「平泉展」、始まりました。
2010年も、国立新美術館の「平泉展」に入選しました。 ここまでの事情はずっと日記に書いてきたとおりです。 今ここでは、振り返りませんが・・・ 人生にはいろんな出会いがありますが、自分ではまったく望んだり意識しないで 始まったことで、通りすがりの事件だと思ったようなことが、 もしかしたら、人生の分岐であったりすることもあるみたいです。 この件に関して・・・ 今までも今も、ゆみはあんまり意欲的じゃなかったけれど、 だんだん事の重大さがわかってきた、というのが今年です。 最初に、このご縁があったときに、イーネ・イーネのマスターが、 「ゆみちゃん、この先生との出会いは、ゆみちゃんにとって、人生最大の出会い なのかも知れませんよ。あなたの一生を左右するようなことが起きたのかも。」 と、ゆみがまったく気づかないことを先読みして、 興奮していらっしゃいましたが、 今年はやっと、その感じがつかめてきたというか、ゆみの自覚が伴ってきた元年です。 ご縁とは不思議ですね。 もし、先生に見つけられなかったら、ゆみは絵を描く、ってことを今は していなかったかもしれません。 ボタニカルアートも、一時期の習い事のひとつになっていたでしょう。 今年ゆみは、まったくのオリジナルのものを描きました。 どのジャンルにもあてはまらない「邪道」の作品だと思います。 心に思い描いたものを、でっかい画面に思うままに表現しました。 その作品の話は、またの機会にします。 ただ、描きかけの状態で、これでいいのかと迷いが生じたときに 先生方がまたテディベアテラスに描きかけの絵を見に来てくれました。 「絵を習ったことが無いからどうやって描いていいのかわからないんです。」 というゆみに、 「教えたら、あなたらしさがなくなるから、このままでいい。 好きなように仕上げなさい。できてきた絵を飾るから。」 と、お二人は励ましてくださいました。 なので、悩みつつ、迷いつつ、だったのが、好きなようでいいんだ、と思ったら 楽になってきて、勢いで仕上げて、搬入しました。 そして「平泉展」始まって・・・ ゆみより先に、応援してくれている友達が会場に先に行って見ていてくれて ゆみが三時過ぎに到着した時に迎えてくれましたが、 ここで、いつもの部屋のあたりに、ゆみの作品はありませんでした。 友達は、実質会場に来たのは初めてなので、不思議とは思わなかったみたいですが、 ゆみは、「あれ?あたしの作品はどこ?」と思いながら見ていました。 もしかしてやっぱりだめだったのかな?と思いながら・・・ とうとう正面、一番奥の部屋。 真正面は先生方の作品です。やっぱり今年もすばらしい絵でした。 じっと見ていると語りかけてくるものがあって、そこには目に見えない いろいろなものが描かれていて・・・ ゆみはあんまり絵を鑑賞することには慣れていないのですが、 一緒に見た友達は観察力や洞察力が鋭くて、なるほど、と感心させられました。 そしてちょっと振り向けば・・・ その、先生たちのお部屋に、なんとゆみの作品!! 思わずゆみの第一声は、「なんでここなの~??」でした。 本当にびっくりでした。 手前のほうに、ゲストの方のコーナーがいくつもあるのに、 なんでゆみの作品は、ここに飾ってあるのだろう、大変なことだーと大騒ぎです。 ありえない・・・と一人で興奮。 「こんないい場所にあって、びっくりです。いいんでしょうか?」と 女性の先生にお聞きしたら、 「いいのいいの。大丈夫よ。」と軽く流されてしまいました。 ゆみの絵の真横に貼ってあったのはこちら。 これはこの部屋全体の作品の言葉なのですが、まるでゆみの絵について 言われてる言葉のように感じられて、すごく嬉しかったです。 一回目も二回目も、会場に貼られている言葉たちを撮って、日記で披露してきました。 「平泉会」ならではのこの言葉にいつもすごく励まされています。 そして絵を描く勇気をもらっています。 会場に貼られた言葉を今年もご紹介しますね。 嬉しいことに、ゆみは先生と直接お話しする機会をいただけることがあります。 最初にお声をかけていただいた2004年には、おっしゃっている意味が わからないこともありましたが、だんだんと年を経て意味がわかってきました。 先生はずっと同じことを人に伝えようとしてらっしゃるんですね。 いつか少しでもそのことを、ゆみも人に伝えていかれたらいいなと思います。 まずは自分が実践しないと。と今年、ひとつ決めたことがあります。 まずは、お近くにお住まいの方は、六本木まで行って見てください。 普通の美術展とは違う何かを、会場から感じられるかもしれません。 そして、絵を描いたことがない方も、絵を描いてみたくなるかもしれませんよ。 国立新美術館の1階A室です。 できるだけ会場にいなさい、とおっしゃっていただいて、受付業務を 引き受けました。 もしかしたら会場でお会いできるかもしれませんね。 たくさんの方に見ていただけたらと思います。 そういえば、会場入ってすぐのチャリティーコーナーに、ゆみの作品も出してます。 昨年、一昨年に出したボタニカルアートが、ポストカードとなって 販売させていただいてます。 売上金はチャリティーに寄附されますので、ご協力をお願いいたします。 絵柄は7種類です。 3種と4種ずつセットになっています。 ゆみはまだ見ていませんが、今国立新美術館のメインは、ルノアール展です。 この機会にゆみも時間をゆっくりとって、見たいと思っています。 ちなみに平泉展は2月1までですが、ルノアール展は4月5日までやっていますよ。
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