テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ゆみの一歩一歩<前向きにいこう>
お菓子支援イコールお菓子を送ること、と思ってお菓子を作ったのですが、 実際には、一緒に届く気持ちが大切なのだということ、 それにいち早く気付いたのは、親友Ricaちゃんでした。 もちろんお菓子支援を言い出したのはRicaなので当たり前なのですが、 彼女もきっと最初は、まずお菓子を届けようとしたのだと思います。 でも、作り手と届け先の懸け橋になるにあたって、きっとRicaが作り手の側から 受け取ったものも大きかったのだと思います。 それはきっと、「何かできることがあったらしたい」という私たちの自然発生的気持ち。 それを余すことなく伝えてくれたので、お菓子を受け取ってくれた方たちから、 もっともっと大きな暖かいメッセージが届いたんです。 親友Ricaちゃんが書いたブログと共に、自分たちが始めたお菓子支援のいきさつを 振り返って書いています。 2011年7月24日 お菓子支援のいきさつ。その1、親友Ricaちゃんからの最初の呼びかけ。 これが全ての始まりでした。 2011年07月25日 お菓子支援のいきさつ。その2、お菓子だけではなく、届けたかったのはこちらの思い。 伝えることは大切なことだったのです。 その続きです。Ricaブログからわかること。 お菓子支援Part1その4 情報を心で感じる感受性 (byRica) の中で・・・。 まずはこのブログで初めて、ゆみも、お菓子を届けた福島での画像を見ました。 これは、お菓子とメッセージを受け取ってくれた福島の方たちが、 「自分たちはこんな風に受け取ったんですよ」ということを、送ったRicaに伝えたくて、 撮って送ってくれた写真なんです。 お菓子の周りに集まっている女子社員さんの様子をカメラに収めてくれたのは、 二本松工場の工場長さんだそうです。 そして正式なメッセージはこちら。 この度は心温まるクッキー類の贈り物本当にありがとうございました。 皆笑顔になりました。 お友達の皆様にも宜しくお伝え下さい。 味もとても美味しくて美味しくてまた笑顔になりました。 頑張ります。 H.23.3.24 二本松工場一同 そしてこの他に、Ricaのブログでは、それぞれの方がメールしてくださった文章が、 たくさん並んでいました。 そのメッセージ、ゆみはこの日記にまとめました。 2011年03月29日 福島に無事手作りお菓子が届けられ、逆に暖かいメッセージをいただき、こちらが励まされました。 原文を読んでくださる方は、上のRicaブログをご覧ください。 そこでわかったのは、お菓子がたくさん届いた、とか、それが美味しかった、 ということだけじゃなくて、本当に喜んでもらえたのは、お菓子を作った人の「気持ち」 だったんだということ。 私は同封の手紙に感動しました。卵がないけど…節電でハンドミキサー… その気持ちが嬉しくて涙目です。ありがたいなぁって思いました。 お手紙も読みました。 感動しました ありがたいなって思いました 作ってくれた皆さんにも、よろしく伝えてください 協力してくれたみなさんに、ありがとうと伝えてください 私はその気持ちが本当に嬉しいです もちろんお菓子はきれいだし美味しくて喜んでもらえたのだろうけれど、 本当に心にまで届いたのは、「一緒にがんばりましょう」「お菓子食べて一息ついてください」 というこちら側の気持ちだったんだ。 そうして、被災された方たちから逆に、私たちは力をいただいた。 みなさんが幸せをくれたように、私たちもくじけないで頑張る事で恩返ししたいと思います。 皆さんも幸せでありますように その腕に美味しいお菓子の未来がかかってるから こんな励ましのメッセージをもらって、若いパティシエさんたちはさぞ嬉しかっただろう。 ゆみまで、パティシエになったような気がして、自分のお菓子作りでも、 誰かが幸せになってくれるような気がした・・・。 人を励ますのは、人の言葉で・・・人を支えるのは、人の強い意志で・・・ そして、人を動かすのは、人と人の「絆」なのではないだろうか。 「絆」は、無理に育もうと思ってもなかなか難しいものなのに、 こんな風に、ふいに生まれてくるものなんだ、と初めて知った気がした。 お菓子を食べてくれて、こんな風にアンサーしてくれた方たちに、改めてお礼が言いたい。 なんのアンサーもないつもりで作ったお菓子だったから、このことはとても 意外な展開だった。 Ricaが言い出したこの活動、一回限りで終わらせてはいけない、と思った。 これで自分だけ満足して、いいことしたような気になってちゃだめだ。とゆみは思った。 Ricaが集めた資金は、使われることがなかった。 