テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:お花たちの一歩一歩
先日ちょこっと写真載せましたが、今年のバラ、正式日記その1です。 最近、写真だけの日記が多くて、意外と短い日記で、皆様には読みやすくなったと思うんですが、 なんとなく書いていて、ゆみらしくないな~と思ったりもしてるので、 バラ日記だけど、ちょっとお話もしてみようと思います。 国際バラとガーデニングショウのレポートの途中なんだけど、我が家のバラも今が旬。 とっても小さなローズガーデンですけどね。 ガーデニングをずーっと若い頃からしてるゆみだけど、自分でバラを育て始めたのは、 2007年からなんです。 この日記は2005年から書いてるから、ゆみの家の変化も きっと読んでくれた方がいらっしゃるでしょう。 2006年に今のグリーンハウスの隣にあった、赤い屋根のゆみの実家と土地を売って 実家の両親と同居になりました。 家の解体の日記も書きましたよね。紫陽花のお引っ越しとか。 今ではその土地に二件建った、ミントちゃん家とSOUちゃん家と仲良くしていただいて、 そのご縁で我が家にPinoがやってきました。 人生は時に、悲しいと思ったことが、楽しいことの始まりだったりします。 実家を売った時に、土地をまっすぐに切ったので、ゆみの家のテディベアテラス部分は、 ちょっと拡張することが出来ました。 ここにお店を広げてもよかったのですが、ゆみはあえてここを「お庭」として、 (お店が狭いままでいいから)テディベアテラスガーデンと名付けました。 商品を置くよりも、ただただガーデニングをしたかったのです。 今ではその部分があるから、かえってお客様にとって、快適な憩いの場になったようです。 ここに念願の、バラのアーチを置きました。 ガーデンのデザインはゆみがして、WOODYPAPAに施工してもらいました。 バラのアーチの中は、二つのバラを植えました。 一つは偶然見つけて一目ぼれのフォース・オブ・ジュライ。アメリカのバラ。 もう一つは、長年の憧れのフランスのバラ、ピエール・ド・ロンサール。 そしてその後は、国際バラとガーデニングショウの度に、イングリッシュローズを 買い続けてきました。 5月はそのバラたちがいっせいに咲く季節。 ゆみのテディベアテラスガーデンのバラ日記も毎年恒例になりました。 今年先に咲いたのは、フォース・オブ・ジュライ(独立記念日)でした。 「バラじゃないみたいだね」とみんなが珍しがって見てくれます。 赤と白の斑入りですが、毎年違った表情を見せてくれるバラ。 鮮やかで華やかで、でも決して派手すぎないこのバラが好きです。 毎年日記に少し載せてますが、去年のフォース・オブ・ジュライ日記は とても写真がいいので、ちょっと覗いてみてください 2010年05月15日 2010テディベアテラスの薔薇・・・フォース・オブ・ジュライ編。 鮮やかに赤い大輪の薔薇、今年も華やかに咲きました!! 2007年に我が家に来たフォース・オブ・ジュライ。 毎年咲いてくれてありがとう(#^.^#) 自分の小さな庭に、小さい苗を植えたところから始まって、それが成長し、 こんなに大きなバラが毎年咲いて・・・ それはとても幸せなことなんだと思います。 もしかしたら贅沢なことなのかもしれません。 こうやって花を育てていると、水をやったり肥料をあげたり、虫を駆除したり いろんな手間があるものです。 でも毎年、一つ目の蕾を見つけた時はすごく嬉しいし、咲いたときは感激です。 近所の方もお客様も喜んで見てくれます。 でもきっと一番癒されてるのは自分です。癒されると同時に、元気ももらいます。 植物は意外と強いんですよ。手入れをすれば答えてくれます。 全くの余談、独り言ですが、 先日のこと、友達と一緒に知人の家を見る機会がありました。 自慢の大きなマイホームなんです。もう7,8年たつくらいの。 その家は立派で、「すごいね~」と第一声を漏らすほどなのですが・・・ なんだかゆみには、すごい違和感があって・・・それが何かとすぐ気づきました。 実は家の外に木が一本もないんです。 門と玄関の間にも駐車場にもスペースはいっぱいあるのに、何も植わってない。 そればかりでなく、玄関先にも鉢植えの一個さえも置いてない。 気が付けば、草さえ生えていないんです。まるで除草剤でもまいたよう。 ゆみにはそれがとても不思議に映りました。 ゆみだけでなく、友達もすぐ気が付きました。「なんだか変」。 ご本人に聞けるような間柄ではなかったので、いまだ謎です。 近所の条例かなと思ってみれば、両隣の家には木々が植わり、鉢植えがいっぱい。 お向かいの家なんか、ゆみが羨ましく思うガーデニングがされて、うさぎの置物が お出迎え。WELCOME!って言ってるみたいでした。これが家だよね。 そうあの違和感は、まったくのおもてなし感がない雰囲気だったからでしょうか。 せっかくこんなに広いマイホームを建てて、8年も一本の木も花もなく暮らしているのかな? 子供たちは何も言わないのだろうか。お花植えようよ、って誰も思わないのかな。 と、とても不思議で、「なぜなんだろ。アレルギーがあるのかな?」とか ゆみはいつまでも気になってしまいました。 友達も、「暮らしじゃないね、この感じ」という感想で、「きっと合理的だからでしょ」 「世話を焼きたくないからでしょ、花なんかに」と言っていました。 とても完璧主義な人だから、と。 本当に家の中もきっと埃ひとつもないんだと思います。 ゆみだったら・・・「完璧」を目指すなら、せっかくのマイホームにはいろんな花が 咲いていてほしい。 そんな庭を夢見て、マイホームを建てました。 子供たちの情緒安定にも「自分の家の花や木」が不可欠だとゆみは思ってました。 人それぞれだね。考え方の違いなんだね。自分の選んだライフスタイルでそれぞれ生きてる。と、自分で納得しながらも結構尾を引いた体験でした。 そして思ったのです。 これからも、木や花のあるちっちゃなちっちゃな庭で、ささやかな幸せを体験して生きていこう。 お水をあげて、つぼみが膨らんで、花が咲いて、写真を撮って、日記に載せて、 そんなのがゆみの生き方なんだな~と実感した出来事でした。 帰ってきて、花盛りの我が家を見て、妙にほっとしたゆみでした。 家の中ごちゃごちゃは全然いいことじゃないんですけどね(^_^;)
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最終更新日
2011年06月01日 22時22分40秒
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