テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:イベント・旅の一歩一歩
「コクリコ坂から」を観てきました。 昨年、「借り暮らしのアリエッティ」を一緒に観た友達とまた一緒に行けました。 2010年08月25日 追記しました!!スカイツリーを見て、オリエンタルなラウンジでゆったり撮影。 &六本木ヒルズで、「借りぐらしのアリエッティ」、ご褒美の一日。 ちょうど一年前くらいですね。 この日記見ると、「やっぱりゆみの一日って、欲張ってるな」と思いますね。 っていうか、日記二つに分ければいいのにね。 前半は、オリエンタルホテルのラウンジでスカイツリーを見たお話でしたが、 後半が、六本木ヒルズで「借り暮らしのアリエッティ」を観たお話。 アリエッティはこれから観る人もいるから、と内容については触れてないんですね。 それを言うなら今回の「コクリコ坂から」もまだこれから観る人がいらっしゃるから あんまり内容は言えないですが。 昨年アリエッティを観る時は事前にBRUTUSで予習していったと書いてありました。 これですけど・・・今年のBRUTUS買ったら、 内容おんなじでした(^_^;) 「コクリコ坂から」の部分だけ足されてました。 ジブリの映画が好きです。だから一緒に行くならジブリが好きな人と行きたいな、と思ってたら 今年もお誘いがあって、嬉しかったです。 今年の「コクリコ坂から」は宮崎駿さんの脚本で、息子さんの吾郎さんが監督。 吾郎さんの映画は「ゲド戦記」に続く2作目です。 去年も今年もたまたまテレビで先に、映画が出来るまでのドキュメンタリー番組を見ました。 コクリコ坂、主役の海ちゃんの声を演じる、長澤まさみさんが、最初に声を出した時に 「全然だめだ」とはっきり言われたのに、監督とのミーティングの後、まったく違ったイメージで 演じて、「これこそ本物だ!」と監督を驚かせたエピソードが印象的でした。 監督から、「この時代の人はそんなに人に媚びない」「もっと普通にしゃべって」と 言われたそうです。そして、「無愛想でストレートな」海のキャラクターが出来たのでした。 それが本当に自然で、見ていてすぐに、映画の中の海ちゃんに引き込まれました。 そしてもう一つドキュメンタリーで印象的だったのは、 息子の吾郎さんが、お父さんの駿さんの脚本にない場面を創り出し、台詞を足していたこと。 それを試写会で初めて見た駿さんが、スーッと涙を流すのです。 インタビューすると、「勝手なことをして…まだまだ若いな」とお父さんは言うのですが、 プロデューサーの鈴木敏夫さんが、「息子が父に勝ったのですよ」と言っていました。 それを見た後に映画を観てみたら・・・やっぱり足されたシーンは重要でした。 と言うか、今40代の私たちには、そのシーンがあって初めて、海の親世代のこと、 そして、その時代を生きた海たちのことが、よくわかるのでした。 親子二世代の物語を、親子二世代で描き上げた作品、とても深かったです。 映画は1963年のこと。 ゆみたちが生まれる前のことではあるけれど、40代の人たちなら、映画を観て、 なんとなく懐かしい、って感じると思います。 一緒に観た友達も40ちょっとの歳ですが、世代がぴったりと言ってました。 アリエッティと違って、ちょっとお子様にはわからないかもしれないけれど、 観て、いろいろ感じるところあって、よかったです。 終わって第一声、「大人の映画だったね」って二人で言いました。 青春の思い出のような、胸がきゅんと詰まるシーンがありました。 観終わって、「上を向いて歩こう」の歌が耳に残りました。 海と俊の爽やかだけど一生懸命な想いが、心の中に心地よい風を吹かせています。 些細なことも大切にして、日々を丁寧に生きよう、と思いました。 40代の皆様、是非映画館に(カップルで?)観に行ってください。 ちょっとタイムスリップして、子供の頃を思い出したり、青春の記憶がよみがえったりします。 HP解説より。 ヒロイン・海のキャラクターについても宮崎駿と宮崎吾朗では、捉え方が少し違った。 今回、宣伝ポスターを描いたのは宮崎駿。 本編では出てこないストライプのエプロン姿の海をファンタジックに描いている。 一方、吾朗監督は、「普通にいそうな女の子」として海を映画の中で演技づけしている。 この絵、タッチも色使いも、すごく好きです。 現実的な映画の中で、このポスターはジブリらしいファンタジー。 コクリコ坂 HPより 映画について 詳しく知りたい方は、HPにいろいろ解説があります。 ちなみに「コクリコ坂」のコクリコとは、ひなげしの花のことです。 横浜の坂の上のコクリコ荘、坂の景色がリアルでした。 そして横浜の海に浮かぶ船の場面もすごくきれいで印象的でした。 そんな景色の中に生きる海と俊の真っ直ぐさに心が打たれます。 HPの解説の中に印象的な言葉がありました。 自分の本当の気持ちをごまかさず伝える力、 相手の気持ちをそのまま受け止める強さ、 これは本来日本人が持っていたものなのではないだろうか。 大事なことを聞いた、と思います。 なんだろう、どこからか、生きる勇気が湧いてくる映画でした。 映画の日のお食事は別日記にしてあります。 2011年08月16日 渋谷で映画&お食事のひととき。「一茶一坐」と「コールドストーンズ」。 忙しい毎日の中でちょっとワクワクな日。 にほんブログ村 FC2ブログランキングは こちらはインテリア・雑貨部門! クリックお願いいたします ブログラム登録してみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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