それは彼女が、「会社に着払いでいいよ」と言いながら、それぞれの人から手渡しで お菓子を受け取ったからで、もう一つ、自分が作ったお菓子の「材料費をください」なんて 言う人もいなかったからだ。 着払い宅急便を利用した人がほとんどいなかったため、社内から集めた募金が余ってしまった。 支援してくれた人に材料費としてお礼をするほかに、義援金として二本松市に寄付をしようか・・・ などと迷っていたところ、第2弾で大量にお菓子を作ってくれた高校時代の友達が、 これを原資に次の支援をしたらよいのではないかとアドバイスをくれた。 そうさせてもらおうと思い、このブログをお菓子支援Part1と題した。byRica きっとまだRicaにはパワーがある。 自分が動くパワーと、人を動かず熱意。 だから、まだこれからも、この支援は続けていかなくちゃ、と思った。 どこの誰かはわからないけど、きっと必要としてくれる人たちはまだまだたくさんいるから。 そんな思いはRicaの中でも膨らんで、やがて形あるものを彼女は見出していく。 だからゆみは、安心して、それに協力している。 今続けていることの第一歩は、この福島の二本松工場の方たちの言葉だったと思う。 SOSを出してくれたからできた支援。 でもSOSをどこに発信していいか、わからずにいる人たちがきっといるから。 そんな思いで、続けようよと提案したお菓子支援。 あとから読んでみたら、同じ意味のことがRicaの言葉でも書かれていた。 今回は一通の手紙がきっかけとなった。声を出すべき時には出したほうがいい。 それによって、よりよい方向に動き出すきっかけとなるかもしれないからだ。 またその一方で、さまざまな情報を真摯に受け止め、心で感じられるような感受性を 鈍らせないようにしておくことも大切だと思う。 SOSと直接いわれなくても、SOSを感じとる能力を人は持っている。 そして、感じ取ったなら行動に結びつける努力をする。その心構えを持ちたい。 私は今回はただのラッキー。そしてただの自己満足。 それは承知している。だから声を大にしていうことでもないと思う。 ただ「報告」の意味も込めてどこかに残して置くべきだと感じだ次第。 人と人は見えないけれども確かな絆でつながることができる。 そのことをあらためて学ばせてもらった。気持ちが絆を生みだしたのだと思う。 生み出された絆を次につなげられるよう、大切に育んでいきたい。 同じだ。考えて行きついた先が同じ。言いたいことが一緒。 それにはもう驚かない。 一見全く正反対に見えるゆみとRicaは、人生の節目節目に、似たような思いを持って、 似たような行動をしている。 いざ、というときのものを考える指針が、いつも近い。 その意外さに、いつのまにか本人たちも慣れてきた。 自分の本心や本音の行動を、見守り合える存在。 だけどめったに一緒にいない。 このお菓子支援についても、話し合いはほとんどしていない。 ゆみはゆみで日記を書き、そこにRicaが登場し、RicaはRicaでブログにゆみを載せている。 二人に暗黙の了解があってのこと。 私たちは生きて、等身大でモノを書いているのだから、匿名である必要はない。 たくさんのブロガーの人が、自分の名前を出さないで、もちろん顔も出さないで 文章を綴っているけれど、私たちはたぶん違って・・・ 名前を出して、時に顔も出して行く側の人間なんだろう、と思い始めている。 彼女は名前のある活動をしている。 考えてみたらゆみも、雑貨屋をやってるものとして、一アーティストとして、 名前を出して活動をしている。 そして今後のお菓子支援でも、どっかのだれかが作ったお菓子、じゃなくて、 テディベアテラスのゆみが作ったお菓子ですよ、ということで活動を始めたい。 それはまだ確信ではなかったけれど、Ricaがどんどんゆみの名前や顔写真を明らかにしている。 彼女はルポライターだから、人を匿名で書くことはない。 なのでゆみも覚悟が決まったような気がする。 名前を出しての行動には、当たり前だけど責任が伴う。 そのくらいの覚悟がないと、この活動を続けていくことはできないんだと思う。 まずはこんなきっかけで、今活動が始まっています。 もういくつか、話は先に行っています。日記が追い付くように、続けて書いてるゆみです。 にほんブログ村 FC2ブログランキングは こちらはインテリア・雑貨部門! クリックお願いいたします ブログラム登録してみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月03日 03時27分59秒
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