テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:イベント・旅の一歩一歩
突然ですが・・・ 行ってまいりました。26日金曜日、渋谷公会堂。 一青窈 デビュー10周年ツアー 【HOTEL アカシア】 舞台にセットされた「HOTELアカシア」で、それぞれの想いを持って繰り広げられる 世界観を21曲分、たっぷり堪能してまいりました。 まるで、短編映画をたくさん見たかのような感動・・・ ゆみちゃんの日記はあとがき形式で、だからFacebookもほとんど日記形式なのですが、 今回だけは、「あと二日で、一青窈コンサート!」と、予告させていただきました。 そしたら思いがけずたくさんの「いいね!」が・・・ きっと、一青窈さんを嫌いな方って、いないんですよね。 一青窈と言えば、「もらい泣き」と「ハナミズキ」しか知らない方も、「歌のうまい人だよね~」 って、みんな好感を持っているのだと思います。 ゆみも別に、日記で一青窈さんが好きです、と言ったこともないですが、 10年前「目ざましテレビ」で初めて、もらい泣きとともに一青窈さんが紹介されてた時から すごいな~と思ってました。 今年、10年ぶりくらいで再会した中学校の同級生が、熱烈な一青窈ファンだと聞きました。 (年賀状のやり取りは30年も続いてるのですが今年久々ゆっくり話すことができました。) ミュージックラバーズという番組の一青窈さんの回の予告を見て、来週出るよ~とメールしたら、 「その収録、会場にいたよ。」と言うので、これは筋金入りだ!と思いました。 彼は中学校卒業から、高校・大学と多感な・・・恋と失恋の時代を知り合ってる同志なので (当時は、歌姫中島みゆきを聴いて泣いてましたが)その人が絶賛する「現代の歌姫」なら ぜひぜひコンサートにも行ってみたいな、と頼んでおいたら・・・ この度「10/26(金)渋谷公会堂のチケットが届きました! 10列目となりますが、いいですか?比較的前の方だと思いますよ。」 と連絡いただきました。 いやいやいや・・・比較的…って。ゆみにしてみたら最高に前のほうだよ。 一緒に行く約束のみいこも、「言い方がニクイよね~」って、二人で超楽しみにしていました。 張り切って12時から渋谷にスタンバイのゆみたちと違って・・・ 彼は「開場」した時まだ「渋滞であと2キロ~」なんて言っていて、焦ったけど、 どうにか間に合い会場へ・・・ 夢の世界が始まりました 渋谷めぐり編はまた別の日記に書きますよ。 開場は6時。もうここにスタンバイ。 これから始まる夢の世界に、ワクワク吸い込まれていく人たち。 無事前から10番目に着席。 ゆみたちの席の前は、車いす席になっていたので、実際には席は前から4列目でした。 「きっと顔まで見えるね~」と皆さんに言われていたとおり、一青窈さんの想像をはるかに超えた 美しさがちゃんと見えたのですが、すぐに立ち見になり、あとはずっと立って(踊って?)たので 逆に足元のほうは全然見えなかったです。 もう何よりびっくりしたのは、まさかのパワフルなステージ!! 皆さん、一青窈さんだからきっと座ったままだし、しっとりと歌う静かなステージだよね と思っていたと思うのですが、そう思っていたら、かなりの衝撃です。 テレビで見える感じとは全く違いました。 登場が上の写真の赤いドレス(決してゆみが会場で撮った写真じゃないですよ)でした。 もうその鮮やかさ、いえ艶やかさ、妖艶な感じは本当にびっくりでした。 歌がうまいね、とか軽く言えないほどの、その歌唱力の圧倒的な素晴らしさに、すぐに HOTELアカシアの世界に引き込まれてしまいました。 中でもゆみがよかったのは「喝采」。 きっとゆみよりちょっとでも若い人はもう、本家の歌を全然知らないんだろうな~。 ゆみは幼少時代こまっちゃくれた奴だったので、あの歌をわかったような気になって 歌ってた記憶があります。 幼いながらにあの切なさを気に入っていた気がします。 先日ちょうど、「僕らの音楽」で、谷村新司さんが、「もう昭和歌謡のように世界観のある歌は 二度と出てはこないだろうと思う。ちあきなおみの喝采のような、あんな歌を歌いこなせる 歌手はもう生まれない。」とお話されていて、 自分の中では喝采がマイブームだったので、今回タイムリーに聴けた一青窈さんの「喝采」、 その世界の中に浸って、もう鳥肌が立つやら、涙があふれるやら、大変でした。 一青窈の演じた「喝采」は本当にひとつの映画を見てるようでした。 更にびっくりは、超ダンサブル! あんなに踊れる人だと思ってなかったので、そのパワフルさとチャーミングでキュートな 声とダンスにくぎ付けです。 何度も会場から「窈ちゃ~ん♪」と声援が飛んでいました。 