テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:アーティストの一歩一歩
夜の美術館も素敵です。
国立新美術館と言えば、このガラス張りの壁を思いますが、 ここは昼間も素敵だけれど、夜になると神秘的な感じになります。 美術館の会場の受付をラストまで終えて出てくるとこんな風景。 黒川紀章さんはすごい財産をお遺しになられました。と改めて敬服いたします。 ゆみが先生にボタニカルの絵で声をかけていただいたとき、 「今、黒川紀章が美術館を建てているから、出来上がったらあなたにも会わせて あげるよ。」と先生はおっしゃいました。 当時のことを、「なんだか狐につままれたような話でした」と日記に書いた覚えが あるけれど。 あの日、家に帰って、早速ネットで調べて・・・ ゆみがそこに出られるか、って話は無しとしても、黒川紀章さんが六本木に 新しい国立美術館を、建てるというお話は本当らしい、ということだけはわかりました。 もちろん、先生も、名刺のとおりのお名前で、お顔もちゃんと確認できたので、 これはもしかしたら、本当のお話なのかもしれない、とゆみは信じたんですけれど。 美術館が完成したよ、というニュースが流れたら、描いた絵を担いで、先生のお宅を 訪ねるように、というお約束でした。 美術館完成のニュースは、ゆみが思うよりもっと、大々的に流れ、 OPENした建物は、テレビで見て感激しました。 わあ、いつか行って見よう・・・と思っていたのですが、なかなか行くことができませんでした。 そのうちに残念なことに黒川紀章さんがお亡くなりになったニュースをテレビで 見ることになってしまいました。 平泉展の公募の審査員でいらっしゃったので、もう少しお元気でいてくださったら もしかしたらゆみが描いたものを見てくれたかもしれない、と思ったりします。 国立新美術館での平泉展第一回目のパーティーのとき、 奥様の若尾文子さんから届いたお手紙を、司会の方が読んでおられました。 本当に平泉展が開催されるのを、楽しみにされていたそうです。 ゆみが初めて先生に声をかけていただいてから何年もして、本当に、 「お待たせしました。いよいよです。公募展に応募してきてください」とお手紙 をいただきました。 「わあ、本当だったんだー!!」とびっくりです。 審査には審査員二人の推薦が必要だからと、先生が二人、ゆみが今まで描いた絵を ご覧になりにテディベアテラスにいらしてくださいました。 本来ならこちらが出向くのですが、ゆみが、これまで描いてきたものが何枚かある と言ったのと、木に書いたものは大きくて重い、と言ったので、 それならいろいろ見せてね、と言うことで、先生方がいらしてくださったのでした。 今考えると・・・この最初の年、2008年、一枚だけ出品したらよかったのですが、 右も左もわからない中、先生方が、「あ、これもいいじゃない。」「これも珍しいねー。」 とほめてくださって、「みんな出しちゃおう!」「そうしましょう」と先生方の勢いで、 「え?ほんとですか?」と、戸惑いつつも4作品も出させていただきました。 (知らないって恐ろしい!) これは本当に異例で、ゆみがほかの方の事情をなんにも知らないでいたからできたこと、 初出品で4品は本当はあまりにもずうずうしいことでした。(反省) 紙に水彩で描いたり、木にアクリルで描いたり、また陶板に粉絵の具で描いて 焼き付けたり・・・ そういうのをみんな一人でやってる人がいる、というのが面白い、という コンセプトでした。 なので普通はばらばらに離して展示する作品を、一堂に並べていただきました。 昨年、2009年もそういうスタンスで、 紙に水彩で描いたボタニカルアートと、陶器(お皿)に焼き付けて描いたものと 2作品を入賞させていただきました。 決して、一個一個がうまいというわけではなく、 いろんなことやってる人がいるよ、ということが面白い、という役割というか、 位置づけにゆみはいます。 油絵は美術の授業でしか描いたことないですが・・・ そんな子が混じっていてもいいのが、平泉展なんだそうです。 習ったこと無いから面白いのだそうです。 でもさすがに今回は、家族の病気とかもあり、なんにもこれに向けた作品は描いてなくて、 すっかりあきらめていました。 でも、何でもいいから、大丈夫、と待ってくれた先生たちには心から感謝しています。 今回の作品のお話はここではしないけれど、 三回目の平泉展に参加させていただいて、またいろいろと勉強になっています。 絵が出されたことじゃなく、ここに参加してゆみが体験できること、聞けるお話しが、 ゆみの財産なんだと思っています。 なので会場のお当番を、今年も引き受けています。 なんだかんだと言って、この時期、六本木に通うのも三年目です。 寒さの中にどこか凛としたここの外の風景が好きです。 ガラスのドームのようなエントランス。 出ると正面に見えるのはこちら。 美術館は千代田線の乃木坂と繋がっているのですが、ゆみはミッドタウンが好きなので、 ミッドタウンに回って、大江戸線で帰ります。 ミッドタウンのお庭のイルミネーション。 ミッドタウンの中を通らなくても駅にもぐっていけるけれど、 ゆみは寄り道。 雑貨の階までは行かないけれど、おいしいものいっぱいの通路を通ります。 こちらは突き当りをお庭に出たところ。今はここでモードっぽいイベントが 開催されています。 いつの間にかこの時期、ゆみの日記、ミッドタウンレポートになっています。 今年もまたちょっと載せますね。 でもね、去年のこと覚えていますか? ここに通っていて、気持ちは張り切っていて元気だったんだけど、やっぱりどこか 緊張の毎日だったみたいで、毎日六本木、っていうのが体に合わないのか 展覧会の二回目の日曜日に、ミッドタウンで具合悪くなっちゃったんですよね。 (幸い一人じゃなかったのですが) なんか急にきちゃって、電車で光が丘まで帰ってきて、車で迎えに来てもらうという 非常事態で・・・そのままダウンでした。 搬入前、根を詰めていた、っていうのもあるし、やっぱり会場内で緊張してるんでしょうね。 今年はそんなことにならないよう、心して立ち向かいたいと思います。 ・・・じゃなくて、無理をしないでお手伝いもほどほどに・・・ですよね。 この展覧会が終わる頃にはお仕事も始まるので、 体調はしっかり管理しないとなあ、と思います。(といってもぎっしり?) ミッドタウンレポは、また次回ね。 ルノアールも期間中には見に行きます。 楽しみです♪ 「カントリー雑貨」のブログがいっぱいありますよ! 最近また1位です。 いつもありがとうございます。 FC2ブログランキングは こちらはインテリア・雑貨部門! 何位か探してみてくださいね。 楽天日記が好きな方は、ここをクリックしてね! あなたの一票がすぐに反映されます。 何度でも投票できるランキング。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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