カテゴリ:テディベアテラスの一歩一歩
東日本大震災の復興支援として、今月からテディベアテラスは、 石巻のお茶っこ鹿妻の商品をお店で販売協力することになりました。 震災以来、「自分ができることは何か」を模索して、アーティストゆみとして描いた絵や それを印刷したポストカードを企画販売した代金を寄付したり、 個人として、手作りのお菓子を作って届けてもらったり、 家にある洋服や靴をたくさん送ったりと、ずっとやってきましたが、 何かいつも無力感があり、もっとできることはないのかなと考えてきました。 そんな中、今回、ご縁があり、「石巻のお茶っこ鹿妻さんからの、雑貨や写真集を テディベアテラスで販売してくれませんか?」というお話を持ち込んでいただき、 そうだ、雑貨屋として、テディベアテラスゆみとして、今できることはこれだ、と思いました。 さっそく、7月のテディベアテラスでお出ししたところ、好評を得ています。 「じゃあ私はこれとこれね」とすぐに選んでくださる方もいます。 なんと小学生たちも、「じゃあゆみちゃん、10円貯金箱に入れておくね~」と 少ないお小遣いでは、商品は買えない代わり、善意の寄付をしてくれています。 ぜひ、ゆみちゃんの日記でもご紹介したいと思います。 この商品に関しては、もちろん一切のマージンはいただいてないので、 ご希望の方に送料をかけて送って差し上げることはできないのですが (その送料分寄付したほうがいいので。) もしお近くの方でテディベアテラスに直接、来て下さる方がいらっしゃるなら、 どうかお気持ちのご協力をお願いいたします。 テディベアテラスとしては、ゆみが復興支援チャリティーのために描いた 絵のポストカードも一緒に販売し、 その金額も併せて、石巻お茶っこ鹿妻さんへの寄付とさせていただきたいと思います。 図柄は、ゆみちゃんの日記TOPページにも載せてある、こちらです。 こちらのほうはメール便にての送料込、1000円をゆうちょ銀行に振り込んでいただくことで、 (このポストカード<200YEN>3枚、 ゆみオリジナルポストカード(ベア編アソート)2枚、5枚セット) として、遠方の方にも販売しています。この金額は石巻に寄付いたします。 お問い合わせは、日記コメント欄、フェイスブック、ミクシーのメッセージ欄、または teddybeaterrace@yahoo.co.jp まで。 さて、お茶っこ鹿妻さんからお預かりして、テディベアテラスにある商品を ご紹介いたします。 ゆみが撮った写真なのですが、写真でわかるかな? すごく良くできている、とてもいいものです。丁寧な手仕事のぬくもりも伝わってきます。 フクロウは幸せの象徴なのかな。一つ一つ全部違って、どれもかわいいです。 皆様のすぐそばにあるたくさんの幸福に気が付いていただけますように… この言葉は、「幸せの豆」を見るとよくわかります。 幸せの豆 丁寧できっちりした作りです。 そして、これには深い意味があります。 ★水がのめる幸せ ★ごはんが食べられる幸せ ★ふとんで眠れる幸せ ★家にかえれる幸せ ★笑いあえる幸せ 幸せはすぐそこに・・・ 当たり前のように、何気なく過ごしている日々が、どれだけ幸せかを、 それを失ってしまって実感した方たちが、幸せを見過ごしてしまう私たちに警告してくれている そんな「幸せの豆」なんですね。 このお豆たち、一粒ずつ、一房ずつ、みんな生地が違って、カラフルで楽しいです。 このほかに、「シジミ」の根付けもあります。 若い方は、「和雑貨」は身につけたりしないと思ったのですが、結構若い方にも好評です。 お豆は手に取ってみると、本当にかわいいです。 フクロウ400円 幸せの豆400円 シジミ300円 カントリーショップっぽい感じの商品もあります。フクロウのチャーム付き。 これなら、若い方も抵抗ないと思います。フクロウは幸せのお守りなんですね。 こちらも400円。一つずつみんな違います。 そして、手ぬぐい。このイラストは、すごくいいですよね。 切りっぱなしの一枚の木綿の布なので、いろいろに使えます。 