テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:アーティストの一歩一歩
期間中にお知らせとして書いたものも、終わってすぐに写真だけ載せたものも ありますが、本格的レポは、ここから始まります。 裕実展、って何度も文字にしていますけど、実際にどんな会場だったのかなって 自分でレポしたいと思います。 まずは、どんなことしたかったのか、ってことと、自分の思いをお話します。 何度も重複して言ってると思うんですけど、裕実展ができたのは、目白のギャラリー フリーウィングスのオーナーの山手渓子さんのご厚意によるものです。 2011年からご縁をいただいて、作品を出させていただいてたフリーウィングスが 年内に閉じるということで、ラスト一年に、ゆみさんの個展を…と言ってくださって 実現したことなんです。本当に感謝しています。 素敵な会場があったからこその裕実展です。 お正月にさっそく日取りを決めて、5日間連続でお休みになるシルバーウィークを 全部抑えていただきました。もちろん貸切です。 広い会場、全部自由に使ってくださいって。ドキドキでワクワクでした。 前から、いつかここで個展ぽいものを、って山手さんとお話してたので、 こんなことしよう、こんな風にしようって、いっぱい想像してました。 これまで描いてきたもの、古いものも引っ張り出して、原点から展示しよう。 絵を飾るだけじゃなくて、作品をお買い物もできる会場にしよう。 雑貨も並べて出張テディベアテラスにもしよう。 家族で楽しめる、子供が来ても楽しいことしよう。 いつもゆみさんはここね、と使わせていただいてる窓辺はどんなふうにしようかな? 会場の真ん中にはテーブルを置いて寛ぎスペースにしたいな。 入り口付近の壁はどう使おうかな?何を展示していこうかな? ギャラリーを思い浮かべて、手持ちの作品を、どこにどう飾ろうか、 何度もシュミレーションしてみました。 昨年から、銀座のギャラリーの毎月のサロン展の会員になって、サムホールサイズの キャンバスにテーマを描いてきた、ゆみクマ絵が、もう20枚以上たまっています。 それから、東京都美術館のベラドンナ展に出した大きめの絵もあります。 それらは皆、自分の中では一つの隠れテーマで繋がってるので、それを一堂に会して 展示するのも、楽しみでした。 銀座では、一枚ずつ展示されていたので、全部を並べたことがなかったのです。 フリーウィングスは飲食も自由なので、ゆみカフェもやっちゃおう!と思いました。 ゆみがお茶やコーヒーを淹れて、ゆみのお菓子を召し上がっていただいたり販売したり。 ゆっくりくつろいでいただける会場にしたいなと。 それにはワインも不可欠・・・って思ってて、それには強い味方が付いてるし、 と想像も膨らみました。 ゆみのお絵かきの歴史の中では、クマ絵はまだ最近のことなんだけど、 今は「クマのお絵かき屋さん」としてやっていこうと思っています。 なので、テディベアは裕実展に不可欠。 それは最初からイメージしてて、テディベア作家さんにもご協力いただくことで、 裕実展が、ゆみらしく完成するんじゃないかなと思ってました。 なので、フリーウィングスに有った、ガラスのショーケースは、テディベア作家さんに 使っていただこうと決めました。ライティングもできる棚です。 こんな風に、最初に思い浮かんだことは、毎日どんなふうにやっていこうかと イメージトレーニングを何度も重ねて・・・前日丸一日の搬入日に、思い通りに 展示を完成することができました。 今、裕実展が終わって振り返ると… 最初に思ったことは、たぶん全部実現できてたと 思います。想像の中に作った会場は、ちゃんと現実のものになっていました。 それプラス、一緒に参加してくださった方のアイディアやコラボ作品が 加わって、当初思った以上に、盛り沢山な華やかな会場と日々の内容になりました。 そして何より、実際に足を運んでくださったお客様が、裕実展を日々作ってくださいました。 ゆみが招待状を出したことで訪ねてくれた友人たちや恩師。 そしてこの日記を読んで訪ねてくださった方。お店の常連さん。 コンベンションや山中湖でチラシもらって、来てくださった方。 すごく懐かしい人たちと、はじめまして、の人たちと…。 皆さんが、裕実展のために足を運んでくださったんだ、ということのありがたさを かみしめた5日間でした。 最終日には、なんと思いがけないギターコンサートも開いてくださり、 自分がこれまで関わってきた方とのいろんな思いが混じりあった会場になりました。 人のご縁っていうのは不思議なものですね。 思わぬ素敵なことをもたらしてくれるんですね。 個展って病み付きになるのよ、って先輩画家さんが言ってくれてた意味が 裕実展終ってわかった気がしています。 毎日刺激的で、嬉しくて、素敵な時間でした。 いろんな忙しいことをやりくりして、来てくださった方に心から感謝しています。 来てくれたことが全て、って思います。 本当はゆみちゃんの個展行きたかったけど体の具合が悪かったり、どうしても用事が あって行かれなかった、という方もいらっしゃいます。 実際に会場で、見てほしかったな~って残念に思いました。 でも、日記で見せてね、いっぱい載せてね、と言ってもらえて嬉しいです。 そうだね。ここから会場をくまなくお見せすることはできます。 こんな作品を飾ったよ。こんな方が来てくれたよ。こんなことがあったよ。 って、自分でレポすればいいんですね。 裕実展をやったゆみは、楽しかったです。 自分の作品に囲まれてたらいやな気持がするかな?と思っていたのですが、 自分の作品だらけの会場は、なんか安らげて、楽しくて、そして満足でした。 思いを絵にして…その絵がいっぱい並べられて、また思いを新たにして… だけどそれはまぎれもない自分の思いなのだから、違和感がなかったです。 最後に会場に作った観覧車も、出来栄えがどうこうじゃなくって、すごく 自分らしい会場になったという満足感があります。 表したかったことが表わせた個展は、自分にとって最高の表現の場になったし ここまで歩んできた人生の集大成でもあったし、これからに繋がる希望、 でもありました。 あらためて…関わってくださったすべての方に感謝申し上げます。 そして自分も、がんばったね、って褒めてあげたいと思います。 がんばれる体と心があるのだから、また頑張っていかれるはずです。 これからも…。またもう少し、がんばる日々は続きそうですね。 作品の写真… 次回日記から載せていきます。見てください。
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最終更新日
2015年10月30日 01時19分49秒
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