テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ゆみの一歩一歩<美味しい毎日>
お菓子支援を本格的に始めることになりました。 新規開拓第一弾は、6月28日夜、ゆみがつくったお菓子を託しました。 東日本大震災直後、いてもたってもいられない、という気持ちの中で夢中で行動した 福島へのお菓子支援。 何かしたい、というこちらの気持ちと、食べるものも乏しい中で甘いものが食べたいという希望が ぴったりと合い、人の絆を感じた活動でした。 「一回では終わらせたくない」「どこを通せば支援の気持ちが直接繋がっていくのか」 ということを真剣に模索していた3か月。 その本気を形に変えるためのルートを切り開いてくれたのはゆみの友達でした。 彼女がやろうとしてることに、ゆみ個人として協力する、というか、まさに「手を貸す」形で、 今回、そして今後の「手作りお菓子支援ルート」が通りました。 行き先は「ビックパレットふくしま」で、ここに1000人ほどの被災者の方が暮らしています。 ゆみの親友Ricaちゃんが、そこでボランティアできるルートをつないでくれました。 その彼女の努力や、二人のディスカッションは追々日記でもご紹介していこうと思います。 ボランティア隊に直接参加する形で、彼女の活動名で登録が出来ました。 今後活動仲間を増やしていくか検討中ですが、今はまず、Ricaとゆみの二人のチームです。 まずは今回のゆみ個人のお菓子作り報告!! 今回の指令はクッキー。マドレーヌやブラウニーなども通常であれば日持ちするのですが、 さまざまな事情を想定して、万全を期します。 ということで固く焼いたクッキーをひたすら作ります。種類は5種類。200個。 クッキーの生地作りは26日から始めました。生地を冷蔵庫で寝かす必要があるので。 アイスボックスの市松や渦巻きを整形してもう一度冷蔵庫。 27日は国立新美術館に行った日ですが、夜と夜中にカットして焼きました。 バニラとココアの市松四角クッキー・ぐるぐる渦巻きクッキー・バニラマカダミアナッツクッキー チョコマカダミアナッツクッキー・シナモンアーモンドクッキー(四角・丸) うちのオーブンはシステムキッチンに組み込んだ大きいガスオーブンなので、 天板2枚で一度にたくさん焼けます。 それでも6回くらいは焼いたかな~。 それぞれおいしくできました(*^^)v マカダミアナッツはオーガニックマカダミアナッツをキャラメリゼしたもの。 大きいままゴロゴロ入れたのでナッツ好きにはたまらない感じです。 シナモンクッキーはアーモンドプードルをミックスしてサクサクの食感。 定番のアイスボックスクッキーは不動の人気です。 どれもこだわりの発酵バターを使いました。 ボランティアと言えど、いえ、ボランティアだからこそ、材料の質は落としたくないと主張して 勝手な意地は通させてもらいました。 その話はまたしますね。お菓子支援の意味を試行錯誤したボランティアになりました。 出来上がって冷めたらラッピングです。 個包装か、まとめて包装か、と思案の結果、避難所の状況に合わせて、 今回は種類の違う2個を組み合わせたラッピングにしました。 ゆみの定番のテディベアシールも貼って。 タイプはいろいろ。200個。 さて梱包はなるべくコンパクトになるようにぎっしり詰めて。 ゆみのは型崩れのしないクッキーなので、こういう支援には向いていると思います。 友達のは、ほろほろ崩れるようなクッキーだったので、また研究しないと、と言ってました。 美味しくて管理がしやすいクッキーを今後二人で追及していこうと思います。 ボランティア隊の車に乗せてもらうRicaに託します。7時集合だそうです。 箱1段目。 箱2段目。 ぎっしりです。クッキーと言えど、結構重い。無事持って行ってもらえるかな。 忙しいスケジュールの中、一日中自分もクッキーを焼いていたRicaが夜、 車で取りに来てくれたので、一緒に食べようとゆみはシフォンケーキを焼いておきました。 今回のチョコマーブルシフォン、いい感じに出来上がりました!! 車なのでアイスコーヒーで「お疲れさま~、お互い頑張ったね!!」と乾杯しようとしたら、 「あたし終わってないよ。これから帰ってまだヨモギクッキー焼くの。」とRica。 しかも、パートナーが検査入院してて明日退院なのでこれから都心の病院まで車を届けて 帰りは電車だと言う。決して暇じゃない二人。いやむしろ人より忙しくしてる身。 なのになぜ私たちは、「何かがしたい」のだろう・・・ でもそこは、考えるより先に行動したくて、それがただの自己満足だとしても 動かずにはいられない、そんな二人。・・・似た者同士? とにかく何かに突き動かされて、じっとしていられない。 今回の震災に対し、長いスパンで、「自分にできること」を模索中。 「シフォンケーキ作って待ってるよ」とメールしておきました。 どのくらいの量のクッキーを作ったらいいか、という問いに対して、 「これは仕事の依頼じゃなく、ボランティアのお誘いだから、量を決めるのはゆみちゃん。」 というRicaからのお返事に対し、 ゆみはゆみの満足する質で、ゆみの思う分だけを作りました。 本当は1000人分あればいいのだろうけれど、これから何回もこの活動をしたいと思うので、 ”悔いは残さず、無理をせず”で行きましょう。 今回は自分の時間と予算と能力に関して、「これ以上でも以下でもない」 と思う分を作りました。 で、まだシフォンを作る元気が余ってたので、自分たちのためのシフォンケーキ。 「あたし、シフォン得意なんだよ」とRica。 「そっか、じゃあこれ食べてみて。」とカットしてみる。うん、中味も上々。 食べてくれたRicaが、 「これ、おいしい!!○○に持って行ってもいい?もう一切れちょうだい!」 と言ってくれたので、「わ~い」\(^o^)/と思ったゆみでした。 この時は夜だったし、写真撮り忘れ。 翌日別の友達が来た時にも出しました。ちょっと縮んじゃったかな。 やっと写真撮れたけど。 アイスティー2種類。薄い色の方はジャスミンティー、少し色付きはローズヒップティー。 ローズヒップもオーガニックで、ハイビスカスなどを混ぜていないので赤くはなりません。 これからは濃く入れて、アイスにするのがおいしいです。 シフォンケーキは、ゆみがお教室で習う手の込んだケーキに比べたら、手順は本当に簡単! 家庭で普通に焼けちゃうケーキです。 でもだからこそ、抑えなくちゃいけないポイントがしっかりと出来てないとちゃんと焼けない。 成功すると嬉しいケーキですね。クセになるのがわかります。 さて、お菓子ボランティアプロジェクト。 とりあえず新規開拓ルート第一回目は完了。 次回までに、今回の現地レポートを友達が書いてくれるので、リンクしてまた日記にします。 実行するまでの葛藤やいきさつも合わせて記していければと思っています。 まずはゆみが作った内容についての日記でした。 この活動は長いスパンで続けていきます。
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