テディベアテラスにこのシリーズを持ち込んでくれた優子さんは、 リサイクルショップのママさんですが、お店が開けっ放しで外と同じように暑いので、 これを首に巻いて汗取りに使ってるということでした。 この手ぬぐいは、900円です。 お茶っこ鹿妻のブログを読んでみたら、これは手ぬぐい第二弾のイラストのようです。 もしかしたら第一弾のほうも、テディベアテラスに来るかもしれませんね。 人気で増刷してるみたいです。 第二弾 手ぬぐい完成っちゃ! from 新潟 この記事には、幸せの豆の写真もあります。 このリンクから、お茶っこ鹿妻さんのブログ、あちこちご覧いただければ幸いです。 「ばっぱ」って、方言でおばあちゃんのことなんですね。幼児語です。 東京で言うと、「ばあば」のことです。 おばあちゃんのイラストが可愛いし、勇気や元気をもらえる言葉がたくさん書いてあります。 おばあちゃんたちが心を込めて作ってくれた小物たちは、一つ一つが本当に良いです。 まだテディベアテラスも、直接のご連絡を取らせていただいてないのですが、 優子さんを通じて、販売店登録をお願いしました。 引き続き商品を入荷したいと思います。 実は「写真集」もお預かりしています。 これはあえて、テディベアテラスでは、自由にご覧いただけるようにして、 震災を直接体験した方々の写真と、胸の痛くなる言葉の載った全ページを見てもらいました。 子供たちも、外が暑いのでテディベアテラスで涼んで時間をつぶしていたので、 「これはね…」と説明して見せたら、きっともう自分たちなりにいろいろ考えたりしてるのでしょうね、自らお小遣いを貯金箱に入れてくれました。 テディベアテラスでは、お店の売り上げと区別するために、お茶っこ鹿妻さんの商品を入れた 箱の中に、赤い郵便ポストの貯金箱を入れてあります。 お客様が直接、貯金箱に寄付金を入れていただけるようになっていますので、 お気持ちをお気軽に入れていただければと思います。 写真集は、こちらです。 900円と600円です。 震災から1年間の町の様子と、「幸せの豆」と同じ言葉が書いてあります。 ページをここにお見せしていいかわからないので、今回は言葉だけ少しご紹介させていただきます。 ここに紹介するのもつらい言葉も中にはあります。 「まだ生きてる人の声が、ヘリの音でかき消される」 「一日1個のおにぎりを3人で分け合った」 「三日目に拾った冷凍物でタラ汁」 by2011.3 「今の仕事はがれき処理、一日5000円の日当」 「生き延びたかづまの人たち」 「ここはいいとこだ 海も山も川もある 生まれ育ったとこだから。」 by2012.3 宮城県石巻市鹿妻地区は津波の被害も甚大で、2620人だった人口が、震災後約1500人 に減少しました。(中略) 誰も経験したことがないこの状況を石巻市鹿妻の住人として感じたことを、伝えたいことを一冊にまとめました。 byあとがき 一周年以後、東京のテレビで被災地の様子を特集する機会も少なくなった今、 改めてこの写真を見ると、まだまだこれから一生懸命、支援を続けていかなくちゃいけない、 と強く思います。 微力なのを嘆くよりも、一歩だけでも何かできることをしていけばいいんだと思います。 「当たり前の日々の中に、幸せがあるんだよ」と教えてくれる「ばっぱの幸せ」の写真集… お茶っこ鹿妻さんの商品をお預かりできたことで、テディベアテラスから お客様できてくれる子供たちにも、当たり前の幸せ、の意味を伝えていくことができたら、と思います。 テディベアテラスがある日には、必ずこの「石巻かづま」さんのコーナーも設けていきます。 是非、ご覧になりにいらしてください。 商品として、お買い求めいただけなくても、10円からご寄付を受けつけていきます。 まずはご紹介でした。よろしくお願いします。 にほんブログ村 FC2ブログランキングは こちらはインテリア・雑貨部門! クリックお願いいたします ブログラム登録してみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年07月21日 20時40分05秒
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