テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:イベント・旅の一歩一歩
池上本門寺に行ってきました。 名前はよく聞くお寺ですが、行ったのは人生で初めて。 行った理由はお墓参り。昨年11月に亡くなった、親友のご主人がここに眠っています。 そう、海王星に旅立ったあの方です。 デザイナーとして最初にゆみの字や絵の価値を評価してくれた方は、亡くなってなお、 「送る絵」を描かせてくれたり、送る会の司会をさせてくれたり、そして空に行ってから きっといろいろ見えたのか、必要な出会いをプレゼントしてくれました。 その一連の流れを親友と(しゃぶしゃぶ温野菜にて)話しているとき、親友が 「ゆみちゃん、きっとそれは隆からのお礼だよ。」と言って泣くので… 「そっか。お墓参りに一緒に行くよ。」とお約束。 お礼が言いたいのは私の方だったので。 池上本門寺。皆さんもよく聞く名前だと思うのですが、そこに代々のお墓があるのは 由緒正しきすごいことなんだそうです。 観光でお寺に行くのは、ここ数年多いのですが、宗派とかに詳しくはないので今回 池上本門寺についてちょっと学びました。(うちは違う宗派なので) 池上本門寺は、日蓮聖人が今から約七百十数年前の弘安5年(1282)10月13日辰の刻、 61歳で入滅(臨終)された霊跡です。 長栄山本門寺という名前の由来は、「法華経の道場として長く栄えるように」 という祈りを込めて日蓮聖人が名付けられたものです。 大檀越の池上宗仲公が、日蓮聖人御入滅の後、法華経の字数(69,384)に合わせて 約7万坪の寺域を寄進され、お寺の礎が築かれましたので、 以来「池上本門寺」と呼びならわされています。 都内、大田区池上に7万坪の敷地で広がる池上本門寺。 目当てのお墓近くに駐車場があって、しかもエレヴェーターで登れるのですが、 せっかくだから、総門から入り、96段の階段を上ることにしました。 総門は主柱間5.3メートルを測る壮大な門で空襲を免れて大田区文化財になってます。 江戸時代・元禄年間(1688-1704) 総高6・5メートル 素木の総欅造 切妻屋根 銅板葺(当初は瓦葺) 此経難持坂(シキョウナンジザカ)加藤清正公の築造寄進 名称の由来は、『妙法蓮華経』見宝塔品第十一、此経難持の偈文96字にちなむ。 末法の世に法華経を受持することの至難を忍び、信行することの尊さを石段を上ることの 苦しさと対比させ、経文を読誦しつつ上れば自然にのぼれる、と言い伝えられている。 大田区文化財 桃山時代・慶長年間(1596-1615) 無事歩いて上がれました。階段を上がると仁王門(三門)があります。 ここの仁王様の前に立った時、親友が「この仁王様は昭和になって建て替えられて、有名な プロレスラーがモデルらしいよ。」と言ったので、「あ、じゃあ力道山なんじゃない?」と 答えました。なぜかというと、さっき車で「力道山のお墓」という矢印を見たからです。 ここまでは寄ってみたけれど、顔をアップで撮っていいかわからなかったのでやめました。 きっと力道山なんだね、と見てきたのですが、帰ってきてから調べてみたら、どうやら アントニオ猪木さんらしいです。 力道山の菩提寺であること、節分には芸能人やお相撲さんといっしょにプロレスラーも 豆まきをすることから、プロレスと縁の深いお寺であること。 歴代の仁王様じゃなく、現代の骨格や体格の像を作りたいとモデルを現代人にしたそうです。 いわゆる仁王立ちの立ち姿ではなく、片足で踏ん張っている像だそうです。 ゆみが撮ってる写真だとそこまでは見えない。 今度行ったら、そう思ってじっくり見てみましょう。 三門を通ってからまだずっと先に大堂があります。 中に入って、ゆみはご朱印帳をお願いします。 もう何年だろう、あちこちを回って、3冊か4冊になったご朱印帳。 でも昨年後半はどこにも行ってなくてここは御嶽神社以来でした。 親友は檀家さんなので、「南無」を書いてもらってました。 二人で天井を見上げると龍の絵。他のお寺の天井と比べてあまりはっきりしてないな と思ったら、未完成だったみたいです。 外陣の天井画を大田区在住の川端龍子画伯に委嘱。 画伯は、その龍図の完成をみることなく逝去されたが、奥村土牛画伯が眼を点じて 開眼供養をとげた。 未完ゆえ龍と判別しがたいが、画伯の遺作として、今も多くの人が訪れる。 旧大堂はすべて戦争で焼失してしまったそうです。 昭和39年建立 開堂供養大導師は第79世伊藤日定聖人 鉄筋コンクリート造 入母屋造 本瓦葺 間口15間 奥行16間 240坪 棟高27.27メートル この渡り廊下のようなものはなんだろう?って思って、二人で考えたのですが、 ゆみがふと、本門寺の豆まきがいつもテレビで映るのを思い出し、 「芸能人やプロレスラーが節分の豆まきするからじゃない?」と言ってみたら、 「ゆみちゃん、当たりだった。」って。 その日は大混雑でしょうから、普通の日にゆっくりお参りできてよかったです。 お参りを終えて、いざ、お墓参りへ… 手作りお菓子をお供えしようかと思ったのですが、お墓は食べ物を置きっぱなしに したらいけないので、食べるものはお家に遊びに行くときにして、今回はお酒。 前日、「そういえば新座のお酒があるんだ」と報告。 偶然思い出したのですが、それがまたピタッと当てはまりました。 それを持って、あと、お礼なので、お花はゆみが買わせてもらって、お墓参りできました。 出来合いの仏花じゃなくて、好きだった白と紫の花だけで花束を作っていただきました。 続きは、もう一つ日記書きます。 池上本門寺お墓参り&初詣。 …つづく。
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最終更新日
2015年02月07日 15時40分16秒
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