テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ゆみの一歩一歩<前向きにいこう>
「お菓子支援」ということで、ゆみが作ったお菓子は、 親友Ricaちゃんがやっている森CAFEの活動として、福島に届けてくれました。 この活動について、ゆみのお菓子作りから届いた先のエピソードまでずっと日記にしてきましたが、 Ricaの活動は、出会いを活かしてどんどん広まっていってます。 元々の取材の仕事と、自分の意志でしたいことをうまく連動させ、 生きていく指針をすっかりその方向に定めています。 現在進行形の活動を、ゆみは友達として、見守るだけ。 彼女自身が体を壊さないようにと思うけど、何かに突き動かされてる時って、 不思議と自分の体は丈夫に動いてくれるものです。それはゆみも同じ。 お菓子支援を継続的にスタート(再開)に当たり、何度か企画書的メールをもらい、 こちらも忌憚のない意見を言わせてもらいました。 最初は事務局を立ち上げ、ボランティアを募ろうともしましたが、ゆみはあくまで 「自分にできること」をこつこつと継続していきたいと思いました。 Ricaが大きな組織を作るなら、ゆみはその歯車の一部でいい、と思いましたが、 結局、今は二人で出来る範囲での、些細な支援を心を込めて、 ということに落ち着きました。 私の目的は、お菓子を通じて被災した人に「応援している」という気持ちを伝えにいくことです。 単純にそれだけ。by Rica 本当にそれが大事なんだと思います。こんなに遠く離れた、全然顔も知らない人間が、 「応援したい」と思っている。 きっとそういう人はいっぱいいるんですよ、ということを、 お菓子を持って行くことで伝えたい。 きっと「一人じゃない」って、元気になってくれたらいいと思います。 「やるならとことん」… 毎回のメールの最後には合言葉のように、そう書いてあります。 これまで、別のことでも、二人はそういう風に生きたいと思ってきました。 だから今回のことも、自分にできることをとことん継続していきたいと思います。 更にRicaは「継続するための仕組み」を作り上げました。 それが他団体との、ネットワークやコラボレーション。 その彼女の行動力は、パワフルで神がかり的でした。 熱意が伝わったのか、ルートは開け、今、別のボランティアをしている方たちと協力して 進んでいっています。 さて、先日のお菓子支援のマドレーヌは、福島の郡山の仮設住宅で喜んでいただき、 放射能で避難されている方たちの自治会の会合でも、皆さんに召し上がっていただけたこと、 Ricaのブログで報告を受けました。 これが縁で、アロマテラピーもお菓子支援も、自治会の集会所で出来るようになった、 という報告を受けました。 役に立てた、とわかるとやっぱり嬉しいものです。 実はこの時、3種類のマドレーヌのほかに、クッキーも2種類焼きました。 仮設住宅はお年寄りが多いからやわらかいもの、ということでしたが、 クッキーは少し歯ごたえのある仕上がりになっていました。 「若い人だったら大丈夫だと思うんだけど」と伝えるとRicaは 「じゃあ、ちょっと別ルートで役立ててもいい?」と言いました。 「うん。まかせるから。」と託したクッキー。 その行方は、まずメールで報告がありました。 (Ricaの本業の取材も、8・9月号は震災特集、ということで、農林水産業の観点からの 震災の雑誌が刊行されるようです。) クッキーのほうは、 漁業ライターの大浦佳代さんが、被災した漁師さんへの取材でお会いするため、 手土産代わりに持っていってもらいました。 そしてその方からいただいた報告メールも届きました。 お菓子、本当にありがとうございました。 今回取材でお世話になった漁師さんご家族と、 以前からお世話になっている漁師さんご家族に、 さしあげました。 3軒とも、小学生以下の孫が2~3人いるお宅で、 とても喜んでいただきました。 クッキーも、ケーキのお宅に少しずつ差し上げたほか、 表紙写真をお願いした漁師さんたちの作業場で、 夕方のイッパイのおつまみに出したら、 「これはうまい!」と、みなさん大喜びでした。 日焼けした大きな男たちが、お酒のつまみにうれしそうにクッキーって、 ちょっと笑える光景でしたが・・・。 ともかく、大好評。 