これに応えるお返事もまたキュートで、こんな可愛い人だったんだ、ってびっくり。 黄色いふりふりミニスカートや、濃いピンクのウィッグも全然違和感なく似合ってて、 そのステージは超盛り上がって楽しかったです。 「江戸ポルカ」で一緒に振付けて踊ったので、今朝(翌日)起きたら手が上がらない。 なんだ、四十肩?と思ったら、そうそう、ノリノリで踊ったからなのでした。 ててとてとてとしゃん♪ です(^_^;) 同級生君はすごい気が利いて・・・実はあんまり曲もよく知らないゆみたちのために 携帯で、歌われる歌のメニューを送ってきてくれてました。 前日ににわか予習のゆみでしたが、このメニューはコンサート中、大変役に立ちました。 でも、楽しいステージはあっという間。 え、もう全部歌ったの? もうアンコール?って感じでした。 このコンサートは一青窈10周年に際し、自分のルーツを探るテーマがありました。 台湾のお父さん、日本のお母さん、どうやって知り合ったかを探る旅に出てきたそうです。 そのTV番組はゆみは見逃しちゃったのですが。 それでもわからなかったいきさつ…。でも自分の命が今ここにあることが何よりの証、 と精一杯歌うことを誓っていました。 彼女は6歳でお父さんを、17歳でお母さんを、亡くしていたのです。 お父さんやお母さんに聴かせたい歌を多く選んでました。 こちらが会場にあった、歌う曲リスト。 激しいダンスステージの最後の最後のアンコール曲は、タイトなロングドレスに着替えての 「ハナミズキ」。 大ヒット曲で知らない人はいないこの曲ですが、意外とみんな意味がいまいち掴めないまま 聴いていることが多いようだと、自ら意味を話してくれました。 登場人物は自分、自分の友達、そして自分の友達の好きな人。の3人。 詩の中では、「僕」になっていますが・・・この歌はアメリカの9.11テロがあった時に ニューヨークにいた親友と、親友の好きな人のことを思って作った歌だそうです。 たとえばもしも、地球に大災害が起こって・・・人がみんないなくなってしまうようなときに、 空から「ノアの箱舟」が下りてきて、「助けられる人はあと二人」となったとします。 自分も助かりたい・・・でも、自分が助かっていったい何ができるだろう、と考えた時 それよりも「自分の好きな人と、その人が好きな人」が助かってくれたらいい、 と思う心、「お先に行きなさい」と譲る心、をみんなが持っていたら、この世の中の何かが 変わっていくのかもしれない・・・ 自分のそんな努力がいつか実を結ぶのかもしれない。。。 「君と好きな人が100年続きますように」と願い続ける心が、いつか平和に結ぶつく のかもしれないと、真剣に思って作った歌なんだそうです。 人間が自分自分を主張して、おかしくなっていく最近の事件にも触れ、 人が人の幸せを心から願ったら世の中は変わるかもしれないと言っていました。 最後に彼女はこう言いました。 「そして私はいつも願っています。 ”あなた”とあなたの好きな人が100年続きますように・・・ お聴きください… <ハナミズキ>」 思い浮かべられる人がみんなそれぞれいるのでしょう・・・ だからもう、じっくり聴かせていただいた最後のハナミズキは、涙でいっぱい・・・ コンサートが終わって、はっと気づけば、下からゆみの顔を覗き込む、みいこのいたずらっぽい目。 そりゃあ、泣くさ・・・ みいこだって泣いたくせに・・・ みんなそれぞれ人生にはいろいろあって、だから自分の人生と共に聴いたハナミズキは 会場のみんなの心をそれぞれ泣かせたと思います。 すごく意味のあるひと時でした。 自分にも自分にできることあるんだよなと、精いっぱい神から授かった贈り物を生かして 輝いてる人を見て思ったし・・・ パワフルさを見て、うん、がんばろう!って思ったし、 同時に、真に人を地球を愛する姿勢に、やさしい気持ちになりました。 チケットとってくれた同級生君に感謝。 ありがとうございました。 こんな機会がまたいつか持てたら素敵です。 たくさんのグッズの中から、写真集(¥3500)とふりかけ(¥600)買いました。 写真集、奮発しましたが、詩もあってすごく素敵でした。ゆっくり堪能します。 ゆみの感性でコラージュ。彼女の想いを受け取ります。 「母が父のために仕立てたチャイナドレスに似せて、 父が母のために仕立てた着物に寄り添って・・・ 二人がデートしたであろう場所、父が母に見せたかった景色の中で 思い出をなぞってみました。」 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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