テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:アーティストの一歩一歩
裕実展前・・・とにかく頑張ろうって日々思ってました。 個展が、最初で最後、って言いきるのは変だ、って、まだ若いんだからこれから 何度も個展はするでしょうって… みんな言ってくれたのですが、本当に ある意味最初で最後の裕実展のつもりで、取り組んでいました。 絵を描く、ということを始めてからの、ほとんど全部の作品を会場に並べたいと 思っていたからです。 日頃は廊下に包んだまま立てかけてあったり、クローゼット奥にしまわれてる絵たちを もう一度、光の中に出してあげよう、そう思ってました。 だから、新しく描く絵は最低限にして、やっていたのは家の中のガラクタ探し(笑)。 そんな中、この頃よく虹が出ました。 これってよく見ると、二重です。二階の窓からの虹。 (他の人がFBに載せてたのは、みんなもっとはっきりと二重に弧を描いてました。 高層マンションに住んでる人のは、邪魔するものが何もなくきれいでした。) 根本の方はしっかりと色が出ていました。 ズームしたらこんな感じ。 そしてなんと、翌日にも虹が出ました。 今度は前日の根元と違う側が濃い虹。(この写真はコントラスト加工してます。) 改めて、虹ってきれいなものですね。そして本当に七色。 虹を描くようになったのは、虹に希望を投影したかったから。 空に虹が出るように、心に虹が出る日を信じていたかったから。 いつかきっと…。その思いが虹と重なったから。 普段から、空を見上げることが多いです。もう癖のようなもの。 空は遠くまで繋がっているから。 だから空の変化には敏感です。雲の流れもよく見ます。雲の形も気になります。 生きていく節目に、朝焼けや夕焼けがあったから、そういう日にはきっと 意味があるんだと思っています。 虹が続いた日から二日ぐらいしたテディベアテラス中。 今度はこんな夕焼けしてました。 いつかの朝焼けは、これからがんばらなくちゃいけないことの象徴だったのですが この日の夕焼けは、なんだか裕実展、うまくいきそうな予感、って見えました。 絵はまだ描き終ってなくて、焦ってもいたのですが、きっとうまくいくよ、って 空が言ってくれたような気がしました。 こんなギリギリの日付けになって、裕実展のご案内を発送しました。 ネットで繋がってる人は、もう十分お知らせを見かけていると思うので、あえてお知らせを 送ることはしませんでした。 ご案内を送ったのは、長年、そう20年、30年、年賀状のやり取りが続いてる方たち。 毎年の年賀状だけで、無事を知らせている友達や恩師の方々へ、もしもよければ長年 お会いできないけど、お会いする口実になりませんか?という内容の裕実展案内を させていただきました。 作品なんて、大したことないんだけど、もし会いたいなと思ってくれる方がいらしたら 会場でお待ちしていますと。封筒も印刷して送らせていただきました。 あまりにも間近だったですが、それでも来てくれる方がいらしたら嬉しいなと。 あんまり早くから大宣伝することは避けたいなと思っていたので。 連絡はいただかなくても大丈夫って言ったけど、送って早々にメールで、 今回は行かれないけどがんばってね、と言ってくれた方がいました。 少ししたら、応援してるねと、お手紙やお菓子が届いたりしました。 この年になると、自分が病気だったり、ご両親の介護があったりとみんな大変です。 でも、連絡を取り合えるきっかけになってよかったです。 さて話は最初に戻って・・。裕実展は、これまでの集大成なんです。 家の中を探ったら、自分でも忘れてた作品がいっぱい。 習い事の域を出ない作品は置いていくとして、オリジナルを描きはじめた時が、 画家の始まりだったと思うので、そこからの作品はみんな展示したいなと思ってます。 初めて書いたオリジナルの大作で、すごく評価していただいた作品や 平泉展で賞をとったけど、まだ日記に載せてない作品や、思い出のディープインパクトや 優しい絵だといつも言っていただくボタニカルアートや。 クマの絵を描く前の作品も並べます。それがみんな足跡だから。 裕実展の壁に飾ることができたら、裕実展には来ることができない、遠くの人にも 日記を通して見せることができるので、これまでの集大成を見てもらいたいと思います。 そんな風に、昔の作品を全部展示するのは、やっぱり最初で最後の試み。 どんな5日間になるのかわからないけど、ワクワクしていました。 そして、期間中に、会場に虹を描こうと思って企画していました。 大きな色画用紙を買って、その場で描くのです。 大切な観覧車と、空に大きくかかる虹。クレヨン買ってスタンバイです。
desighed by Chee お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月29日 01時11分29秒
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