本当に、ありがとうございました!! *********** ♪海と漁の体験研究所♪大浦 佳代 *********** 更に、どこの漁師さんですか?Ricaがと聞いたら、またお返事が届きました。 クッキーを作ってくださった、プロ級のお友達によろしく お伝えくださいませ。 わたしも、割れたの2袋(も)いただきました。 うまかった~!です。ありがとうございました!! こんな漁師さんたちです。 (クッキーを出したのは乾杯のあとだったので写ってません。ごめん) 釜石市の、尾崎半島、白浜と佐須というふたつの集落のひとたち。 佐須は、ワカメとコンブ養殖、白浜はその他にカキとホタテの養殖もしています。 アワビ、ウニの磯漁もさかんで、この写真には、この地域のトップスリーが写っています。 アワビは、ひとシーズンで400万円近く稼ぎます。 向かって左端の青年は、去年のアワビ400万円で買った新車を、 今度の津波で流されました(泣)。 31の若さで、3人の子持ちです。 *********** ♪海と漁の体験研究所♪大浦 佳代 *********** エピソードと共に、写真がついていました(*^_^*) この写真の乾杯の後で、取材の手土産としてお渡ししたクッキーを、 漁師の皆さんと大浦さんで召し上がってくれたんですって。 (表紙の撮影をお願いした方々だそうです!) 海の男たちが、缶ビール!のシーンにゆみのクッキー。 一見合わないようですが、今回のクッキーは、(塩風味の)マカダミアナッツの クロケットオザマンドと、スライスアーモンドのクロッカンオザマンドだったので、 きっとおつまみにちょうどよかっただろうと思います。 嬉しいエピソード・・・。人とのご縁て不思議ですよね。 アクションを起こすと、その先に人と繋がる。人の手を経て心も行き着いていく。 「誰が食べてくれるんだろう」「喜んでくれるかな?」と作ったお菓子が、 釜石の漁師さんの輪の中に・・・ 意外な展開にびっくりです。 ゆみの日記は、自分の直接かかわったことしか書いて来てなかったので、 こんな風に漁師さんの写真が載るなんて思ってなかった。嬉しいサプライズです。 でもこの方たちも、被災された方たち。そこには、皆さんのエピソードがあります。 大浦佳代さんのレポートは、いずれ雑誌にまとまりますが、そのブログの中で詳しく語られています。 それをまたRicaが自分のブログに転記して、紹介しています。 「海の民」の結束を見た。大浦佳代さん三陸レポート釜石編 +森cafeお菓子支援 この中で、被災された漁師さんの結束の強さが語られて、同時にゆみのお菓子が、 その方たちにひと時の和みになったと書いてもらっていました。 ゆみの日記には全部紹介することはできないので、Ricaブログをリンクしておきます。 被災の様子は、この写真を見ただけでも胸が痛くなるほどで、 本当はどれほどに皆さんの心が傷んでいるのか、と感じます。 それでもみんな、前を向いて一歩を踏み出されているんですよね。 ほぼ同じ場所・・・なんですね。 のどかな浜は2009年のもの。海の色も青い気がします。 釜石の漁師さんたちのたくましさは、一つの希望でしょう。 岩手、宮城、福島、茨城・・・震災からの一日も早い復興を、心から願います。 甚大な被害をこうむった方々が、一瞬でも和んでもらえば・・・。 そんな思いのお菓子支援、今後も続けていきたいと思います。 by Rica 書き終えてRicaが「ほんの一時の笑顔やなごみ」が提供したかったと言っています。 ホントにそこ。大きな力になれないのは解っていますが、きっとこのひととき、 「東京からのお土産か」「うまいな、このクッキー」とビールを飲んでくれた方たちが、 そこで、笑ってくれたなら嬉しいです。 それが明日からの活力に繋がってくれたと信じて・・・ ゆみはまたお菓子を作ります。 そうやってずっと続けていくことが、自分たちにできるせめてものことだと思います。 Ricaの雑誌の「震災特集」が完成したら、ゆみの日記でご案内しますね。 にほんブログ村 FC2ブログランキングは こちらはインテリア・雑貨部門! クリックお願いいたします ブログラム登録してみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月08日 19時12分56秒
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